英語音楽学ぶログ

ギタープレイ、作詞作曲、耳コピ、洋楽和訳、英語文法学習・・。いろんなことができるようになりたい男のブログ

MENU

【和訳文法】One Love-Bob Marley

Bob Marleyの曲「One Love」は、レゲエの名曲です。1977年に発表されたアルバム「Exodus」に収録されています。この曲は、人種や宗教の違いを超えて、愛と平和を訴えるメッセージが込められています。Bob Marleyは、ジャマイカの音楽家であり、レゲエの父と呼ばれています。


www.youtube.com

 

 

 

 

  1. 曲の解説 

     ボブ・マーリーは、レゲエ音楽の代表的なアーティストとして、世界中に多くのファンを持っています。彼の曲は、愛や平和、自由や正義などのメッセージを伝えるものが多く、社会的な影響力も大きいです。その中でも、「One Love」という曲は、彼の代表作のひとつとして知られています。

     「One Love」が初めて発表されたのは1965年です。当時、ボブ・マーリーはコーラスグループ「ウェイラーズ」のメンバーとして活動していました。彼らはジャマイカのレコード会社「スタジオ・ワン」に所属し、スカやロックステディというジャンルの曲を録音していました。「One Love」もそのひとつで、彼らのデビューアルバム『The Wailing Wailers』に収録されました。

     この曲は、アメリカのソウルグループ「インプレッションズ」の1965年のヒット曲「ピープル・ゲット・レディ」からインスピレーションを得たものです。この曲は、公民権運動の時代に発表されたもので、黒人たちに希望や勇気を与える歌として人気がありました。ボブ・マーリーはこの曲に感銘を受け、同じコード進行やメロディーの一部を引用して、「One Love」というタイトルで自分なりにアレンジしました。

     しかし、この時点では、「One Love」はまだ世界的なヒット曲になっていませんでした。それは、ジャマイカでは著作権法が守られておらず、「ピープル・ゲット・レディ」の作者であるカーティス・メイフィールドに対するクレジットやロイヤリティが支払われていなかったからです。また、「One Love」はスカやロックステディというジャマイカ特有の音楽スタイルであったため、国際的な市場に受け入れられる可能性も低かったと言えます。

     「One Love」が世界的なヒット曲になったのは1977年です。この年、ボブ・マーリーは「ウェイラーズ」と共にイギリスに移住し、「アイランド・レコード」という大手レコード会社と契約しました。彼らはここで新しいアルバム『エクソダス』を制作しました。このアルバムには、「One Love」を再録音したバージョンが収録されました。このバージョンでは、「ピープル・ゲット・レディ」というサブタイトルが付けられ、カーティス・メイフィールドに対するクレジットやロイヤリティが支払われました。また、このバージョンでは、スカやロックステディではなく、レゲエというジャマイカの音楽スタイルで演奏されました。レゲエは、スカやロックステディよりもゆったりとしたテンポやリズムが特徴で、より多くの人々に親しみやすい音楽となりました。

     このアルバム『エクソダス』は、イギリスやアメリカなどの国際的な市場で大きな成功を収めました。特に、「One Love」は、多くの人々に愛される曲となりました。この曲は、人種や宗教や国籍に関係なく、すべての人々が一つになって愛し合うというビジョンを歌っています。この曲は、社会的な変化や人権や環境問題に関心を持つ人々のグローバルなアンセムとなりました。

    ボブ・マーリーは1981年に亡くなりましたが、「One Love」は今でも多くの人々に聴かれています。この曲は、グラミー賞の殿堂入りを果たしたほか、BBCの「世紀の歌」やローリング・ストーンの「オールタイム・グレイテスト・ソング500」などのランキングにも選ばれています。また、この曲は、ジャマイカの観光や文化を宣伝する曲としても使用されています。

     

  2. 文法の解説

    One love, one heart
    Let’s get together and feel alright

    単語:

    One: 「一つ」という意味の数詞。
    love: 「愛」という意味の名詞。
    heart: 「心」という意味の名詞。
    Let's: 「さあ、〜しよう」という意味の提案形(「let us」の短縮形)。
    get together: 「集まる」という意味の句動詞。
    feel: 「感じる」という意味の動詞。
    alright: 「大丈夫」「気持ちがいい」という意味の副詞。

    文法:

    「One love, one heart」は、同じものを指す二つの名詞を並列しています。
    「Let's get together and feel alright」は、提案形を使った命令文で、集まって良い気分になろうと提案しています。

    和訳:

    一つの愛、一つの心
    一緒になって、気持ちよく感じよう

    文章全体の意訳:

