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映画名: エイリアン2 / Aliens
ジャンル、公開日、制作国、上映時間
- ジャンル: サイエンス・フィクション、アクション、ホラー
- 公開日: 1986年7月18日(アメリカ)、1986年8月26日(日本)
- 制作国: アメリカ
- 上映時間: 137分(劇場公開版)、154分(特別編)
興行収入
- 約1億8300万ドル(全世界)
あらすじ
前作から57年後、冷凍睡眠状態で宇宙を漂流していたエレン・リプリーは、救助され地球へ戻る。彼女の報告したエイリアンの存在は信じられず、やがてエイリアンの発見された惑星LV-426に植民地が設置される。しかし、コロニーとの連絡が途絶えたことを受け、リプリーは宇宙海兵隊と共に調査に向かう。彼らは、数百匹のエイリアンがコロニーを占拠していることを知り、激しい戦闘が繰り広げられる中で、リプリーはコロニー唯一の生存者ニュートを守りながら、再びエイリアンと戦うことになる。
監督
- ジェームズ・キャメロン
カナダ出身の映画監督、脚本家、プロデューサー。『ターミネーター』(1984年)や『タイタニック』(1997年)、『アバター』(2009年)など、数々の大ヒット作を手がけている。キャメロンは壮大なビジョンと緻密なストーリーテリングで知られており、特にSFやアクションのジャンルにおいて、視覚的な革新と迫力ある演出で観客を魅了する。
キャスト
- シガニー・ウィーバー - エレン・リプリー
- マイケル・ビーン - ドウェイン・ヒックス伍長
- ポール・ライザー - カーター・バーク
- ランス・ヘンリクセン - ビショップ
- キャリー・ヘン - レベッカ・“ニュート”・ジョーダン
- ビル・パクストン - ハドソン
- ウィリアム・ホープ - ゴーマン中尉
- ジェニット・ゴールドスタイン - ヴァスケス
- アル・マシューズ - アパーン軍曹
ネタバレ
リプリーと宇宙海兵隊がコロニーに到着すると、すでにエイリアンによって植民者は全滅していた。彼らは生存者である少女ニュートを発見するが、次第にエイリアンの猛攻を受け、隊員は次々に犠牲になる。エイリアンの巣に潜入し、女王エイリアンと遭遇したリプリーは、ニュートを守るために女王エイリアンと対決し、激闘の末に彼女を倒すことに成功する。リプリー、ニュート、ヒックス、そしてアンドロイドのビショップは命からがら脱出し、冷凍睡眠状態で地球への帰還を試みる。
トリビア/雑学
- ジェームズ・キャメロンは、本作の脚本をわずか4日で書き上げたと言われている。
- シガニー・ウィーバーはこの役でアカデミー賞主演女優賞にノミネートされ、SF映画としては異例の快挙を成し遂げた。
- 映画に登場する宇宙海兵隊のキャラクターは、キャメロン監督によって実際に軍事訓練を受けさせられたため、リアリティのある動きが描かれている。
- 本作の成功により、「エイリアン」シリーズはホラーからアクション色の強いフランチャイズへと進化し、シリーズ全体のトーンを変える転機となった。
劇中歌
映画のスコアはジェームズ・ホーナーが担当しており、ポピュラーソングは使用されていないが、彼のスコアは作品の緊張感とアクションシーンをさらに引き立てている。
レビュー
『エイリアン2』は、前作のホラー要素にアクションと軍事色を加え、よりスリリングでダイナミックな映画として評価されている。批評家からは、リドリー・スコットの静かな恐怖とは対照的に、ジェームズ・キャメロンが生み出した爆発的なエネルギーとテンポ感が称賛された。特にシガニー・ウィーバーのリプリー役は、女性アクションヒーローの典型として称えられ、その強さと母性愛の描写が印象的とされている。視覚効果やサウンドデザインも非常に高く評価され、特にエイリアンの女王とのクライマックスシーンは、映画史に残る名場面として語り継がれている。一部では、前作の緊張感を犠牲にしたという批判もあったが、総じて映画ファンと批評家の両方から高い評価を受けている。