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a-ha(アーハ)の代表曲「Take On Me」は、1985年にリリースされ、全世界で800万枚以上を売り上げ、当時の音楽シーンに衝撃を与えました。特に革新的なミュージックビデオは、MTVミュージックアワードで6部門を受賞し、音楽史における金字塔として広く認識されています。
- 和訳
- 曲の紹介
- どういう曲なの?
- この曲の伝えたいことは?
- take on meとtake me onの違いは?
- こんな人におすすめ
- 収録アルバム情報
- 時代背景と文化
- 制作秘話
- 雑学、トリビア
- まとめ
和訳
We're talking away
I don't know what I'm to say
I'll say it anyway
Today is another day to find you
Shying away
I'll be coming for your love, okay?
和訳:
僕たちは話している
何を言えばいいのか分からない
でも言うよ
今日は君を見つける新しい日
恥ずかしがって逃げても
君の愛を求めに行くよ、大丈夫?
単語:
shying:恥ずかしがる
イディオム:
shying away:恥ずかしがって逃げる(恥ずかしさや恐れから避けることを表現している)
coming for your love:君の愛を求めに行く(愛を得るために向かうことを表現している)
Take on me (take on me)
Take me on (take on me)
I'll be gone
In a day or two
和訳:
僕に向かってきて(僕を受け入れて)
僕を受け入れて(僕に向かってきて)
僕は去るだろう
一日か二日で
単語:
take on:挑む、引き受ける
be gone:去る
イディオム:
take on me:僕に挑む、僕を受け入れる(挑戦する、または関係を持つことを表現している)
So needless to say
I'm odds and ends
But I'll be stumbling away
Slowly learning that life is okay
Say after me
It's no better to be safe than sorry
和訳:
言うまでもなく
僕は寄せ集めのようなもの
でもつまずきながらも進んでいく
ゆっくりと人生は大丈夫だと学んでいる
僕の後に言って
安全でいるよりも後悔したほうがいいわけじゃない
単語:
needless:言うまでもない
odds and ends:寄せ集め、雑多なもの
stumbling:つまずく
slowly:ゆっくりと
learning:学ぶ
イディオム:
needless to say:言うまでもなく(明白なことを強調する)
odds and ends:寄せ集め、雑多なもの(まとまりのない様々な物を表現している)
better to be safe than sorry:安全でいる方が後悔するより良い(安全策をとる方がリスクを冒すよりも良いことを表現している)
Take on me (take on me)
Take me on (take on me)
I'll be gone
In a day or two
和訳:
僕に向かってきて(僕を受け入れて)
僕を受け入れて(僕に向かってきて)
僕は去るだろう
一日か二日で
All the things that you say, yeah
Is it life or just to play my worries away?
You're all the things I've got to remember
You're shying away
I'll be coming for you anyway
和訳:
君が言うことはすべて、そう
それは人生なのか、それともただ僕の不安を払うためなのか?
君は僕が覚えておかなければならないすべてのこと
君は恥ずかしがって逃げている
それでも僕は君を求めに行くよ
単語:
worries:不安
remember:覚えておく
イディオム:
play my worries away:僕の不安を払う(楽しむことで不安を忘れることを表現している)
shying away:恥ずかしがって逃げる(恥ずかしさや恐れから避けることを表現している)
coming for you:君を求めに行く(君のために向かうことを表現している)
Take on me (take on me)
Take me on (take on me)
I'll be gone in a day
Take on me (take on me)
Take me on (take on me)
I'll be gone (take on me, take on me)
In a day (take me on, take on me)
Take on me (take on me)
Take me on (take on me)
和訳:
僕に向かってきて(僕に向かってきて)
僕を受け入れて(僕に向かってきて)
僕は一日で去るだろう
僕に向かってきて(僕に向かってきて)
僕を受け入れて(僕に向かってきて)
僕は去るだろう(僕に向かってきて、僕に向かってきて)
一日で(僕に向かってきて、僕に向かってきて)
僕に向かってきて(僕に向かってきて)
僕を受け入れて(僕に向かってきて)
曲の紹介
「Take On Me」は、軽快なシンセサイザーのリフと、モートン・ハルケットの広範囲なボーカルレンジが特徴的な楽曲です。イントロのシンセサイザーリフは、ローランドのJUNO-60を使用して演奏され、聴く者を一瞬で引き込む魅力を持っています。特にサビ部分でのハルケットの高音域は、曲全体にエネルギーと躍動感を与え、リスナーに忘れがたい印象を残します。
どういう曲なの?
