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【映画レビュー/ネタバレあり】ジュラシック・ワールド / Jurassic World(60点)【アマプラ】

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ジュラシック・ワールド / Jurassic World


ジャンル: アクション、アドベンチャー、SF
公開日: 2015年6月12日(米国)、2015年8月5日(日本)
制作国: アメリ
上映時間: 124分

 


あらすじ

イスラ・ヌブラル島にある恐竜テーマパーク「ジュラシック・ワールド」は、かつての「ジュラシック・パーク」の後継として開園し、観光客で賑わっていました。経営者のクレア・ディアリングは、来場者を増やすために遺伝子操作で新種の恐竜インドミナス・レックスを作り出します。しかし、インドミナス・レックスは予期せぬ行動を見せ、パーク内で暴れ始めます。パークの恐竜調教師であるオーウェン・グレイディは、クレアとともに恐竜たちの暴走を食い止めるために奔走します。


キャスト


ネタバレ

インドミナス・レックスはパーク内で次々と恐竜や人々を襲い、パニックが広がります。オーウェンは自ら訓練したヴェロキラプトルのブルーたちを使ってインドミナス・レックスを止めようとしますが、インドミナスの知性と凶暴さは彼らを上回ります。最終的に、オーウェンとクレアはティラノサウルスを解放し、ヴェロキラプトルたちと協力してインドミナス・レックスを倒すことに成功します。パークは閉鎖され、恐竜たちは再び野生に帰されます。


トリビア/雑学

  • 映画の中で使用された恐竜のほとんどは、最新の科学的知見を反映しているが、エンターテインメント性を重視して一部の特徴は誇張されています。
  • インドミナス・レックスは架空の恐竜で、T-レックスやヴェロキラプトルなどのDNAを組み合わせて作られました。
  • オーウェンが訓練するヴェロキラプトルのブルーは、彼のリーダーシップと信頼関係を象徴する存在です。

劇中歌

ジュラシック・ワールド」のサウンドトラックは、マイケル・ジアッチーノが作曲しました。ジョン・ウィリアムズによるオリジナルの「ジュラシック・パーク」テーマも、映画の中で使用されています。


レビュー

ジュラシック・ワールド」は、ロッテントマトで72%の評価を得ています。批評家たちは、シリーズの原点への回帰とスリリングなアクションシーンを称賛する一方、キャラクターの深みやストーリーテリングに対する批判も見られます。フィルマークスでは、視覚効果の素晴らしさやノスタルジックな要素が好評ですが、一部の観客はインドミナス・レックスの設定に対する違和感を感じているようです。

 

辛口感想

60点

ジュラシック・パーク」を名作にしたリアリティとSFの融合、恐竜の血を吸った蚊の化石から恐竜を復活させるという設定がSFなんだけどリアリティがあり、観客がすっと納得したポイントだったと思います。それ以上SFになったらリアリティがなくなってしまい、作品としての魅力がなくなってしまうと考えています。
インドミナス・レックスというオリジナルの恐竜を作ってしまったのは失敗だと思います。ジュラシック・パークの魅力であるリアリティとSFのラインを越えてしまいました。この時点で私の中では「ジュラシック・ワールド」シリーズの作品はどれも「ジュラシック・パーク」シリーズのどの作品も越えられなくなってしました。
ドミニオンが作品としては一番酷い)

あとそもそも「ジュラシック・パーク」シリーズで築いきあげた現代科学の危険性と恐竜との共存のテーマはどこにいったのだろうか?結局恐竜を見世物にしてますをしてしまったらパーク3作品の意味がなくなってしまう。人間とはこういうものだというのは現実世界の話で、作品でそれをやったらまた0リセットかよ、物語が前に進まないと思うと萎えてしまうのが私の感想です。
(SWスカイウォーカーの夜明けがまさにそれ。シディアスを復活させて、アナキンのフォースにバランスをもたらすものという予言がうそっぱちになってしまい、過去シリーズを意味のないものにしてしまった)

もう一つ、ジュラシックワールドジュラシックパークを越えられない理由として主人公の成長という要素がないところです。
ジュラシックパークではグラント博士が子どもたちと冒険し、危機を脱出するという中で子どもたちと心を通わし、成長していくという観る誰もが感動し、楽しめる要素がありましたが、ジュラシックワールドにはそれがありません。
ただ、ジュラシックパークっぽく見せるために子どもが登場し、救出するだけです。
パッと似ているように見えますが、本質が全く違います。
子どもたちの救出という要素がただのギミックになっていてジュラシックパーク程の深く感動できないのです。

ストーリーはほぼジュラシック・パークの焼き直しなので特に語るところはないかと。
ヒロイン「クレア・ディアリング」が全く魅力を感じない(好きになれない)というものマイナス点だったかなと思います。

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