    この歌詞の部分は、人々が一つの愛と一つの心を共有し、一緒になって幸せや平和を感じることの重要性を表現しています。"One love, one heart"というフレーズは、すべての人が共有するべき普遍的な愛と調和を強調しており、"Let's get together and feel alright"という言葉は、一緒になることで互いに安心感や幸福を感じられることを示唆しています。この部分は、団結と共感を通じて、より良い世界を作り出すことの大切さを歌っています。


    Hear the children crying(One love)
    Hear the children crying(One heart)
    Saying, give thanks and praise to the Lord
    And I will feel alright
    Saying, let’s get together and feel alright
    Whoa, whoa, whoa, whoa

    単語:

    Hear: 「聞く」という意味の動詞。
    the children: 「子供たち」という意味の名詞句。
    crying: 「泣いている」という意味の動名詞
    Saying: 「言っている」という意味の動名詞
    give thanks: 「感謝する」という意味の句。
    praise: 「賛美する」という意味の動詞。
    the Lord: 「主」という意味の名詞。
    And: 「そして」という意味の接続詞。
    I will feel: 「私は感じるだろう」という意味の未来形の表現。
    alright: 「大丈夫」という意味の副詞。
    Whoa: 感動や驚きを表現する間投詞。

    文法:

    「Hear the children crying」は、命令形の文で、子供たちの泣き声に耳を傾けるように促しています。
    「Saying, give thanks and praise to the Lord」は、子供たちの発言を引用する形で、感謝と賛美を述べる内容を示しています。
    「And I will feel alright」は、未来形を使った文で、特定の行動の結果としての感情を表現しています。
    「Saying, let’s get together and feel alright」は、提案形を用いた命令文です。

    和訳:

    子供たちが泣いているのを聞いて(一つの愛)
    子供たちが泣いているのを聞いて(一つの心)
    言っている、「主に感謝し、賛美しよう」
    そして私は気持ちよく感じるだろう
    言っている、「一緒になって、気持ちよく感じよう」
    ウォー、ウォー、ウォー、ウォー

    文章全体の意訳:

    この歌詞の部分は、子供たちの苦しみに共感し、希望と感謝のメッセージを伝えることの重要性を表しています。"子供たちが泣いているのを聞いて"というフレーズは、世界中の苦しんでいる子供たちへの共感を表現しています。"主に感謝し、賛美しよう"という言葉は、困難な状況にもかかわらず、感謝の心を持つことの大切さを強調しています。"一緒になって、気持ちよく感じよう"という提案は、一致団結して困難に立ち向かうことの重要性を示唆しています。"ウォー、ウォー、ウォー、ウォー"は、強い感情や決意を表現しています。この部分は
    、団結と共感を通じてより良い世界を作り出すこと、苦しんでいる人々への愛と支援の必要性を歌っています。また、感謝と賛美の心を持ち続けることで、困難な状況でも前向きな気持ちを保つことの重要性を強調しています。この曲は、共感と愛、団結の力を通じて、平和と調和をもたらすことを訴えています。

    Let’s them all pass all their dirty remarks
    There is one question I’d really love to ask
    Is there a place for the hopeless sinners
    who has hurt all mankind just to save his
    own?

    単語:

    Let's: 「さあ、〜しよう」という意味の提案形(「let us」の短縮形)。
    them: 「彼らを」という意味の代名詞。
    pass: 「通り過ぎる」という意味の動詞。
    dirty: 「汚い」という意味の形容詞。
    remarks: 「発言」や「コメント」という意味の名詞。
    one question: 「一つの質問」という意味の名詞句。
    I'd (I would): 「私は〜したい」という意味の助動詞の短縮形。
    really: 「本当に」という意味の副詞。
    love to ask: 「尋ねたい」という意味の句。
    Is there a place: 「場所はあるか」という意味の疑問文。
    hopeless: 「希望のない」という意味の形容詞。
    sinners: 「罪人たち」という意味の名詞。
    who has hurt: 「傷つけた人」という意味の関係代名詞句。
    all mankind: 「全人類」という意味の名詞句。
    just to save his own: 「自分自身を救うためだけに」という意味の句。

    文法:

    「Let’s them all pass all their dirty remarks」は、命令形の文で、否定的な発言を無視するように促しています。
    「There is one question I’d really love to ask」は、特定の質問について話す文です。
    「Is there a place for the hopeless sinners」は、希望のない罪人たちに対する場所の存在についての疑問文です。

    和訳:

    彼らの汚い言葉をすべて通り過ぎさせよう
    私が本当に聞きたい一つの質問がある
    人類全体を傷つけて自分だけを救うために、希望のない罪
    人たちには場所はあるのか?