この曲は、シンセポップの典型的な要素を持ちながらも、ロックやニューウェーブの影響を受けています。テンポは速く、ダンスミュージックとしても楽しめますが、歌詞は愛と挑戦をテーマにしています。「Take on me, take me on」というフレーズは、相手への突撃的なアプローチや関係を深めるための挑戦を象徴しています。この楽曲は、ポップとエモーションの融合の好例と言えます。
この曲の伝えたいことは?
歌詞は、愛する人への強い思いと、その関係を築くための挑戦を描いています。「I'll be gone in a day or two」というフレーズからは、時間の儚さと、今この瞬間を大切にすることの重要性が伝わってきます。また、全体を通じて、愛と勇気、そしてリスクを受け入れる姿勢が表現されています。これらのテーマは、普遍的でありながらも個人的な共感を呼び起こします。
take on meとtake me onの違いは?
この曲で繰り返されるフレーズ「take on me」と「take me on」は、英語のニュアンスとして精密な違いがあります。
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Take on me: 「私に挑戦して」という意味で、相手に対して自己を受け入れてほしい、または自分の存在を試してほしいという突撃的な呼びかけを示します。
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Take me on: 「私を受け入れて」や「私を巻き込んで」という意味で、相手に何かを共にすることや関係を深めることを求めています。
この精密なニュアンスが、曲全体のテーマである「挑戦」と「愛の追求」に深く結びついており、単なる言葉遊び以上の深い意味を持っています。
こんな人におすすめ
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1980年代のシンセポップやニューウェーブ音楽が好きな方
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キャッチーなメロディーとエネルギッシュなボーカルを求めている方
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革新的なミュージックビデオに興味がある方
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愛と挑戦をテーマにした楽曲を探している方
収録アルバム情報
「Take On Me」は、a-haのデビューアルバム『Hunting High and Low』に収録されています。このアルバムには他にも「The Sun Always Shines on T.V.」や「Hunting High and Low」などのヒット曲が含まれており、バンドの多彩な音楽性を堪能できます。『Hunting High and Low』は全世界で1,000万枚以上を売り上げ、a-haの成功を確立した作品として評価されています。
時代背景と文化
1980年代は、シンセサイザーを駆使したシンセポップが音楽シーンを席巻していた時代です。a-haはその波に乗り、北欧から世界的な成功を収めた数少ないバンドの一つです。特に「Take On Me」のミュージックビデオは、ロトスコープ技術を用いたアニメーションと実写を融合させた斬新な手法で、MTVなどの音楽チャンネルで高い評価を受けました。このビデオは、MTVミュージックアワードで6部門を受賞し、ミュージックビデオの可能性を広げた作品として歴史に名を刻みました。
制作秘話
「Take On Me」は、最初のリリースでは商業的に成功しませんでしたが、プロデューサーのアラン・ターニーによる再プロデュースと、スティーブ・バロン監督による革新的なミュージックビデオの制作により、再リリース後に世界的なヒットとなりました。特にミュージックビデオの制作には16週間を要し、約3,000コマのロトスコーピングが行われました。さらに、ハルケットが歌う際の高音域を安定して維持するために、レコーディングでは複数のテイクが収録されたことも知られています。
雑学、トリビア
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「Take On Me」のミュージックビデオは、2020年2月17日にYouTubeでの再生回数が10億回を突破し、1980年代の楽曲としては数少ない快挙を達成しました。
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この曲のメインリフは、ローランドのJUNO-60シンセサイザーで演奏されています。
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ミュージックビデオに登場する女性は、当時のハルケットのガールフレンドであるモデルのバンティ・ベイリーです。
まとめ
a-haの「Take On Me」は、1980年代の音楽シーンを象徴する楽曲であり、その革新的なミュージックビデオと共に、今なお多くの人々に愛されています。キャッチーなメロディーと情熱的な歌詞は、時代を超えてリスナーの心を捉え続けています。ぜひ一度、この名曲を体験してみてください。