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【恋人との未練を断ち切りたい人へ】【和訳/曲解説】Taylor Swift-we are never ever getting back together【失恋ソング・洋楽2010年代ヒット曲】

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"We Are Never Ever Getting Back Together"は、2012年にリリースされたテイラー・スウィフトのヒット曲です。この曲は、彼女のアルバム「Red」に収録されており、元恋人との関係を断ち切る決意を歌っています。キャッチーなメロディーと率直な歌詞が特徴で、多くのリスナーに共感を呼びました。この曲は、ビルボードのホット100チャートで1位を獲得し、テイラー・スウィフトの代表曲の一つとなっています

dontlookback.hateblo.jp


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和訳

I remember when we broke up the first time
Saying, "This is it, I've had enough"
'Cause like we hadn't seen each other in a month
When you said you needed space
What?

初めて別れた時のことを覚えてる
「これで終わりだ、もう十分だ」って言いながら
だって、1ヶ月も会ってなかったんだもの
君が「距離が必要だ」って言った時に
何だって?

単語
broke up: 別れた
this is it: これで終わりだ
had enough: もう十分だ、限界だ
needed space: 距離が必要だ、時間が欲しい

イディオム
"this is it": これで終わりだ、決定的な瞬間や出来事を示す
"had enough": 十分だ、もう我慢できない

 
Then you come around again and say
"Baby, I miss you, and I swear I'm gonna change, trust me"
Remember how that lasted for a day?
I say, "I hate you", we break up, you call me, "I love you"

そしてまた君が戻ってきて言うんだ
「ベイビー、君が恋しいよ。絶対に変わるって誓うよ、信じて」
あれが1日しか続かなかったの覚えてる?
僕が「君が嫌いだ」って言って、別れて、君が電話してきて「愛してる」って

単語
come around: 戻ってくる、再び現れる
swear: 誓う
trust me: 信じてくれ
lasted: 続いた
break up: 別れる

 
Ooh, ooh-ooh-ooh-ooh
We called it off again last night but
Ooh, ooh-ooh-ooh-ooh
This time, I'm telling you, I'm telling you

おお、オーオーオーオー
昨夜また別れを決めたけど
おお、オーオーオーオー
今回は、言っておくよ、言っておく

単語
called it off: 終わりにした、取り消した
last night: 昨夜
this time: 今回
I'm telling you: 君に言っておくよ、はっきり言うよ

イディオム
"call it off": 取りやめる、終わりにする(ここでは別れを意味する)

We are never, ever, ever getting back together
We are never, ever, ever getting back together
You go talk to your friends, talk to my friends, talk to me
But we are never, ever, ever, ever getting back together
Like, ever

私たちは絶対に、もう二度とヨリを戻さない
私たちは絶対に、もう二度とヨリを戻さない
君は自分の友達に話しに行って、私の友達にも話しに行って、それから私にも話しかけてくるけど
でも私たちは絶対に、もう二度と、もう一度もヨリを戻さない
もう、絶対に

単語
getting back together: ヨリを戻す
talk to: 〜に話しかける、話す
ever: 一度でも、絶対に

 

I'm really gonna miss you picking fights
And me falling for it, screaming that I'm right
And you would hide away and find your peace of mind
With some indie record that's much cooler than mine

君がけんかをふっかけてくるのが、正直ちょっと恋しくなるだろうな
そして僕がそれに引っかかって、「僕が正しいんだ!」って叫ぶことも
君はどこかに隠れて、自分の心の安らぎを見つけるんだよね
僕のよりずっとカッコいいインディーズのレコードを聴きながらさ

単語
picking fights: けんかをふっかける
falling for it: それに引っかかる、信じる
screaming: 叫ぶ
hide away: 隠れる
peace of mind: 心の安らぎ
indie record: インディーズのレコード

イディオム
"fall for it": それに引っかかる、騙される

Ooh, ooh-ooh-ooh-ooh
You called me up again tonight but
Ooh, ooh-ooh-ooh-ooh
This time, I'm telling you, I'm telling you
おお、オーオーオーオー
昨夜また別れを決めたけど
おお、オーオーオーオー
今回は、言っておくよ、言っておく
We (we) are never, ever, ever getting back together
We are never, ever, ever getting back together
You go talk to your friends, talk to my friends, talk to me (talk to me)
But we are never, ever, ever, ever getting back together
私たちは絶対に、もう二度とヨリを戻さない
私たちは絶対に、もう二度とヨリを戻さない
君は自分の友達に話しに行って、私の友達にも話しに行って、それから私にも話しかけてくるけど
でも私たちは絶対に、もう二度と、もう一度もヨリを戻さない
 
Ooh, ooh-ooh-ooh-ooh (yeah!)
Ooh, ooh-ooh-ooh-ooh-ooh (yeah!)
Ooh, ooh-ooh-ooh-ooh (yeah!)
Oh-oh-oh!
I used to think that we were forever, ever
And I used to say, never say never
Ugh, so he calls me up, and he's like, "I still love you"
And I'm like, I'm just, I mean, this is exhausting
You know, like we are never getting back together
Like, ever (no!)

