英語音楽学ぶログ

ギタープレイ、作詞作曲、耳コピ、洋楽和訳、英語文法学習・・。いろんなことができるようになりたい男のブログ

MENU

beatlesからコード進行を学ぶ「Anna(Go With Him)」【Key=C】【I-IV-ii-V進行】

ビートルズの「Anna (Go To Him)」は、グループの初期の作品であり、コード進行やメロディの面でいくつかの特徴を持っています。それでは詳しく見ていきましょう。

 

まず、この曲のキーはCメジャー(C調)です。Cメジャーのダイアトニックコードは以下の通りです:

I - Cメジャー (C)
ii - Dマイナー (Dm)
iii - Eマイナー (Em)
IV - Fメジャー (F)
V - Gメジャー (G)
vi - Aマイナー (Am)
vii°- Bディミニッシュ (Bdim)

それぞれのコードは、Cメジャースケールの各ステップから派生しています。

それでは歌詞とコード進行を見てみましょう:

[Verse]
C (I)
Anna
F (IV)
You come and ask me, girl
Dm (ii) G (V)
To set you free, girl

コード進行はI-IV-ii-V(1度-4度-2度-5度)のパターンを使用しています。これは、ジャズやポップ音楽でよく見られるコード進行であり、メロディラインを強調し、また曲全体を通じて一貫性を持たせるのに役立ちます。

[Chorus]
Em (iii) A7 (V/ii) Dm (ii)
But I just can't do it, Anna
Em (iii) A7 (V/ii) Dm (ii)
I just can't do it, Anna

コーラスでは、コード進行はiii-V/ii-ii(3度-2度の5度-2度)です。A7はDマイナー(ii)に先行するセカンダリドミナント(V/ii)コードで、予期せぬ色彩と緊張感を曲にもたらします。

「Anna (Go To Him)」は、ビートルズの初期のスタイルをよく表しています。コード進行は比較的シンプルながら、メロディラインやリズムは予想外の要素を持っており、リスナーの耳を引くことができます。これらの要素が組み合わさることで、聞き手に印象的な曲を提供しています。

dontlookback.hateblo.jp