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【和訳文法】Elvin Bishop-Fooled Around And Fell In Love

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Elvin Bishopのヒット曲「愛に狂って」は、1975年のアルバム「Struttin' My Stuff」に収録され、1976年にシングルとしてリリースされました。この曲はビルボードHot 100で3位に達し、ゴールドディスクを獲得。ミッキー・トーマスがリードボーカルを務めています。


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曲の解説 

 Elvin Bishopの名曲「Fooled Around And Fell In Love」は、1975年にアルバム『Struttin' My Stuff』で発表された後、1976年にシングルとしてリリースされました。この曲は、ビショップがリードボーカルを務めることなく、当時バンドのバックグラウンドシンガーだったミッキー・トーマスによって歌われました。ビショップ自身は、自分の声がこの曲には合わないと感じていたため、トーマスにリードボーカルを依頼したのです。この決断は成功を収め、曲はビルボードHot 100で最高3位に達し、ゴールドディスクに認定されるほどのヒットとなりました。

 制作背景には、ビショップとトーマスの間の会話が大きく影響しています。トーマスが自身の妻との恋愛経験をビショップに語ったところ、それが曲のインスピレーションとなったと言われています。ビショップは、トーマスの話に魅了され、そのエピソードを曲に反映させることを決めたのです。

 この曲は、その後も多くの映画で使用され、ポップカルチャーの中で愛され続けています。例えば、「Guardians of the Galaxy」(2014年)や「Boogie Nights」(1997年)など、様々な映画のサウンドトラックとして採用されています。これらの映画での使用は、曲の普遍的な魅力と、多くの人々にとっての感情的な共鳴を示しています。

 また、この曲は様々なアーティストによってカバーされており、その中にはT・G・シェパードやロッド・スチュワートなどの有名なミュージシャンも含まれています。これらのカバーバージョンは、オリジナルの持つ魅力を異なる解釈で表現しており、曲の多様性と影響力を示しています。

 

 

文法の解説

I must've been through about a million girls
I'd love 'em, and I'd leave 'em alone
I didn't care how much they cried, no sir
Their tears left me cold as a stone

単語:
Must've been through: 「経験したことがある」という過去の推定を表す。
Million: 「百万」。ここでは誇張表現として使われている。
Love 'em and leave 'em: 一時的に関係を持っては切るという行動パターンを示す。
Cried: 「泣いた」。感情の表現。
Tears: 「涙」。
Cold as a stone: 「石のように冷たい」という比喩表現で、感情が無い状態を示す。

文法:
Must've been through: 「must have been through」の短縮形で、過去に何かを経験したことの推定を示す。
I'd love 'em, and I'd leave 'em alone: 「I would」の短縮形で、繰り返される行動を表す条件形。
Didn't care: 過去の習慣的な無関心を示す。
Their tears left me cold as a stone: 涙が自分に何の感情も起こさせなかったことを表す。

イディオム:
Cold as a stone: 感情がない、無関心な態度を表す比喩。

和訳:
百万の女性と付き合ってきた
彼女たちを愛しては、離れてきた
彼女たちがどれだけ泣いても気にしなかった、本当だ
その涙は俺を石のように冷たくさせた


文章全体の意訳:
この歌詞は、過去の無数の恋愛関係を振り返る人物の話をしています。彼は多くの女性と関係を持ちながらも、それぞれの関係に深く感情を投じることはなく、彼女たちが泣いてもそれに心を動かされなかったと述べています。この歌詞は、過去の行動に対する反省や、感情的な距離を置いていた様子を表現しています。


But then I fooled around and fell in love

I fooled around and fell in love
I fooled around and fell in love
Fooled around and fell in love

単語:
Fooled around: 軽い恋愛遊びや、気軽な関係を指す。
Fell in love: 「恋に落ちる」という表現。深い感情的な関わりを示す。

文法:
But then I fooled around and fell in love: 「But then」は過去の話の転換点を示す。「I fooled around and fell in love」は単純過去時制を使用し、過去の特定の行動や変化を述べている。

イディオム:
Fooled around and fell in love: 通常、非常にカジュアルな関係が意外にも深刻な感情的な関係に発展する様子を表す。

和訳:
でもそれから、軽い気持ちで恋に落ちた
軽い気持ち恋に落ちた
軽い気持ちで恋に落ちた
軽い気持ちで恋に落ちた


文章全体の意訳:
この部分は、これまでの関係がすべて表面的で感情的に関わることが少なかった人物が、予期せず真剣な愛情を感じるようになったことを表しています。彼がこれまでに経験してこなかった本物の愛情に気づき、その変化に驚いている様子が歌詞から伝わってきます。


