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【元祖ノーブラジャケット】【自然な和訳/曲解説】Carly Simon-You're So Vain【この曲の君とは実は○○/失恋の名曲】

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「You're So Vain」は、1972年にリリースされたカーリー・サイモンの代表曲です。この曲は、謎めいた歌詞とキャッチーなメロディーで知られ、リスナーの間で長年にわたり議論の的となっています。特に、歌詞に登場する「君」が誰を指しているのかについては、多くの憶測が飛び交っています。カーリー・サイモンの力強いボーカルと、70年代のポップロックのエッセンスが詰まった一曲です。


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和訳

Son of a gun
You walked into the party like you were walking onto a yacht
Your hat strategically dipped below one eye
Your scarf it was apricot
You had one eye in the mirror, as you watched yourself gavotte
And all the girls dreamed that they'd be your partner
They'd be your partner and

なんてこった

君はパーティーに入ってきた、その様子はまるでヨットに乗り込むかのように
帽子は片目にかかるように絶妙な角度で被っていて
スカーフはアプリコット色だった
君は鏡に片目を向けながら、優雅にガボットを踊る自分を見ていた
そして、すべての女の子たちが君のパートナーになりたいと夢見ていた
彼女たちが君のパートナーになりたいと

単語
son of a gun: 驚きや軽い呆れを表す表現(「なんてこった」など)
yacht: ヨット
strategically: 戦略的に、絶妙に
apricot: アプリコット(色)
gavotte: ガボット(フランスの古典舞踏)

イディオム
"one eye in the mirror": 鏡で自分を見ながら、常に自分の見た目を気にする様子
"walked into the party like you were walking onto a yacht": 自信に満ちて、優雅にパーティーに入ってくる様子を強調する表現

You're so vain
You probably think this song is about you
You're so vain (you're so vain)
I bet you think this song is about you
Don't you, don't you?

君は本当に自惚れてる
きっとこの歌が君のことだって思ってるんだろうね

君は本当に自惚れてる(君は自惚れてる)
この歌が君のことだって思ってるんだろうね
そうだろう? そうだろう?

単語
vain: 自惚れている、虚栄心が強い
probably: たぶん、おそらく
bet: きっと〜だと思う、確信する

You had me several years ago when I was still quite naive
Well you said that we made such a pretty pair and that you would never leave
But you gave away the things you loved
And one of them was me
I had some dreams they were clouds in my coffee, clouds in my coffee and
You're so vain

数年前、僕がまだとても純粋だった頃、君は僕を手に入れた
君は「僕たちは素敵なカップルだ」と言って、絶対に離れないと言っていた
でも君は、自分が愛していたものを手放した
その中の一つが、僕だったんだ
僕にも夢があったけど、それはまるでコーヒーに浮かぶ雲のように曖昧で掴めないものだった、コーヒーに浮かぶ雲のように
君は本当に自惚れている

単語
naive: 純粋な、無邪気な
pretty pair: 素敵なカップ
gave away: 手放す、失う
clouds in my coffee: コーヒーに浮かぶ雲(曖昧な夢や希望を象徴する比喩)

イディオム
"clouds in my coffee": 不確かで、曖昧な夢や期待を指す比喩

You probably think this song is about you
You're so vain, you're so vain
I bet you think this song is about you
Don't you don't you, don't you?
I had some dreams they were clouds in my coffee, clouds in my coffee and

君はきっとこの歌が君のことだと思ってるんだろうね
君は本当に自惚れている、君は本当に自惚れている
きっとこの歌が君のことだと思ってるんだろうね
そうだろう?そうだろう?そうだろう?

僕にも夢があったけど、それはコーヒーに浮かぶ雲のように曖昧で掴めなかったんだ、コーヒーに浮かぶ雲のように

単語
vain: 自惚れている、虚栄心の強い
clouds in my coffee: コーヒーに浮かぶ雲(不確かな夢や希望の比喩)

You're so vain
You probably think this song is about you
You're so vain (you're so vain)
I bet you think this song is about you
Don't you don't you

君は本当に自惚れてる
きっとこの歌が君のことだって思ってるんだろうね
君は本当に自惚れてる(君は自惚れてる)
この歌が君のことだって思ってるんだろうね
そうだろう? そうだろう?

