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【自然な和訳/曲解説】AC/DC-Thunderstruck

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AC/DCの「Thunderstruck」は、1990年のアルバム「The Razors Edge」に収録された曲です。この曲は、強烈なギターリフとエネルギッシュなパフォーマンスで知られています。 AC/DCの代表曲の一つとして、ロックファンに愛され続けています。


www.youtube.com

 

 

和訳

Thunder
Thunder
Thunder
Thunder
Thunder
Thunder
Thunder
Thunder
Thunder
Thunder

I was caught in the middle of a railroad track (thunder)
I look 'round, and I knew there was no turning back (thunder)
My mind raced and I thought, what can I do? (Thunder)
And I knew there was no help, no help from you (thunder)

和訳:
線路の真ん中で立ち尽くしていた (thunder)
周りを見渡して、もう後戻りできないと分かっていた (thunder)
頭がぐるぐるして、どうすればいいのか考えた (thunder)
そして助けはない、君からの助けはないと悟った (thunder)

単語:
caught - 捕まる、挟まる
middle - 真ん中
railroad track - 鉄道の線路
raced - (頭が)急に動き出す、駆け巡る
help - 助け

イディオム:
"caught in the middle" - 困難な状況に巻き込まれる、身動きが取れない状況
"no turning back" - 後戻りできない、引き返せない
"my mind raced" - 頭が急に働き出す、考えが駆け巡る

 

Sound of the drums
Beatin' in my heart
The thunder of guns (yeah)
Tore me apart

和訳:
ドラムの音が
心の中で鳴り響いている
銃の雷鳴(そうだ)
僕を引き裂いた

単語:
drums - ドラム、太鼓
beatin' (beating) - 打つ、叩く
thunder - 雷鳴、轟音
tore (tear) - 引き裂く

イディオム:
"beatin' in my heart" - 心の中で激しく鳴り響く
"tore me apart" - 心を引き裂いた、精神的に打ちのめされた

 

You've been thunderstruck

Rolled down the highway
Broke the limit, we hit the town
Went through to Texas, yeah, Texas
And we had some fun

和訳:
お前は雷に打たれたんだ

高速道路を走り抜け
限界を越えて、街に着いた
テキサスまで行って、そう、テキサス
楽しんだんだ

単語:
thunderstruck - 雷に打たれた、驚きや衝撃を受けた
rolled - 進む、転がる
highway - 高速道路
limit - 限界、制限
hit the town - 街に着く、街で遊ぶ
fun - 楽しみ

イディオム:
"thunderstruck" - 衝撃を受けた、驚愕した
"broke the limit" - 限界を超える、制限を破る
"hit the town" - 街に繰り出す、街に到着する

 

We met some girls
Some dancers who gave a good time
Broke all the rules, played all the fools
Yeah, yeah, they, they, they blew our minds

和訳:
女の子たちに出会った
楽しい時間をくれたダンサーたちだ
すべてのルールを破り、みんなをバカにして
そう、彼女たちは俺たちの心を吹き飛ばしたんだ

単語:
dancers - ダンサー、踊り子
rules - ルール、規則
fools - バカ、愚か者
blew - 吹く、吹き飛ばす
minds - 心、精神

イディオム:
"gave a good time" - 楽しい時間を提供する
"broke all the rules" - すべてのルールを破る、常識外れの行動をする
"played all the fools" - みんなを愚か者にする、バカにする
"blew our minds" - 心を驚かせる、衝撃を与える

 

And I was shakin' at the knees
Could I come again, please?
Yeah, the ladies were too kind
You've been

和訳:
膝が震えていたんだ
もう一度できるかい?
そうさ、あの女性たちは優しすぎた
お前は…

単語:
shakin' (shaking) - 震える
knees - 膝
kind - 優しい

イディオム:
"shakin' at the knees" - 膝が震えるほど緊張する、圧倒される
"come again" - もう一度やる、再び来る

 

Thunderstruck
Thunderstruck
Yeah, yeah, yeah, thunderstruck
Ooh, thunderstruck

Yeah

Well, I was shaking at the knees
Could I come again, please?
和訳:
膝が震えていたんだ
もう一度できるかい?