    文章全体の意訳:

    この歌詞の部分は、否定的なコメントや批判を超えて、より深い意味のある質問に焦点を当てることの重要性を表しています。「彼らの汚い言葉をすべて通り過ぎさせよう」というフレーズは、否定的な発言を無視し、前向きな姿勢を保つことを提案しています。「私が本当に聞きたい一つの質問がある」という表現は、より重要な考えや問題に注意を向けることを示しています。「人類全体を傷つけて自分だけを救うために、希望のない罪人たちには場所はあるのか?」という疑問は、個人的な利益のために他者を傷つける行動の結果と、そのような行動を取る人々の存在意義や救済の可能性について問いかけています。この部分は、個人の行動が人類全体に与える影響と、個々人の責任についての深い洞察を促しています。


    Believe me(One love)
    What about one heart?(One heart)
    What about, oh
    Let’s get together and feel alright

    単語:

    What about: 「〜はどうだろうか」という意味の表現。
    Let's: 「さあ、〜しよう」という意味の提案形(「let us」の短縮形)。

    文法:

    「Believe me」は、信頼や説得を求める命令形の文です。
    「What about one heart?」は、考慮や提案を問う疑問文です。
    「Let's get together and feel alright」は、集まって良い気分になろうと提案する命令形の文です。

    和訳:

    信じてくれ(一つの愛)
    一つの心はどうだ?(一つの心)
    どうだろう、オー
    一緒になって、気持ちよく感じよう

    文章全体の意訳:

    この歌詞の部分は、愛と心の統一というテーマを強調しています。「信じてくれ」というフレーズは、メッセージへの信頼と共感を求めています。「一つの心はどうだ?」という問いかけは、愛だけでなく心の統一の重要性を示唆しています。「一緒になって、気持ちよく感じよう」という提案は、人々が一緒になって、団結と調和を通じて幸せを感じることの大切さを強調しています。この部分は、愛と心の力を通じて、より良い世界を創造することの重
    要性を歌っています。この曲は、共感と共有を通じて、人々が互いにつながり、平和と喜びを感じることを奨励しています。"一つの愛"、"一つの心"という言葉は、全人類が共有するべき普遍的な絆と理解を表しており、"一緒になって、気持ちよく感じよう"という言葉は、共に時間を過ごすことで生まれる幸福と調和を強調しています。


    As it was in the beginning(One love)
    So shall it be in the end(One heart)
    Alright, give thanks and praise to the Lord
    And I will feel alright
    Let’s get together and feel alright

    単語:

    As: 「〜と同じように」という意味の接続詞。
    in the beginning: 「最初に」という意味の句。
    So: 「そのように」という意味の副詞。
    shall: 「〜するだろう」という意味の助動詞。
    in the end: 「最後に」という意味の句。

    文法:

    「As it was in the beginning」は、比較を示す句です。
    「So shall it be in the end」は、未来の状態を述べる文です。
    「Alright, give thanks and praise to the Lord」は、命令形の文で、感謝と賛美を示しています。
    「And I will feel alright」は、未来形を用いて、感情の状態を表現しています。
    「Let's get together and feel alright」は、提案形を用いた命令文です。

    和訳:

    最初にあったように(一つの愛)
    最後にもそうなるだろう(一つの心)
    よろしい、主に感謝し、賛美しよう
    そして私は気持ちよく感じるだろう
    一緒になって、気持ちよく感じよう

    文章全体の意訳:

    この歌詞の部分は、始まりから終わりまで継続する愛と心の一体感を表現しています。「最初にあったように」と「最後にもそうなるだろう」というフレ
    ーズは、時間を超えて続く愛と心の統一を強調しています。「主に感謝し、賛美しよう」という表現は、感謝の心とポジティブな態度の重要性を示しており、「そして私は気持ちよく感じるだろう」という言葉は、そのような心持ちがもたらす精神的な満足感を表しています。「一緒になって、気持ちよく感じよう」という提案は、共に過ごすことで得られる喜びと調和を強調しています。この部分は、時間を超えた愛と心の力を通じて、永続的な平和と幸福を創造することの大切さを歌っています。


    One more thing
    Let’s get together to fight this holy
    Armageddon
    So when the Men comes there will be no no
    doom
    Have pity on those whose chances grow
    thinner
    There ain’t no hiding place from Father
    of Creation

    単語:

