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【和訳文法】It Won't Be Long-The Beatles

 

It Won't Be Long (Remastered 2009) - YouTube

 

 


 

  1. 曲について

    この曲は、1963年に発売された2作目のアルバム『ウィズ・ザ・ビートルズ』のオープニング・トラックで、同作のために最初に録音されたオリジナル曲です。レノン=マッカートニー名義ですが、主な作曲者はジョン・レノンで、ポール・マッカートニーが作詞と編曲の面で手伝っています 。

    この曲は、恋人と離れている寂しさと再会への期待を歌ったロック・ナンバーです。サビでは、「be long」と「belong」を掛け合わせた言葉遊びが使われています。また、「yeah」のコーラスやスケール感のあるギターリフなど、ビートルズの活動初期のトレードマークとなっている要素が見受けられます。レノンはこの曲について、「シングル用の曲を書こうとしたんだけど、うまくできなかった。ロンドン・タイムスのなんとかって記者が『イオリアン的抑揚』というようなことを書いてた。ビートルズの知的解釈というやつの始まりさ」と語っています。

    この曲のレコーディングは、1963年7月30日にEMIレコーディング・スタジオで行われました 。午前中にバッキング・トラックが10テイク録音され、そのうちテイク7がベストとされました。午後にはテイク7にレノンの2本目のリード・ボーカルやエンディング部分をオーバー・ダビングしました。モノラル・ミックスでは、曲の1分59秒にテイク21の「Till I belong」というフレーズが継ぎ足されています。

    この曲は、イギリスでは『ウィズ・ザ・ビートルズ』、アメリカでは『ミート・ザ・ビートルズ』に収録されました。1964年3月にはBBCの『Ready Steady Go!』で披露(マイム演奏)されました。この曲は、ビートルズの初期の勢いと情熱を感じさせる名曲です。

     

     

  2. 歌詞

    It Won't Be Long
    作詞者    レノン=マッカートニー
    作曲者    レノン=マッカートニー

    It won't be long yeh, yeh, yeh
    It won't be long yeh, yeh, yeh
    It won't be long yeh, till I belong to you

    Every night when everybody has fun
    Here am I sitting all on my own

    It won't be long yeh, yeh, yeh
    It won't be long yeh, yeh, yeh
    It won't be long yeh, till I belong to you

    Since you left me, I'm so alone
    Now you're coming, you're coming on home
    I'll be good like I know I should
    You're coming home, you're coming home

    It won't be long yeh, yeh, yeh
    It won't be long yeh, yeh, yeh
    It won't be long yeh, till I belong to you, woo

    Every night the tears come down from my eyes
    Every day I've done nothing but cry

    It won't be long yeh, yeh, yeh
    It won't be long yeh, yeh, yeh
    It won't be long yeh, yeah
    Till I belong to you

    Since you left me, I'm so alone
    Now you're coming, you're coming on home
    I'll be good like I know I should
    You're coming home, you're coming home

    So every day we'll be happy, I know
    Now I know that you won't leave me no more

    It won't be long yeh, yeh, yeh
    It won't be long yeh, yeh, yeh
    It won't be long yeh, till I belong to you, woo

     

  3. 日本語訳

    もうすぐだよ、yeh, yeh, yeh
    もうすぐだよ、yeh, yeh, yeh
    もうすぐ、君のものになるよ

    毎晩、みんなが楽しんでる時
    僕は一人で座ってる

    もうすぐだよ、yeh, yeh, yeh
    もうすぐだよ、yeh, yeh, yeh
    もうすぐ、君のものになるよ

    君が去ってから、とても寂しいんだ
    君が帰ってくるんだ、家に帰ってくるんだ
    僕はちゃんとするよ、どうしたらいいか分かってる
    君が帰ってくるんだ、家に帰ってくるんだ

    もうすぐだよ、yeh, yeh, yeh
    もうすぐだよ、yeh, yeh, yeh
    もうすぐ、君のものになるよ

    毎晩、僕の瞳から涙が零れ落ちた
    毎日、僕は泣くことしかできなかった

    もうすぐだよ、yeh, yeh, yeh
    もうすぐだよ、yeh, yeh, yeh
    もうすぐ、君のものになるよ

    君が去ってから、とても寂しいんだ
    君が帰ってくるんだ、家に帰ってくるんだ
    僕はちゃんとするよ、どうしたらいいか分かってる
    君が帰ってくるんだ、家に帰ってくるんだ

    だから毎日、僕たちは幸せになる、それは分かっている

    僕は分かったんんだ、あなたはどこにもいかない

    もうすぐだよ、yeh, yeh, yeh

    もうすぐだよ、yeh, yeh, yeh

    もうすぐ、君のものになるよ, woo

     

  4. 文法の解説

    "It won't be long yeh, till I belong to you"