Thunderstruck
Thunderstruck
Yeah, yeah, yeah, thunderstruck
Thunderstruck, yeah, yeah, yeah

Said, "Yeah, it's all right
We're doing fine"
Yeah, it's all right
We're doing fine, so fine

和訳:
「そうさ、大丈夫だ
うまくやってるよ」って言った
そう、大丈夫
俺たちは順調だ、とても順調だ

単語:
fine - 順調な、良い
all right - 問題ない、大丈夫

イディオム:
"doing fine" - うまくやっている、問題なく進んでいる
"it's all right" - 大丈夫だ、問題ない

 

Thunderstruck
Yeah, yeah, yeah, thunderstruck
Thunderstruck (thunderstruck)
Whoa, baby, baby (thunderstruck)
You've been thunderstruck

Thunderstruck
Thunderstruck
Thunderstruck
Thunderstruck
You've been thunderstruck

 

もし和訳を必要とせず、聴いてそのまま歌を理解できたら
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曲解説 

「Thunderstruck」は、オーストラリアのハードロックバンドAC/DCが1990年にリリースしたアルバム『The Razors Edge』のオープニングトラックとして収録されている楽曲です。この曲は、AC/DCにとって非常に重要な作品であり、バンドの代表的な楽曲の一つとして、世界中で非常に高い人気を誇っています。リリースから30年以上経った今でも、ライブでの定番曲であり、映画やスポーツイベントなどさまざまな場面で使用され、AC/DCの力強いロックサウンドを象徴する曲となっています。

「Thunderstruck」の特徴的なイントロのギターリフや、エネルギッシュなボーカル、シンプルでありながらも圧倒的なパワーを持つ楽曲構成は、AC/DCのスタイルを完璧に体現しており、ハードロックファンにとって欠かせないクラシックナンバーです。

楽曲の背景と制作秘話
「Thunderstruck」のアイデアは、AC/DCのリードギタリストであるアンガス・ヤング(Angus Young)によって生み出されました。この曲の最も印象的な要素であるイントロのギターリフは、アンガスがギターで遊んでいるときに偶然生まれたと言われています。アンガス自身は、リフが自然に出てきたことを振り返り、特に狙ったものではなく、直感的に作られたと語っています。

このギターリフは、曲全体を通じて繰り返され、曲の持つダイナミズムとエネルギーを際立たせています。リズムギタリストであるマルコム・ヤング(Malcolm Young)は、アンガスのリフをサポートし、AC/DCの典型的なパワーコードによる重厚なバックグラウンドを構築しました。この兄弟の協力関係は、AC/DCサウンドにおいて非常に重要な要素であり、「Thunderstruck」でもその絶妙なコンビネーションが強く表れています。

また、曲のタイトルや歌詞のテーマは「雷」にインスパイアされています。これは、AC/DCのバンド名自体が「交流電流・直流電流(Alternating Current/Direct Current)」を意味しており、電気やエネルギーに関連したテーマがバンドのアイデンティティの一部であることにも関連しています。実際、歌詞には「雷に打たれた(Thunderstruck)」というフレーズが繰り返し使われ、まるで雷に打たれたような衝撃と興奮が伝わる構成になっています。

曲の構成とサウンド
「Thunderstruck」は、非常にシンプルながらもパワフルな楽曲構成を持っています。冒頭から始まるアンガス・ヤングのギターリフは、ハードロックの中でも屈指の印象的なフレーズとして知られており、そのリフだけで曲のエネルギーを牽引しています。このリフは通常のパワーコードではなく、単音で演奏されているため、非常に独特な響きが特徴です。また、このリフは非常に速いピッキングが要求されるため、演奏技術の高さが求められます。アンガス・ヤングのテクニックが光る場面と言えるでしょう。