昔は、私たちは永遠だと思ってたんだ、ほんとに
それに、「絶対なんて絶対に言わない」って言ってたけど
はあ、そしたら彼が電話をかけてきて、「まだ君を愛してる」って言うのよ
私は「もう、ほんと、疲れちゃった」って感じで
わかるでしょ、私たちは絶対にもうヨリを戻さないんだって
絶対に(無理!)

単語
forever, ever: 永遠に、本当に
never say never: 「絶対なんて絶対に言わない」(有名なフレーズ、状況は予測できないという意味)
exhausting: 疲れる、消耗する
getting back together: ヨリを戻す

イディオム
"never say never": 絶対に~しないとは言わない、状況はどうなるかわからない

We are never, ever, ever getting back together
We are never, ever, ever getting back together
You go talk to your friends, talk to my friends, talk to me
But we are never, ever, ever, ever getting back together
We (ooh, ooh-ooh-ooh-ooh, ooh, ooh-ooh-ooh-ooh-ooh)
Getting back together
We (ooh, ooh-ooh-ooh-ooh), oh
Getting back together
You go talk to your friends, talk to my friends, talk to me (talk to me)
But we are never, ever, ever, ever getting back together

私たちは絶対に、もう二度とヨリを戻さない
私たちは絶対に、もう二度とヨリを戻さない
君は自分の友達に話しに行って、私の友達にも話しに行って、それから私にも話しかけてくるけど
でも私たちは絶対に、もう二度と、もう一度もヨリを戻さない

私たちは(オー、オーオーオーオー)
ヨリを戻さない
私たちは(オー、オーオーオーオー)、ああ
ヨリを戻さない
君は自分の友達に話しに行って、私の友達にも話しに行って、それから私にも話しかけてくるけど
でも私たちは絶対に、もう二度と、もう一度もヨリを戻さない

単語
getting back together: ヨリを戻す
talk to: 〜に話しかける、話す

曲解説

Taylor Swift(テイラー・スウィフト)の「We Are Never Ever Getting Back Together(ウィー・アー・ネヴァー・エヴァー・ゲッティング・バック・トゥゲザー)」は、2012年にリリースされ、瞬く間に大ヒットを記録したポップソングです。この楽曲は、テイラー・スウィフトが持つ失恋ソングの代名詞として知られ、恋愛における未練や迷いを断ち切る強い意志が込められています。キャッチーなメロディとストレートな歌詞がリスナーに共感を呼び起こし、テイラーの音楽的な転換期を象徴する楽曲となりました。

今回は、この楽曲の制作背景、歌詞に込められたメッセージ、音楽的要素、そしてポップミュージックにおける影響について詳しく解説します。

アルバム情報

「We Are Never Ever Getting Back Together」は、2012年にリリースされたテイラー・スウィフトの4枚目のスタジオアルバム『Red』のリードシングルです。このアルバムは、テイラーがカントリーポップから本格的にポップスにシフトするきっかけとなり、彼女のキャリアにおいて重要な作品となりました。シングルとしてリリースされた「We Are Never Ever Getting Back Together」は、アメリカのBillboard Hot 100で1位を獲得し、彼女にとって初の全米チャート1位のシングルとなりました。

アルバム『Red』は、失恋や混乱した感情、成長などをテーマにしており、特に「We Are Never Ever Getting Back Together」は、その中でも最もエネルギッシュで決意に満ちた楽曲です。

 

Taylor Swiftとは

テイラー・スウィフトは、アメリカのシンガーソングライターであり、カントリー音楽でキャリアをスタートさせ、その後ポップミュージックへと移行しました。彼女は、感情的で個人的な歌詞と、リスナーが共感できるストーリー性のある楽曲を特徴とし、特に恋愛や失恋をテーマにした楽曲で大きな成功を収めています。

「We Are Never Ever Getting Back Together」は、彼女のポップ音楽への移行を象徴する楽曲であり、彼女のシンガーソングライターとしての才能と、ポップアイコンとしての地位を確立する重要な一曲です。

「We Are Never Ever Getting Back Together」の誕生と背景

「We Are Never Ever Getting Back Together」は、テイラー・スウィフトとプロデューサーのマックス・マーティン(Max Martin)、シェルバック(Shellback)によって共作されました。曲は、テイラーがかつての恋人に対して感じた混乱と決意を反映しており、特に相手が関係を繰り返し戻そうとする試みに対する彼女の強い拒絶を描いています。

この楽曲は、ポップスの要素を取り入れたキャッチーなサウンドと、シンプルで分かりやすい歌詞が特徴です。また、当時の恋愛関係を反映した個人的なストーリーが元になっており、特にテイラー自身が経験した感情の浮き沈みが反映されています。