Well I hear you went up to Saratoga
And your horse naturally won
Then you flew your lear jet up to Nova Scotia
To see the total eclipse of the sun

君がサラトガに行ったって聞いたよ
そして君の馬が当然のごとく勝ったんだって
それからリアジェットでノバスコシアまで飛んで
日食を見に行ったんだろう

単語
Saratoga: サラトガアメリカの競馬場がある場所)
naturally: 当然のように
lear jet: リアジェット(プライベートジェット機
Nova Scotia: ノバスコシア(カナダの州)
total eclipse of the sun: 日食

Well you're where you should be all the time
And when you're not, you're with some underworld spy
Or the wife of a close friend, wife of a close friend and

まあ、君はいつもいるべき場所にいるよね
でも、そうじゃない時は、地下組織のスパイか
親しい友人の奥さんと一緒なんだよね、親しい友人の奥さんと

単語
underworld spy: 地下組織のスパイ、裏社会のスパイ
wife of a close friend: 親しい友人の奥さん

You're so vain
You probably think this song is about you
You're so vain (so vain)
I bet you think this song is about you
Don't you don't you, don't you, don't you now
You're so vain
You probably think this song is about you
You're so vain
Probably think this song about you
You're so vain

君は本当に自惚れている
きっとこの歌が君のことだと思ってるんだろうね
君は本当に自惚れている(本当に自惚れている)
きっとこの歌が君のことだと思ってるんだろう
そうだろう、そうだろう、そうだろう、そうだろう?

君は本当に自惚れている
きっとこの歌が君のことだと思ってるんだろう
君は本当に自惚れている
きっとこの歌が君のことだと思ってるんだろう
君は本当に自惚れている

単語
vain: 自惚れている、虚栄心が強い
probably: おそらく、きっと
bet: 確信する、断言する

曲解説

Carly Simon(カーリー・サイモン)の「You're So Vain(ユア・ソー・ヴェイン)」は、1972年にリリースされ、瞬く間に世界的なヒットとなった楽曲です。この曲は、1970年代を代表する失恋ソングの一つであり、キャッチーなメロディと辛辣な歌詞が多くのリスナーの心を捉えました。「You're So Vain」は、その鋭い言葉の中で、エゴに満ちた相手を強烈に批判しながら、サイモンの歌声とともに感情の振り幅が感じられる名作です。

また、この曲はリリース直後から、歌詞に登場する「君は自分のことを歌にされていると思っているだろう」というフレーズを巡って、誰を歌っているのかという憶測が飛び交い、そのミステリアスな背景が話題となりました。

今回は、「You're So Vain」の背景、歌詞に込められたメッセージ、音楽的な要素、そしてカーリー・サイモンにとっての重要性について詳しく解説します。

アルバム情報

「You're So Vain」は、1972年にリリースされたキャロル・サイモンの3枚目のスタジオアルバム『No Secrets』に収録されています。このアルバムは、商業的にも批評的にも成功を収め、Billboard 200で1位を獲得するなど、キャロル・サイモンの代表作の一つとして知られています。特に「You're So Vain」はアルバムのリードシングルとしてリリースされ、全米シングルチャートでも1位を記録する大ヒットとなりました。

このアルバムは、カーリー・サイモンのソングライティングの才能が花開いた時期にリリースされ、彼女の感情豊かな歌声と力強いメッセージがリスナーに強く響きました。

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Carly Simonとは

Carly Simonは、アメリカのシンガーソングライターであり、1970年代の音楽シーンで特に大きな影響を与えたアーティストです。彼女の楽曲は、主にポップ、フォーク、ロックの要素を融合させたもので、特に感情的な歌詞と力強いメロディが特徴です。彼女は、女性の視点からの鋭い洞察と、個人的な感情を大胆に表現するスタイルで知られ、多くのヒット曲を生み出してきました。

「You're So Vain」は、彼女のキャリアにおいても最も象徴的な楽曲の一つであり、彼女が描く恋愛の複雑さと相手への辛辣な批判が、鋭くかつ魅力的に表現されています。

「You're So Vain」の誕生と背景

「You're So Vain」は、キャロル・サイモンが過去の恋愛経験や彼女が出会った自己中心的な男性たちを元にして書かれた楽曲です。この曲は、特定の相手に向けられた怒りや失望を強く感じさせる内容であり、リリース当初から「この曲の対象となっている人物は誰なのか?」という議論が巻き起こりました。

長年にわたって、キャロル・サイモンが「You're So Vain」で誰を歌っているのかについては憶測が飛び交い、多くの名前が挙がりました。特に、ミック・ジャガーウォーレン・ベイティジェームズ・テイラーなどの著名人が候補に挙がっていました。カーリー・サイモン自身も長い間、曲の対象が誰であるかを明かさず、その謎は音楽ファンの間で語り草となっています。彼女は一部のインタビューで、この曲が複数の人物の合成であることをほのめかしていますが、完全な真相は明らかにされていません。

