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怪盗グルーとミニオン大脱走 (Despicable Me 4)
ジャンル: アニメーション、アドベンチャー、コメディ、ファミリー
公開日: 2024年7月3日
制作国: アメリカ合衆国
上映時間: 94分
あらすじ
グルー、ルーシー、そして彼らの娘たちマーゴ、イーディス、アグネスは、新しい家族メンバーであるグルーJr.を迎え入れます。しかし、グルーJr.は父親を困らせることを楽しみます。新たな敵、マキシム・ル・マル(ウィル・フェレル)と彼のガールフレンド、ヴァレンティーナ(ソフィア・ベルガラ)に対抗するために、家族は逃走を余儀なくされます。
キャスト
- グルー(声):スティーブ・カレル
- ルーシー・ワイルド(声):クリステン・ウィグ
- マキシム・ル・マル(声):ウィル・フェレル
- ヴァレンティーナ(声):ソフィア・ベルガラ
- ポピー・プレスコット(声):ジョーイ・キング
- シラス・ラムズボトム(声):スティーブ・クーガン
- マーゴ(声):ミランダ・コスグローブ
- イーディス(声):ダナ・ガイアー
- アグネス(声):マディソン・ポラン
- ミニオンたち(声):ピエール・コフィン
ネタバレ
映画のクライマックスでは、グルーとポピーが協力して、マキシムと彼のガールフレンドヴァレンティーナの計画を阻止します。グルーJr.は一時的にマキシムによって変異させられますが、父親の励ましにより自分を取り戻し、マキシムを倒すのを手助けします。最終的に、家族は元の生活に戻り、グルーJr.の変異も元に戻されます。
トリビア/雑学
- 監督は、シリーズの共同創作者であるクリス・ルノーとパトリック・デラージュが務めています。
- 脚本はエミー賞受賞者のマイク・ホワイトと、シリーズ全作の脚本を手掛けてきたケン・ダウリオが担当しています (Illumination) (Cinemark)。
- グルーJr.という新キャラクターが登場し、物語に新たな展開をもたらしています。
レビュー
『怪盗グルーとミニオン大脱走』は、シリーズのファンにとって期待を裏切らない作品となっています。特に、スティーブ・カレルの演技や、ウィル・フェレルの新キャラクターが好評を博しています。視覚的な楽しさとユーモアが満載で、家族全員で楽しめる作品となっています。SNSでは、グルーJr.のキャラクターが話題になり、多くのファンが彼のユニークな性格を称賛しています (Illumination) (Cinemark)。
映画は家族向けのアドベンチャーとコメディとして、すべての年齢層に楽しんでもらえる内容となっています。
辛口感想
30点:どうしようもなく暇で時間を潰したいなら観てもいいかな
フラットにみたら50点(暇な時や移動中に観てもいい映画)だが、個人的な理由で30点。
シリーズの中で一番酷い作品。シリーズを追うごとに作品のクオリティが酷くなっていく。
まず、登場するキャラクターの人間性がどんどんなくなっていき、もはや舞台装置として役割しか持たされていない。特にかわいそうなのがマーゴ、イーディス、アグネスの3姉妹。
その最たるものが、3姉妹が作品を通してまったく年齢的に成長していないこと。
グルーと出会ってから何年経ってるのか?結婚して子どもまで生まれたのに。
もはや置物としてしょうがなく作品に出しているとしか思えない。
はっきりいってもはや作品に登場させる意味がない。元々孤児院で虐待されていたが、同じことが行われている。本来なら50点くらいでもいいかと思う点数だが、3姉妹に対する扱いへの怒りで、-20点。
なぜ制作はこの3姉妹をこんな扱いにするのだろうか?
怪盗グルーが人気作品となったのはグルーと3姉妹の血の繋がらないが、それ以上の絆で結ばれた絆に感動したからではないのだろうか?
そして、未だにファンがいて、求めてるのはグルーと3姉妹の物語ではないのだろうか?
2作目でルーシーを出したのが間違いで、早すぎた。もっとグルーと3姉妹で色んなストーリーが描けたはずなのに。
また、ミニオンも扱いも制作陣が手を焼いてるのが分かる。理由は2作品目からグルーとストーリーとは関係ない別行動を取らされていること。人気なので無理やりある程度の出番を確保しないといけない制約があるのではないだろうか?
そして、なぜ3作品目のラストがなかったことにされたのだろうか?個人的にドルーがライバルとして今後グルーと対決していく展開があると思ってワクワクしたのに何事もなかったかのようにミニオンは戻ってきて、ドルーとも付き合ってる。
ドルーがミニオンを引き連れて悪党になることでミニオンも生きるし、ドルーがヴィランになることでドルーもより生きて、素晴らしいラストだと思ったのだが。
今作のヴィランなんかなにも魅力がない雑なキャラクターだった。
(ヴィランもシリーズを追うごとに魅力がなくなっていく)
3作目のラストで4作目を楽しみにしていたのだが、こうなってしまうともう期待することはないかな。
(エンディング的にもう次作はないのかな)
細かいことを言うともっとある。
- ルーシーの美容院でのシーンは全く不要。スーパーマーケットのシーンも3姉妹の母親やってますということを伝えるためだけに作られている。
- 引っ越し必要だった?新キャラクターのポピーを登場させるだけに引っ越しさせたのか?引っ越しによる3姉妹のドラマがあるのかと思ったら全くないし、そうとしか考えられない。そしてポピーも登場させる必要はなかったし、物語とし必要だったのか?
- 制作陣が観せたいものを観せるためだけの無茶苦茶なストーリー。
- 子どもが虫にさせらたのに冷静な両親。もはや感情を捨てている。