英語音楽学ぶログ

ギタープレイ、作詞作曲、耳コピ、洋楽和訳、英語文法学習・・。いろんなことができるようになりたい男のブログ

MENU

【和訳文法】Norman Greenbaum-Spirit In The Sky

本サイトはアフェリエイト広告を利用しています。

「Spirit In The Sky」は、1969年にリリースされたノーマン・グリーンバウムの代表曲です。心地よいギターのリフと精神的な歌詞が特徴で、世界中でヒットしました。


www.youtube.com

 

 

 

 

 

曲の解説 

 Norman Greenbaumの「Spirit In The Sky」は、1969年にリリースされたアメリカのシンガーソングライターによる楽曲で、彼のアルバムのタイトルトラックとしても知られています。この曲は、リリース後すぐにゴールドレコードとなり、アメリカでは200万枚以上を売り上げ、ビルボードホット100で3位に達しました。また、1970年にはイギリス、オーストラリア、カナダのチャートで1位を獲得し、ローリング・ストーン誌の「史上最高の500曲」のリストで333位にランクインしています。

 Greenbaum自身はユダヤ教徒でありながら、この曲にはイエスへの言及がいくつか含まれています。彼は2006年のニューヨークタイムズとのインタビューで、テレビでポーター・ワゴナーがゴスペルソングを歌っているのを見た後に曲を書くインスピレーションを得たと語っています。彼は「自分でもそれができる」と思い、ゴスペル音楽について何も知らないまま、自分のゴスペルソングを書き始めました。歌詞は15分で書き上げたと言われています。

 Greenbaumは以前、サイケデリックジャグバンド「Dr. West's Medicine Show and Junk Band」のメンバーでしたが、バンドが解散した後、Reprise RecordsのプロデューサーErik Jacobsenとソロ契約を結びました。Jacobsenは以前、Lovin' Spoonfulとも仕事をしていました。最初はアコースティックジャグバンド用に曲をアレンジし、次にフォークバージョン、デルタブルーススタイルを試しましたが、どれも満足のいくものではありませんでした。Jacobsenの指導のもと、サンフランシスコのCoast Recordersスタジオで曲が形になり始めました。セッションプレイヤーとしてRussell DaShiell(ギター)、CrowfootのDoug Killmer(ベース)、Sopwith CamelのNorman Mayell(ドラム)が参加しました。

Greenbaumは、曲の特徴的なギターサウンドを生み出すために、ボディにファズトーン回路を内蔵したフェンダーテレキャスターを使用しました。最終的に、オークランドのStovall Sisters(Joyce、Lillian、Netta)がゴスペルの手拍子とボーカルスタイルで曲をサポートするために加わりました。

 

文法の解説

When I die and they lay me to rest
Gonna go to the place that's the best
When they lay me down to die
Goin' up to the spirit in the sky

単語:
Rest: 休息、永眠。
Best: 最良の、最も素晴らしい。
Spirit in the sky: 天空の精霊、天国。

文法:
When I die and they lay me to rest: 「私が死んだとき、彼らが私を安らかに眠らせるとき」という未来の出来事を前置詞句 "When" で表現しています。
Gonna go to the place that's the best: 「最高の場所へ行くつもりだ」と未来の意図を表すために "gonna" (going toの口語形) を使用しています。
Goin' up to the spirit in the sky: 「天空の精霊のところへ上がる」と進行形を用いて、動作の進行や未来への移行を示しています。

イディオム:
Spirit in the sky: 通常は天国や死後の世界を指す比喩的な表現です。

和訳:
僕が死んで彼らが私を安らかに休ませるとき、
僕は最高の場所へ行くだろう
彼らが僕を死に向かわせるとき、
僕は天の精霊のもとへ上がるだろう


文章全体の意訳:
この歌詞は、死後の希望と楽観的な見方を表現しています。歌手は死んだ後、最も素晴らしい場所、つまり天国や精霊がいる天空へ行くと歌っています。これは死に対する恐れではなく、平和と受容の感情を反映しています。


Goin' up to the spirit in the sky (spirit in the sky)

That's where I'm gonna go when I die (when I die)
When I die and they lay me to rest
I'm gonna go to the place that's the best

単語:
Spirit in the sky: 天空の精霊、一般的には天国や霊的な場所を指します。
Rest: 休息、ここでは「死」を指しています。
Best: 最良の、ここでは死後の理想的な場所、つまり天国を示しています。

文法:
Goin' up to the spirit in the sky: 「天空の精霊のところへ上がる」と現在進行形を用いて表現していますが、これは未来の出来事を示唆しています。
That's where I'm gonna go when I die: 「私が死んだとき、私が行く場所はそこだ」と未来の意図を "gonna" (going toの口語形) で表しています。
When I die and they lay me to rest: 「私が死んで彼らが私を安らかに休ませるとき」と時間を指定する副詞節を使っています。