    「It won't be long」: これは、「It will not be long」の短縮形で、「もうすぐ」という意味です。"won't"は"will not"の短縮形で、未来の出来事がすぐに起こることを示しています。
    「till」: これは「until」の短縮形で、何かが起こるまでの時間を示しています。この場合、「〜まで」と訳すことができます。
    「I belong to you」: これは「私は君のもの」という意味です。"belong to"は「〜のものである」という意味のイディオムで、ここでは愛や関係性のコンテキストで使われており、自分が相手にとって非常に大切であることを表しています。


    "Every night when everybody has fun"

    「Every night」: これは「毎晩」または「毎夜」という意味です。「Every」は「すべての」という意味で、時間の単位と一緒に使われると「〜ごとに」や「毎〜」という意味になります。
    「when」: これは「〜の時」または「〜するとき」を意味する接続詞です。これにより、特定の状況やタイミングに関連する出来事を表現します。
    「everybody」: 「全ての人」または「みんな」という意味の代名詞です。
    「has fun」: これは「楽しむ」または「楽しんでいる」を意味する動詞のフレーズです。"have fun"は、楽しい時間を過ごすことを意味します。


    "Here am I sitting all on my own"

    「Here」: これは「ここ」または「ここに」という意味です。
    「am I」: これは「私は〜です」の形ですが、この文の構造では強調の意味が含まれていて、「まさに私が〜」という感じになります。
    「sitting」: これは「座っている」という意味の動詞です。"sit"の現在分詞形です。
    「all on my own」: これは「一人で」や「独りぼっちで」という意味のフレーズです。「all」が強調を加えており、完全に一人であることを強調しています。

    "Since you left me, I'm so alone"

    「Since」: これは「〜以来」という意味です。ある出来事が起きてからの期間を示します。
    「you left me」: 「you」は「あなた」、「left」は「去る」の過去形、「me」は「私」です。これらを合わせると「あなたが私を去った」という意味になります。
    「so alone」: 「so」は「とても」や「非常に」という意味の強調語で、「alone」は「一人で」または「寂しい」という意味です。これらを合わせると「とても寂しい」という意味になります。


    "I'll be good like I know I should"

    「I'll」: これは「I will」の短縮形で、「私は~するつもりだ」を意味します。
    「be good」: 「良い子でいる」や「行儀良くする」などの意味で、ここでは良い行いや振る舞いをすることを表しています。
    「like」: この文脈では、「~のように」や「~するように」という意味で使用されています。
    「I know」: 「私は知っている」や「分かっている」という意味です。
    「I should」: 「私がそうすべきだ」という意味で、何かをするべきであるという義務感や責任感を表します。
    何かをするべきであると自覚しており、それに従って行動すると約束していることを示しています。

    "Every night the tears come down from my eyes"
    "the tears":「涙」を意味します。"tears"は目から出る液体で、感情的な反応や悲しみなどで現れます。「the」はこれを特定の涙、つまり話者の涙として特定しています。
    "come down":「流れ落ちる」という意味です。「come」は「来る」、「down」は「下」を意味しますが、一緒に使うと「落ちる」または「流れ落ちる」の意味になります。これは涙が目から落ちる様子を表現しています。
    "from my eyes":「私の目から」という意味です。「from」は「~から」、「my」は「私の」、「eyes」は「目」を意味します。

    "Every day I've done nothing but cry"
    "Every day":「毎日」という意味です。「Every」は「全ての」という意味で、「day」は「日」を意味します。これらを組み合わせて「毎日」を表現しています。
    "I've":これは "I have" の短縮形です。「I」は「私」を指し、「have」は所有や経験を示す助動詞です。
    "done":「do」の過去分詞形で、「する」または「行う」という意味です。この場合は「have done」で「~していた」という完了形を作っています。
    "nothing but":「~以外何もない」という意味で、特定の行動や事柄に限定して強調します。
    "cry":「泣く」という意味の動詞です。

    "So every day we'll be happy, I know"
    "So":「だから」または「それで」という意味で、結果や理由を示す接続詞です。
    "we'll":これは "we will" の短縮形で、「we」は「私たち」を指し、「will」は未来形を作る助動詞です。
    "be happy":「幸せである」という意味です。「be」は「である」を示す動詞で、「happy」は「幸せな」を意味する形容詞です。
    "I know":「私は知っている」という意味で、「I」は「私」を指し、「know」は「知っている」を意味する動詞です。

    "Now I know that you won't leave me no more"
    "I know":「私は知っている」という意味で、「I」は「私」を指し、「know」は「知っている」を意味する動詞です。
    "that":ここでは「that」は関係代名詞として使われ、次の文を導入しています。
    "you":「あなた」を指す代名詞です。
    "won't":これは "will not" の短縮形で、「〜しない」という未来の否定を示す助動詞です。
    "leave":「去る」または「置き去りにする」などの意味を持つ動詞です。
    "me":「私」を指す目的語の代名詞です。
    "no more":「これ以上は...ない」または「もう...ない」という意味のフレーズです。