制作秘話 - ミック・ジャガーのコーラス参加

「You're So Vain」の制作過程で、ローリング・ストーンズのフロントマンであるミック・ジャガーがバックコーラスに参加しているというのも、この曲の大きな話題の一つです。ジャガーの特徴的な声は、特にコーラス部分で目立ちますが、当時はその存在があまり知られていませんでした。ジャガーが歌に参加していることで、彼自身がこの曲の「ヴェインな男」のモデルであるという噂も広がりましたが、サイモンはそれを否定しています。

ジャガーの参加は、楽曲にロック色を強め、キャッチーなサウンドに仕上げる一因となりました。このバックコーラスは、曲の軽快さと重厚感のバランスを取り、リスナーを引き込む重要な要素となっています。

歌詞に込められたメッセージと解釈

「You're So Vain」の歌詞は、自己中心的で虚栄心に満ちた相手に向けられた批判的な内容であり、失恋の苦しみとともに、相手の自惚れを痛烈に皮肉る表現が際立っています。タイトルにもなっている「You're so vain, you probably think this song is about you(君は自惚れてる、きっとこの歌が君のことだと思ってるだろう)」というフレーズは、相手の自己中心的な態度を皮肉っています。

また、歌詞の中で「君は雲の上を歩いてるようで、パーティに現れたとき、みんなが君を見ていたけど、君は自分が誰かのものになるなんて思いもしなかった」という部分は、相手のナルシシズムを暗示しており、周囲から注目されることに慣れきっている人物像が浮かびます。

歌詞全体を通じて、サイモンが抱いている相手への強い怒りと失望が表現されており、その冷静さと皮肉がリスナーに強い印象を与えます。彼女の歌詞は直接的でありながらも、対象を特定しない曖昧さが、聴く人々に想像力をかき立てる要素となっています。

音楽的要素 - フォークとポップの融合

「You're So Vain」の音楽的特徴は、フォークとポップを融合させた軽快なサウンドにあります。アコースティックギターとピアノが主旋律を担い、サイモンの力強いボーカルが曲全体を引き締めています。曲の進行は、シンプルながらもエネルギッシュで、リスナーを引き込むリズムとメロディーが特徴です。

この楽曲は、サイモンの個性的なボーカルとミック・ジャガーのバックコーラスの掛け合いが印象的で、楽曲に深みと躍動感を加えています。さらに、サビ部分でのコーラスや楽器の重なりが、曲全体にドラマチックな広がりを与え、リスナーを飽きさせない工夫が施されています。

音楽シーンへの影響と成功

「You're So Vain」は、商業的にも大成功を収め、リリース後すぐに全米シングルチャートで1位を獲得しました。この曲は、カーリー・サイモンの代表作の一つとなり、彼女の音楽キャリアを象徴する楽曲となりました。また、歌詞の内容がリスナーの好奇心を引きつけ、メディアでも大きく取り上げられたことで、カーリー・サイモンの名をさらに広く世に知らしめるきっかけとなりました。

「You're So Vain」は、1970年代の女性アーティストによる自己表現の強さと、恋愛における個人的な感情を大胆に描いた作品として、多くのアーティストに影響を与えました。サイモンの力強い歌詞とメロディーは、当時のポップミュージックにおける女性アーティストの地位を確立する一因となりました。

雑学:曲のモデルを巡る長年の謎

「You're So Vain」が誰に向けて書かれたのかという謎は、長年にわたってファンやメディアの間で大きな話題となってきました。サイモンはこの質問に対してほとんど答えることはなく、対象者の名前を伏せていました。しかし、2015年に彼女は一部のインタビューで、曲の一部が俳優のウォーレン・ベイティをモデルにしていることを認めていますが、曲全体は特定の一人を指しているわけではないとも語っています。

まとめ

Carly Simonの「You're So Vain」は、1970年代を代表するポップソングであり、鋭い歌詞とキャッチーなメロディが絶妙に組み合わされた名曲です。自分勝手で虚栄心に満ちた人物を痛烈に批判しつつ、リスナーを物語に引き込むこの楽曲は、サイモンの代表作として今なお広く愛されています。

そのミステリアスな背景も含めて、「You're So Vain」は音楽ファンの好奇心をかき立て続ける一曲であり、女性アーティストによる自己表現の強さを示す象徴的な楽曲でもあります。

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