英語音楽学ぶログ

ギタープレイ、作詞作曲、耳コピ、洋楽和訳、英語文法学習・・。いろんなことができるようになりたい男のブログ

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【書籍紹介】「耳と感性でギターが弾ける本」

 youtuberさんやたくさんのブロガーさんたちが既に紹介している書籍であります。
私もで気になっていたためのですが、なかなか購入に踏み切れなかったのですが、ブログで教本の紹介などしつつ、いろんな書籍を読んでいきたいなと考え購入に至りました。

 なぜ購入に踏み切れなかったかといいますと、「耳と感性」って言葉が結構ハードル高いなと思っていたんです。恥ずかしながら音楽を志しているものの耳、感性、音感、センスには全く自信がなく自分が読んでも身につかないんじゃないかと思っていました。なので理論や暗記などの頭を使うことばかり考えていました。
 ただ、この本を読んで遠回りをしていたんだなと気づきました。そしてこの本を誰にでも理解しスキルアップできるテクニックや知識を与えてくれます
未読の方はぜひ読んでみて下さい。

「耳と感性でギターが弾ける本」とは

「耳と感性でギターが弾ける本」は、音楽教育の最高峰、米バークリー音楽大学で教鞭を執るトモ藤田が贈る教則本です。この本は、「耳を訓練し、感性を育て、弾きたい音を自由に弾く」という新しいコンセプトに基づいています。エクササイズはバークリーでも実際に使われている、とても具体的で効果が実証済みのものです。

バークリー音楽大学について

バークリー音楽大学は、アメリカ合衆国マサチューセッツ州ボストン市に本部を置く音楽大学です。1945年に創立され、1970年に大学設置されました。主にジャズや現代アメリカ音楽などの商業音楽全般を専門とし、大学のほかに専門学校も擁する高等教育機関です。バークリー音楽大学は、世界中から多くの学生を集めており、日本人の卒業生としては穐吉敏子さんや渡辺貞夫さん、上原ひろみさんなどが有名。


YouTubeチャンネルも解説されています。

TomoFujitaMusic - YouTube

 



 


こんな人におすすめ

  • ギター初心者の方。基礎力のアップをしたい方。何から初めていいか分からない方
  • なかなかギターという楽器の理解が進まない。どうすればいいか困ってる方
  • アドリブ、耳コピができるようにならない。

練習の前からなにをすべきか教えくれる

 本書では、練習の前にすべきことを教えてくれます。ギター買った。早速弾くぜ!の気持ちを抑えて、まず弾く前に何をすべきかをなぜ必要なのかを教えてくれます。
また、本書でのこのように言及されております。
「リズム、トライアド、ベース・ラインしっかりやることで音楽の仕組みがわかってきます。するとジミ・ヘンドリックスが弾くようなコードとソロを組み合わせたちょっとしたフィルも自分なりに弾いたりできるようになるます。」

この言葉が聞きたかった人多いんじゃないでしょうか?この言葉だけで先を読むのがワクワクします。
youtubeにてトモ藤田氏本人が解説している動画もあります。

なんての?こんなに詳しく【耳と感性でギターが弾ける本】第1章 - YouTube

 

練習におすすめのギターアンプも紹介されています。

 

 

なぜ基礎が大事なのか丁寧に解説

 本書では運指やリズムトレーニング、トライアドの覚え方、練習方法について具体的に記載されています。これなら初心者の方、何から始めていいか分からない方も悩むことがなく始めることができます。なぜ、基礎が大切なのかも丁寧に説明してくれていますので、納得してギターに専念することができます。


 

音楽の聴き方を見直そう

 本書では音楽の聴き方についても、言及されています。
皆さんはいつも音楽をどうやって聴いてますか?最近だとサブスクが充実しているので、SpotifyAmazonミュージック、YouTubeでなんでも聞けますよね。私はYouTubeで音楽をよく聴いてます。そして、通勤時間や散歩、料理中などに音楽を楽しみながら聴いてる方が多いんじゃないかと思います。〜しながら、つまり「ながら聴き」をしてる方が多いんじゃないかと思います。そのながら聴き、本当に音楽が頭の中に入ってますか?と著者は語っています。もちろん、ギタリストや音楽スキルを向上させたい人にとってそれで全く問題ないのですが、この本を読む人やこのブログを読んでくださっている方は少しでも音楽スキルを向上させた人が多いと思いますので、ただ音楽を流してる
だけではなくその音楽から学びを得たいと思って聴いている人も多いのではないでしょうか?本書では音楽を聴き方についてのポイントについても語られています。

 

まとめ

 とても丁寧に、簡潔に必要なことが網羅されているとても良い教本でした。
僕はこの本を読んで今まで逃げ続けてきた音感を鍛えるということに向き合うことができました。今では本を繰り返し読みながら毎日、基礎トレーニングを行っております。
ぜひ皆様も一読されることをおすすめします。
もっと早く出会いたかった・・。