和訳:
天の精霊の元へ上がるんだ
僕が死んだとき、そこに行くんだ
死んで彼らが僕を休ませるとき
僕は最高の場所へ行くんだ


文章全体の意訳:
この部分は、作者が自分の死後の運命について歌っており、死んだ後に「最高の場所」、つまり天国へ行くという確信を表しています。これは一種の安心感や、死後の人生に対する肯定的な見方を示しており、霊的な昇華や救済を予期している様子がうかがえます。


Prepare yourself, you know it's a must

Gotta have a friend in Jesus
So you know that when you die
He's gonna recommend you to the spirit in the sky (spirit in the sky)

単語:
Prepare yourself: 自分自身を準備する、用意する。
Must: 必須、絶対に必要。
Friend in Jesus: キリスト教の文脈で、イエス・キリストを信仰の友と見なすこと。
Recommend: 推薦する、紹介する。
Spirit in the sky: 天空の精霊、通常は天国を指す。

文法:
Prepare yourself, you know it's a must: 命令形で「自分を準備せよ」と述べており、「それが必須であることを知っている」と続けています。
Gotta have a friend in Jesus: 「イエスを友として持つ必要がある」という意味で、"gotta"は "got to" の口語的表現です。
So you know that when you die: 「だからあなたが死ぬとき、あなたは知っている」と時間の副詞節を用いています。
He's gonna recommend you to the spirit in the sky: 「彼はあなたを天空の精霊に推薦するだろう」と未来形を用いています。

イディオム:
Friend in Jesus: キリスト教徒にとってイエスは救い主であり、友であるという観念。

和訳:
準備せよ、しなければならない
エスの友にならないといけない
そしたらあなたが死ぬときに分かる
彼があなたを天の精霊にしてくれる


文章全体の意訳:
この歌詞は、聴衆に精神的、宗教的な準備をするよう促しています。特にキリスト教の信仰に基づいて、イエス・キリストを友として信じることの重要性を強調しています。そして、その信仰が死後に天国への道を開くと信じていることを表しています。


Whoa, he'll recommend you to the spirit in the sky

That's where you're gonna go when you die (when you die)
When you die, and they lay you to rest
You're gonna go to the place that's the best

単語:
Recommend: 推薦する。
Spirit in the sky: 通常、天国や死後の霊的な存在を指します。
Die: 死ぬ。
Lay to rest: 埋葬する、休ませる。
Best: 最良の、最高の。

文法:
Whoa, he'll recommend you to the spirit in the sky: 「彼はあなたを天空の精霊に推薦するだろう」と未来形で述べています。
That's where you're gonna go when you die: 「それがあなたが死んだときに行く場所だ」という形で、未来形を使っています。
When you die, and they lay you to rest: 時間の副詞節を使って、死んだ後に起こる事象を述べています。

イディオム:
Place that's the best: 「最良の場所」であり、ここでは天国を意味することが多いです。

和訳:
Whoa、彼はあなたを天の精霊にしてくれるだろう
それがあなたが死んだときに行く場所だ
あなたが死んで、彼らがあなたを休ませるとき
あなたは最良の場所に行くだろう


文章全体の意訳:
この歌詞は、リスナーに対して死後の人生がどうなるかについての安心感を与えています。キリスト教の信仰に基づいて、死後イエスが天国への道を開くという信念が表現されています。そのため、死を恐れることなく、最終的には「最良の場所」、つまり天国にたどり着くという希望を伝えています。


Never been a sinner, I've never sinned

I've got a friend in Jesus
So you know that when I die
He's gonna set me up with the spirit in the sky

単語:
Sinner: 罪を犯す人。
Sin: 罪。
Friend in Jesus: キリスト教においてイエス・キリストとの個人的な関係を指す表現。
Set me up: (ここでは)つなぎ合わせる、紹介する。

文法:
Never been a sinner, I've never sinned: 「罪を犯したことがない」と過去形で述べています。
I've got a friend in Jesus: 現在完了形を使い、継続的な関係性を表しています。
So you know that when I die: 「だからあなたは知っている、私が死んだ時」と時制の一致が見られます。

和訳:
罪人ではない、罪を犯したこともない
エスが友だから
だから、私が死んだ時、あなたは分かっている
彼は私を天の精霊と結びつけてくれるだろう


文章全体の意訳:
この部分は、歌詞全体のテーマである信仰と死後の救済を強調しています。自身が罪を犯したことがないと主張し、イエスとの個人的な関係があるために、死後は天国で精神としての存在に導かれると確信している様子が表現されています。この信念によって、リスナーに対しても安心感や希望を提供しています。


Whoa, set me up with the spirit in the sky (spirit in the sky)

That's where I'm gonna go when I die (when I die)
When I die and they lay me to rest
I'm gonna go to the place that's the best
Go to the place that's the best
同上
 

 

 

 

Spirit In The Sky

Spirit In The Sky

Amazon