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【自然な和訳/曲解説】Dream Theater-Pull Me Under【おすすめTシャツ紹介】

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ギターリフランキング92位

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ドリーム・シアターの「プル・ミー・アンダー」は、1992年のアルバム「イメージズ・アンド・ワーズ」からのデビューシングルです。この曲は、バンドの複雑で技術的な演奏スタイルと、感情的な歌詞を特徴としています。 この曲は、ドリーム・シアターの代表曲として広く知られ、プログレッシブ・メタルのジャンルで高い評価を受けています。

 


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和訳

Lost in the sky
Clouds roll by and I roll with them
Arrows fly
Seas increase and then fall again

和訳:
空に迷い
雲が流れ、私はそれに合わせて流れる
矢が飛び
海が増し、そして再び減る

単語:
roll by - 通り過ぎる、流れる
roll with - ~に合わせて動く、流れる
arrows - 矢
increase - 増える
fall - 減る、落ちる

This world is spinning around me
This world is spinning without me
And every day sends future to past
Every breath leaves me one less to my last

和訳:
この世界は私の周りを回っている
この世界は私なしで回っている
そして毎日が未来を過去に送る
呼吸するたびに最後の一息が近づく

単語:
spinning - 回転する
breath - 呼吸、一息
future - 未来
past - 過去
last - 最後の

イディオム:
sends future to past - 未来を過去に送る(時間が進むことを意味する)
one less to my last - 最後の一息に一歩近づく(残りの時間が少なくなることを意味する)

Watch the sparrow falling, gives new meaning to it all
If not today nor yet tomorrow, then some other day
I'll take seven lives for one and then my only father's son
As sure as I did ever love him, I am not afraid

和訳:
スズメが落ちるのを見て、それが全てに新しい意味を与える
もし今日でも明日でもないなら、いつか別の日に
七つの命を一つのために取り、そしてただ一人の父の息子として
確かに彼を愛していたように、私は恐れない

単語:
sparrow - スズメ
falling - 落ちる
meaning - 意味
take - 取る
lives - 命
father's son - 父の息子
sure - 確かな
afraid - 恐れる

イディオム:
gives new meaning to it all - 全てに新しい意味を与える
as sure as - ~のように確かに
not afraid - 恐れない

This world is spinning around me
The whole world keeps spinning around me
And all life is future to past
Every breath leaves me one less to my last

和訳:
この世界は私の周りを回っている
全世界が私の周りを回り続ける
そして全ての命は未来から過去へと流れる
呼吸するたびに最後の一息が近づく

単語:
whole - 全ての
life - 命

イディオム:
future to past - 未来から過去へ(時間の流れを意味する)
one less to my last - 最後の一息に一歩近づく(残りの時間が少なくなることを意味する)

Pull me under, pull me under
Pull me under, I'm not afraid
All that I feel is honor and spite
All I can do is to set it right

和訳:
引き込んでくれ、引き込んでくれ
引き込んでくれ、私は恐れない
私が感じるのは名誉と憎しみ
私ができるのはそれを正すことだけだ

単語:
pull - 引く、引き込む
under - 下に、引き込む
honor - 名誉
spite - 憎しみ
set it right - 正す

イディオム:
pull me under - 私を引き込む(困難や挑戦に直面することを象徴)
set it right - それを正す(問題を解決する、物事を正しい方向にする)

Dust fills my eyes
Clouds roll by and I roll with them
Centuries cry
Orders fly and I fall again

和訳:
目に埃が入り
雲が流れ、私はそれに合わせて流れる
世紀が泣き
命令が飛び交い、私は再び倒れる

単語:
dust - 埃
centuries - 世紀
orders - 命令
cry - 泣く、叫ぶ
fall - 倒れる、落ちる

イディオム:
roll with - ~に合わせて動く、流れる
orders fly - 命令が飛び交う

This world is spinning inside me
The whole world is spinning inside of me
Every day sends future to past
Every step brings me closer to my last
和訳:
この世界は私の周りを回っている
全世界が私の周りを回り続ける
そして全ての命は未来から過去へと流れる
呼吸するたびに最後の一息が近づく
Pull me under, pull me under
Pull me under, I'm not afraid
Living my life too much in the sun
Only until your will is done!
Pull me under, pull me under
Pull me under, I'm not afraid
All that I feel is honor and spite
All I can do is to set it right
Pull me under, pull me under
Pull me under, I'm not afraid
Living my life too much in the sun
Only until your will is done
Oh, that this too
Too solid flesh would melt

和訳:
引き込んでくれ、引き込んでくれ
引き込んでくれ、私は恐れない
あまりにも日の下で生きすぎた私の人生
ただあなたの意思が成就するまで!

引き込んでくれ、引き込んでくれ
引き込んでくれ、私は恐れない
私が感じるのは名誉と憎しみ
私ができるのはそれを正すことだけだ

引き込んでくれ、引き込んでくれ
引き込んでくれ、私は恐れない
あまりにも日の下で生きすぎた私の人生
ただあなたの意思が成就するまで

ああ、このあまりにも
あまりにも固い肉体が溶けるなら

曲解説 

 "Pull Me Under"は、アメリカのプログレッシブメタルバンド、ドリーム・シアターの代表曲であり、1992年にリリースされた彼らのアルバム「Images and Words」に収録されています。この楽曲は、バンドのキャリアにおいて最も商業的に成功したシングルであり、彼らの名前を広く知らしめるきっかけとなりました。

 「Pull Me Under」は、元々キーボード担当のケヴィン・ムーアによって書かれた曲です。楽曲のインスピレーションはウィリアム・シェイクスピアの戯曲「ハムレット」に由来しています。歌詞は、存在の不安や死の避けられない運命についての内省を描いており、特に「この世を去る」というテーマが繰り返し登場します。

 この楽曲は、カナダ出身のボーカリスト、ジェームズ・ラブリエが加入した後に録音されました。ラブリエは、歌声に独特のハスキーさを加えることで自身の個性を楽曲に反映させました。また、ギタリストのジョン・ペトルーシは、当初のデモにはネオクラシカルなギターパートが含まれていたが、最終的な録音ではその部分が削除され、代わりに次作「Awake」のインストゥルメンタル曲「Erotomania」として使われたと語っています。

 「Pull Me Under」の成功は予想外でした。ドリーム・シアターは、長い楽曲と複雑なアレンジで知られており、ラジオでのヒットは困難と考えられていました。しかし、あるDJが自主的にこの曲を頻繁にオンエアしたことから、次第に他のラジオ局にも広まりました。この曲は最終的にビルボードのホットメインストリームロックチャートで10位にランクインし、MTVでもビデオクリップが放映されるようになりました。

 また、「Pull Me Under」のミュージックビデオは急遽制作されました。バンドがツアー中であったため、ステージパフォーマンスの映像を編集してビデオが作られました。このビデオはMTVでの露出に重要な役割を果たし、バンドの知名度向上に寄与しました。


 

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