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beatlesの曲から学ぼう:「Love Me Do」【英語学習】【洋楽和訳】【歴史】

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  1. 曲について

    Love Me Do」は、1962年10月5日にイギリスで発売されたThe Beatlesのファーストシングルです。この曲は、ジョン・レノンポール・マッカートニーが共同で作詞作曲したもので、彼らがまだ10代だった1958年頃に書き始めたと言われています。当時の彼らは、ロックンロールやリズムアンドブルースに影響を受けていましたが、この曲ではシンプルなメロディとハーモニカの音色が印象的です。

    レコーディングは、1962年9月4日と9月11日に行われました。しかし、この間にドラマーが変わっています。最初のセッションでは、当時の正式メンバーだったピート・ベストがドラムを担当しましたが、プロデューサーのジョージ・マーティンは彼の演奏に満足せず、代わりにセッションドラマーのアンディ・ホワイトを呼びました。そのため、次のセッションでは、ホワイトがドラムを叩き、ベストに代わって加入したリンゴ・スターはタンバリンを叩きました。しかし、最終的に発売されたシングルには、9月4日のセッションで録音されたベストのドラムが収録されました。これは、レコード会社のパーロフォンが急いで発売することを決めたためです。

    Love Me Do」は、イギリスでは17位まで上昇しましたが、アメリカでは1964年までチャート入りしませんでした。しかし、その後The Beatlesがビートルマニアを巻き起こすと、この曲も再評価されて1位になりました。現在では、The Beatlesの代表曲の一つとして認知されています。

    The Beatlesの和訳リストは以下

    The Beatles和訳アルバム一覧


    この曲が収録されているアルバムの和訳リストは以下

    【The Beatles】1stアルバム「Please Please Me」



     

  2. 歌詞

    Love Me Do
    作詞者    レノン=マッカートニー
    作曲者    レノン=マッカートニー
    Love, love me do
    You know I love you
    I'll always be true
    So please, love me do
    Whoa, love me do

    Love, love me do
    You know I love you
    I'll always be true
    So please, love me do
    Whoa, love me do

    Someone to love
    Somebody new
    Someone to love
    Someone like you

    Love, love me do
    You know I love you
    I'll always be true
    So please, love me do
    Whoa, love me do

    Love, love me do
    You know I love you
    I'll always be true
    So please, love me do
    Whoa, love me do
    Yeah, love me do
    Whoa, oh, love me do

     

  3. 日本語訳

    愛して、愛してほしい
    君は知ってる、僕が君を愛してることを
    僕はいつも本気だよ
    だからお願い、愛してほしい
    おお、愛してほしい

    愛して、愛してほしい
    君は知ってる、僕が君を愛してることを
    僕はいつも本気だよ
    だからお願い、愛してほしい
    おお、愛してほしい

    誰かを愛すること
    誰か新しい人
    誰かを愛すること
    君のような人

    愛して、愛してほしい
    君は知ってる、僕が君を愛してることを
    僕はいつも本気だよ
    だからお願い、愛してほしい
    おお、愛してほしい

    愛して、愛してほしい
    君は知ってる、僕が君を愛してることを
    僕はいつも本気だよ
    だからお願い、愛してほしい
    おお、愛してほしい
    そう、愛してほしい
    おお、愛してほしい

     

  4. 文法の解説

    "love me do"
    "do"は、この文脈では強調のために使われる助動詞です。通常、疑問文などで使われますが、この場合は「Love me」に強調を加えるために使われており、「ぜひ私を愛して」というニュアンスを強く表しています。

    Love me do」全体で、「私を愛してほしい(強く頼む)」という意味になります。このフレーズはシンプルですが、強く感情を表現していることが特徴的です。


    "I'll always be true"

    "I'll"は「I will」の短縮形で、これは「私は〜するつもりです」または「私は〜します」という未来の意図や行動を表すものです。

    "be"は動詞で、「〜である」という意味があります。この場合、未来形の「will」があるため、「〜であるつもりだ」または「〜であり続ける」のような意味になります。

    "true"は形容詞で、この文脈では「誠実である」や「信頼できる」といった意味で使われています。

    したがって、文全体「I'll always be true」は、「私はいつも誠実でいるつもりだ」または「私はずっと信頼できる人であり続ける」という意味になります。このフレーズは愛情が深い関係での約束や誓いとしてよく使われます。

    "Someone to love, Somebody new, Someone to love, Someone like you"

    "Someone"は不定代名詞で、「何者か」または「誰か」という意味があります。

    "to love"は「愛するために」という目的を示す不定詞です。この形式は、不定詞が名詞(この場合は「someone」)に直接かかって、その目的や役割を説明します。つまり、「愛するための誰か」という意味になります。

    "Somebody"も不定代名詞で、「someone」とほぼ同じ意味です。「何者か」または「誰か」を指します。

    "new"は形容詞で、「新しい」という意味があります。これが「somebody」にかかっており、「新しい誰か」という意味になります。

    "like"は前置詞で、「〜のような」という意味があります。

    "you"は代名詞で、「あなた」を指します。

    これらを組み合わせると、「Someone to love, Somebody new, Someone to love, Someone like you」は、「愛するための誰か、新しい誰か、愛するための誰か、あなたのような人」という意味になります。このフレーズは、新しい恋愛やパートナーを求めるときの願望を表現しています。