It used to be when I'd see a girl that I liked
I'd get out my book and write down her name
But when the grass got a little greener on the other side
I'd just tear out that page

単語:
Book: ここでは、恋愛対象となる女性の名前を記録するノートや日記を指します。
Tear out: ページを引き裂くこと。ここでは、興味を失った女性の名前をノートから削除する行動を表します。

文法:
It used to be: 過去の習慣や状態を表す表現。過去形を使って、以前はそうだったが、現在は違うことを示唆します。
I'd get out my book and write down her name: 過去の習慣を表す条件付きの表現。ここでの「I'd」は「I would」の短縮形で、過去の反復的な行動を示しています。

イディオム:
Greener on the other side: 「隣の芝は青い」ということわざから来ています。他の選択肢や状況がより魅力的に見えることを意味します。

和訳:
前は気に入った女の子がいると、
俺のノートを取り出した、彼女の名前を書き留めるために
だが、隣の芝がもっと青く見えたとき、
そのページをちぎってしまうのだった


文章全体の意訳:
この歌詞は、過去には新しい恋愛の興味があるたびに記録をつけていたが、常に「もっと良いもの」があると感じたら、その興味を捨ててしまう習慣を持っていたことを表しています。この表現は、恋愛における飽きっぽさやコミットメントを避ける傾向を示しており、より良い選択肢を求めて常に動いている様子を描いています。


But then I fooled around and fell in love

I fooled around and fell in love, since I met you, baby
I fooled around and fell in love
I fooled around and fell in love
同上

Free on my own, that's the way I used to be

But since I met you baby, love's got a hold on me


単語:
Free: 自由な、束縛されていない状態。
Hold: ここでは、影響やコントロールの意味で使用されています。

文法:
That's the way I used to be: 「それが私のかつての様子だった」という表現で、過去の状態を表します。
But since I met you baby: 「しかし、あなたに会ってから」という時間の経過を示す表現で、この出会いが変化のターニングポイントであることを示しています。

イディオム:
Love's got a hold on me: 「恋に落ちた」または「愛に囚われた」というフレーズで、恋愛感情によって強く影響されている状態を表します。

和訳:
自由だった、それがかつての俺だった
でも君に会ってから、愛が俺を囚えて離さない


文章全体の意訳:
この歌詞は、過去には自由で独立していたが、特定の人との出会いによって深く愛に捉われてしまったという心情を表しています。恋愛がもたらす心理的な変化と、それが個人の自由や行動にどのように影響を与えるかを描いています。


(Fooled around and fell in love) whoo, it's got a hold on me now, yeah

(Fooled around and fell in love) I can't let go of you, baby
(Fooled around and fell in love) I can't stop loving you now
(Fooled around and fell in love) hey, 'cause I fooled around

単語:
Whoo: 喜びや興奮を表現する音声表現。
Hold: 支配や影響。
Let go: 手放す、離れる。

文法:
It's got a hold on me now: 「今、それが私を掴んでいる」現在完了形を使用して、現在に及ぼす過去からの影響を表現。
I can't let go of you, baby: 「君を手放せないよ、ベイビー」という否定形を使って、感情の強さを強調。

イディオム:
Got a hold on me: 「私を支配している」や「心を捉えられている」という意味で、感情や状況が人の行動や感じ方に強い影響を与えていることを示す。
Can't let go: 「離れられない」愛情や執着を示す表現。

和訳:
(軽い気持ちで恋に落ちた)whoo、今は俺をしっかり掴んでる
(軽い気持ちで恋に落ちた)君を手放せないよ、baby
(軽い気持ちで恋に落ちた)今はもう君を愛さずにはいられない
(軽い気持ちで恋に落ちた)hey、俺は遊びのつもりだったのに


文章全体の意訳:
この歌詞は、愛に深く捉われている感情を表現しています。もともとは気軽な気持ちで始まった関係が、予想外に深い愛情に発展してしまい、もはやその感情から逃れることができないという状態を歌っています。愛の力がいかに強いかを、繰り返しのフレーズを使って強調しています。


(Fooled around and fell in love)
I fooled around (fooled around)
I fooled around (fooled around)
I fooled around (fooled around)
(Fooled around and fell in love)
Fooled around, fooled around, yes, I did
(Fooled around) I fooled around
(Fooled around) oh, I fooled
(Fooled around and fell in love)
I fooled around, I fell in love
(Fooled around) hey-hey
(Fool around, fool around)
同上
 

 

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