    One more thing: 「もう一つのこと」という意味の表現。
    Let's: 「さあ、〜しよう」という意味の提案形(「let us」の短縮形)。
    get together: 「集まる」という意味の句動詞。
    to fight: 「戦うために」という意味の不定詞。
    holy Armageddon: 「聖なるアルマゲドン」という意味の名詞句。
    So: 「それで」という意味の副詞。
    Men: 「人々」という意味の名詞。
    doom: 「運命」「破滅」という意味の名詞。
    Have pity: 「哀れみを持つ」という意味の表現。
    those whose: 「〜する人々」という意味の関係代名詞句。
    chances grow thinner: 「チャンスが薄くなる」という意味の句。
    hiding place: 「隠れ場所」という意味の名詞句。
    Father of Creation: 「創造の父」という意味の名詞句。

    文法:

    「One more thing」は、追加のコメントを導入する表現です。
    「Let's get together to fight this holy Armageddon」は、特定の目的のために集まることを提案する命令形の文です。
    「So when the Men comes there will be no doom」は、未来の状況を述べる文です。
    「Have pity on those whose chances grow thinner」は、特定の人々への同情を促す命令形の文です。
    「There ain’t no hiding place from Father of Creation」は、避けることができない現実を述べる否定形の文です。

    和訳:

    もう一つのこと
    この聖なるアルマゲドンに立ち向かうために一緒になろう
    そうすれば、人々が来た時には破滅はないだろう
    チャンスが少なくなっている人々に哀れみを持とう
    創造の父から隠れる場所はない

    文章全体の意訳:

    この歌詞の部分は、困難な状況に直面しても団結し、一致協力して立ち向かうことの重要性を訴えています。「この聖なるアルマゲドンに立ち向かうために
    一緒になろう」というフレーズは、大きな試練や困難に共に立ち向かうことを提案しており、人々が団結することで破滅を免れることができるという希望を示しています。「チャンスが少なくなっている人々に哀れみを持とう」という言葉は、困難に直面している人々への共感と支援の必要性を強調しています。「創造の父から隠れる場所はない」という表現は、逃避は無意味であり、直面

    する困難に対峙する必要があることを示しています。この部分は、個々人が直面する試練や挑戦に対して、互いに支え合い、一致団結することの重要性を歌っています。また、全ての人が創造の父(神や宇宙の法則などの高次の存在)の前で平等であり、逃げることはできないという宇宙的な真理を表現しています。この曲は、人類が一体となって困難に立ち向かい、希望を持ち続けることの大切さを訴えています。


    Saying ,one love

    What about the one heart?(One heart)
    What about the,
    let’s get together and feel alright
    I’m pleading to mankind(One love)
    Oh, Lord(One heart)
    Give thanks and praise to the Lord
    And I will feel alright
    let’s get together and feel alright
    Give thanks and praise to the Lord
    And I will feel alright
    let’s get together and feel alright

     

  3. 日本語訳

    一つの愛、一つの心
    一緒にいよう、そうすれば大丈夫
    子供たちが泣いているのを聞いて(一つの愛)
    子供たちが泣いているのを聞いて(一つの心)
    言おう、「主に感謝し、賛美しよう」
    そうしたら大丈夫
    言おう、「一緒にいよう、そうしたら大丈夫」
    Whoa, whoa, whoa, whoa

    彼らの汚い言葉をすべて通り過ぎさせよう
    私が本当に聞きたい一つの質問がある
    希望のない罪人たちに場所はあるのか
    人類全体を傷つけて自分だけを救うために?

    信じてくれ(一つの愛)
    一つの心ってなんだろう?(一つの心)
    なんだろう、oh
    一緒にいよう、そうしたら大丈夫

    最初にあったように(一つの愛)
    終わりにもそうなるだろう(一つの心)
    オーケー、主に感謝し、賛美しよう
    そうしたら大丈夫
    一緒にいよう、そうしたら大丈夫

    もう一つのこと
    この聖なるアルマゲドンに立ち向かうために一緒にいよう
    そうすれば、人が来た時にはどんな運命もないだろう
    チャンスが少なくなる人々に哀れみを
    創造の父から隠れる場所はない
    言おう、「一つの愛」
    一つの心はなんだろう?(一つの心)
    どうだろう、
    一緒にいよう、そうすれば大丈夫
    人類に訴える(一つの愛)
    oh、主よ(一つの心)
    主に感謝し、賛美しよう
    そうすれば大丈夫
    一緒にいよう、そうすれば大丈夫
    主に感謝し、賛美しよう
    そうすれば大丈夫
    一緒にいよう、そうすれば大丈夫