曲全体を通して、リズムギター、ベース、ドラムが力強くリフをサポートし、ボーカルのブライアン・ジョンソン(Brian Johnson)のシャウトと合わさることで、圧倒的な迫力を生み出しています。特に、サビ部分の「Thunder!」というコールアンドレスポンスは、ライブでの観客との一体感を生み出し、AC/DCのライブパフォーマンスのハイライトとなる瞬間です。このように、「Thunderstruck」は非常にシンプルな構成でありながら、観客を巻き込む力強いパフォーマンスを可能にする楽曲です。

さらに、ドラムのクリス・スレイド(Chris Slade)の演奏もこの曲の重要な要素です。スレイドは、「Thunderstruck」ではシンプルでありながらも強力なビートを刻み、曲全体のエネルギーを支えています。彼のドラムプレイは、曲のダイナミズムとテンションを高め、リスナーに強いインパクトを与えます。

歌詞の意味と解釈
「Thunderstruck」の歌詞は、AC/DCらしいストレートでエネルギッシュな内容です。歌詞の内容は、「雷に打たれたような衝撃的な体験」をテーマにしており、その体験を通じて興奮や驚き、さらには冒険心を伝えています。具体的には、歌詞には「道を旅していたら突然雷に打たれた」「世界がひっくり返るような出来事に巻き込まれた」というイメージが描かれています。

このような歌詞は、バンドのエネルギッシュでパワフルな音楽スタイルと非常にマッチしており、聴き手に対して「一緒にこの衝撃を感じてほしい」というメッセージを伝えています。特にライブでは、観客が「Thunder!」というコーラスを一斉に叫ぶことで、まさにその雷のような衝撃を共有する瞬間が生まれます。

また、歌詞の中で描かれている冒険や危険な状況は、ロックンロールの「無秩序さ」や「スリル」を象徴しており、AC/DCの曲によく見られるテーマです。雷という自然現象を通じて、音楽や人生における大きなインパクトや衝撃を表現していると解釈できます。

楽曲の制作に関わった人物
「Thunderstruck」の制作には、AC/DCのメンバーそれぞれが重要な役割を果たしています。

アンガス・ヤング(Angus Young):バンドのリードギタリストであり、曲の象徴的なイントロリフを生み出した張本人。彼のエネルギッシュでアグレッシブなギタープレイは、AC/DCサウンドの核を形成しており、「Thunderstruck」でもその技術が存分に発揮されています。
ライアン・ジョンソン(Brian Johnson):バンドのリードボーカルを担当。ジョンソンのシャウトは、「Thunderstruck」のエネルギーをさらに高め、観客を引きつける力を持っています。彼の独特の声質とパワフルな歌唱スタイルは、この曲の迫力を最大限に引き出しています。
マルコム・ヤング(Malcolm Young):リズムギターとコーラスを担当。アンガスの弟であり、バンドの音楽的な基盤を支えてきた存在です。マルコムの堅実なリズムプレイは、曲のバックボーンを形成し、全体のサウンドに一貫性と力強さをもたらしています。
クリフ・ウィリアムズ(Cliff Williams):ベースを担当。クリフのベースラインはシンプルでありながらも、曲のリズムセクションに安定感を与え、全体のサウンドを支えています。
クリス・スレイド(Chris Slade):ドラムを担当。1990年代初頭にバンドに参加したスレイドのパワフルなドラムプレイは、「Thunderstruck」において非常に重要な役割を果たしており、曲のダイナミズムと迫力を引き立てています。
リリースとその後の評価
「Thunderstruck」は、1990年にシングルとしてリリースされると同時に、アルバム『The Razors Edge』のオープニングトラックとしても収録されました。このアルバムは、1980年代後半の低迷からの復活を遂げた作品として高く評価されており、その成功の一因として「Thunderstruck」の存在が挙げられます

 

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