歌詞には、元恋人との関係に戻ることはないという強い意思が繰り返され、サビの「We are never ever ever getting back together」というフレーズは、シンプルでありながらも強いメッセージを持ち、リスナーに強い共感を与えました。

制作秘話 - シンプルな歌詞で伝える強い決意

「We Are Never Ever Getting Back Together」の特徴の一つは、非常にシンプルな歌詞とキャッチーなフレーズです。テイラーは、失恋ソングを通じて感情を表現するのが得意ですが、この曲ではシンプルなフレーズを繰り返すことで、関係を断ち切る強い決意をリスナーに印象付けています。曲の制作過程においても、テイラーは元恋人との関係についてのエピソードをチームと共有し、その感情を反映させながら歌詞を仕上げました。

特に、歌詞の「we」と「you」を繰り返すことで、相手に対する距離感と決意を表現しており、シンプルな言葉でありながらも、感情の変化や心の整理が垣間見える構成になっています。

歌詞に込められたメッセージと解釈

「We Are Never Ever Getting Back Together」の歌詞は、失恋後の迷いや葛藤を乗り越え、最終的に相手との関係に終止符を打つという決意がテーマです。特に、サビ部分では「We are never ever ever getting back together(私たちは絶対によりを戻さない)」という強いメッセージが繰り返され、失恋からの解放と自己肯定を象徴しています。

また、歌詞には、元恋人が関係を修復しようとする試みに対して、もう一度やり直すのは無駄だという気持ちが込められており、感情的な揺れ動きが感じられます。「You go talk to your friends, talk to my friends, talk to me(君は自分の友達や私の友達、そして私にも話しかけてくるけど)」というフレーズでは、複雑な人間関係が描かれ、恋愛における混乱や不安定さが反映されています。

この曲は、恋愛に疲れ、ついに自分自身のために「終わり」を選ぶという感情が、特に若い世代のリスナーに強い共感を呼び起こしました。

音楽的要素 - キャッチーなポップサウンドと軽快なビート

「We Are Never Ever Getting Back Together」の音楽的要素として、キャッチーなポップサウンドと軽快なビートが特徴です。マックス・マーティンとシェルバックによるプロデュースは、シンプルでありながらも洗練されたポップスの要素を強調しており、テイラーの柔らかいボーカルが曲全体を支えています。

テンポはアップビートで、サビ部分では特にリズムが引き立っており、聴き手がすぐに口ずさめるようなメロディになっています。また、コーラス部分の「We are never ever ever getting back together」のフレーズが繰り返されることで、楽曲のキャッチーさが際立ち、ポップソングとしての完成度が高いことが感じられます。

また、アコースティックギターのリフが曲全体に軽やかさを与え、楽曲に爽快なエネルギーをもたらしています。シンプルな構成でありながらも、ポップスのエッセンスを凝縮したサウンドが、この曲の成功を支えています。

音楽シーンへの影響と成功

「We Are Never Ever Getting Back Together」は、テイラー・スウィフトのキャリアにおいて非常に重要な楽曲であり、彼女がカントリーポップから本格的にポップミュージックへとシフトするきっかけとなりました。この曲は、リリース直後にアメリカのBillboard Hot 100で1位を獲得し、彼女にとって初の全米1位シングルとなりました。

この曲の成功により、テイラーはカントリーファンだけでなく、ポップスのリスナー層にも強くアピールすることができ、彼女の音楽的な幅を広げる結果となりました。さらに、この曲を通じて「失恋からの自己解放」というテーマが強調され、多くの若い女性リスナーに共感を呼び起こしました。

また、テイラー・スウィフトは、失恋ソングを歌うことで知られていますが、この曲はその中でも特に「断ち切る」強い意志が表現された楽曲として際立っており、彼女の音楽的成長を感じさせる一曲です。

雑学:曲の元になった実際の恋愛

「We Are Never Ever Getting Back Together」は、テイラーの実際の恋愛経験に基づいていると広く信じられています。特に、俳優のジェイク・ジレンホールとの関係が楽曲の元になっているのではないかと噂されており、テイラーは過去の恋愛を題材にして曲を作るスタイルで知られています。

まとめ

テイラー・スウィフトの「We Are Never Ever Getting Back Together」は、彼女のポップシーンへの本格的な進出を象徴する楽曲であり、失恋からの自己解放と強い意志をテーマにしたアンセムです。キャッチーなメロディとシンプルな歌詞が多くのリスナーに共感を呼び起こし、テイラーの音楽的な転換点として重要な役割を果たしました。

この曲は、テイラーの代表作の一つであり、彼女の成長と自己表現の幅広さを示すとともに、ポップミュージックにおける時代を象徴する名曲として音楽史に残る作品となっています。