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beatlesの曲から学ぼう:「Devil In Her Heart」【英語学習】【洋楽和訳】【歴史】

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  1. 曲について

    「Devil in Her Heart」は、リチャード・ドラプキンが作詞作曲した「Devil in His Heart」という曲をカバーしたもので、ジョージ・ハリスンリードボーカルを担当しています¹。この曲は、1963年11月に発売されたアルバム「With the Beatles」に収録されています。

    リチャード・ドラプキン(Richard Drapkin)は、1960年代初頭から1970年代中頃まで、アメリカ・デトロイトを拠点に活動したソングライターです。「Devil in His Heart」という曲を作詞作曲し、ザ・ドネイズが1962年にシングル盤『バッド・ボーイ』のB面曲として発表しました。この曲は、ビートルズがカバーした「Devil in Her Heart」の原曲となっています。

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  2. 歌詞
    She's got the devil in her heart
    But her eyes they tantalize
    She's gonna tear your heart apart
    Oh her lips are really thrilling

    I'll take my chances
    For romance is
    So important to me
    She'll never hurt me
    She won't desert me
    She's an angel sent to me

    She's got the devil in her heart
    No, no, this I can't believe
    She's gonna tear your heart apart
    No, no nay will she deceive

    I can't believe that she'll ever ever go
    Not when she hugs and says she loves me so
    She'll never hurt me
    She won't desert me
    Listen can't you see

    She's got the devil in her heart
    Oh, no, no, no, no this I can't believe
    She's gonna tear your heart apart
    No, no nay will she deceive

    I'll take my chances
    For romance is
    So important to me
    She'll never hurt me
    She won't desert me
    She's an angel sent to me

    She's got the devil in her heart
    Oh, no, no, no, no this I can't believe
    She's gonna tear your heart apart
    No, no nay will she deceive

    She's got the devil in her heart
    No she's an angel sent to me
    She's got the devil in her heart
    No she's an angel sent to me

     

  3. 日本語訳

    彼女は悪魔を持っている
    でも彼女の目は魅力的
    彼女は君の心を引き裂くよ
    ああ、彼女の唇は本当にスリリング

    僕はチャンスをつかむよ
    なぜなら恋愛は
    僕にとってとても大切だから
    彼女は僕を傷つけない
    彼女は僕を見捨てない
    彼女は僕に送られた天使さ

    彼女は心の中に悪魔を持っている
    いや、いや、これは信じられない
    彼女は君の心を引き裂くよ
    いや、彼女はだますことはないだろう

    彼女がいつか去っていくなんて信じられない
    彼女が抱きしめて愛していると言ってくれている
    彼女は僕を傷つけない
    彼女は僕を見捨てない
    聞いて、分からないかい

    彼女は心の中に悪魔を持っている
    ああ、いや、いや、いや、これは信じられない
    彼女は君の心を引き裂くよ
    いや、彼女はだますことはないだろう

    僕はチャンスをつかむよ
    なぜなら恋愛は
    僕にとってとても大切だから
    彼女は僕を傷つけない
    彼女は僕を見捨てない
    彼女は僕に送られた天使さ

    彼女は心の中に悪魔を持っている
    ああ、いや、いや、いや、これは信じられない
    彼女は君の心を引き裂くよ
    いや、彼女はだますことはないだろう

    彼女は心の中に悪魔を持っている
    いや、彼女は僕に送られた天使さ
    彼女は心の中に悪魔を持っている
    いや、彼女は僕に送られた天使さ

  4. 文法の解説
    She's got the devil in her heart

    「She's」は「She has」の短縮形です。これは「彼女は~を持っている」という意味です。
    「got」は「have got」の一部で、所有を表す言い方の一つです。この場合、「have」と「have got」は同じ意味です。
    「the devil in her heart」はイディオムで、直訳すると「彼女の心の中には悪魔がいる」となりますが、これは「彼女は心の中で悪意を持っている」または「彼女の性格には悪質な側面がある」という意味で使われます。
    全体として、「She's got the devil in her heart」は「彼女は心の中で悪意を持っている」または「彼女の性格に悪い部分がある」という意味で使われるフレーズです。

    But her eyes they tantalize
    「But」は接続詞で、ここでは前の文と対比を示しています。
    「her eyes」は「彼女の目」という意味です。
    「they」は「her eyes」を指しています。この「they」はしばしば口語的なスタイルで強調のために使用されます。
    「tantalize」は動詞で、「誘惑する」「じらす」という意味です。何かが手の届くところにあるように見せかけるが手に入らないという状況を表します。この文では、彼女の目が非常に魅力的で、相手を惹きつけるが手に入れることができないという意味で使われています。
    全体として、「But her eyes they tantalize」は「しかし、彼女の目は人を惹きつける」という意味です。

    She's gonna tear your heart apart
    「gonna」は「going to」の口語的な短縮形で、未来の意図や予定を示します。
    「tear」は動詞で、「引き裂く」「破る」という意味です。
    「your heart」は「あなたの心」を意味します。
    「apart」は副詞で、何かが分離されたり、ばらばらになったりする様子を示します。
    全体として、この文「She's gonna tear your heart apart」は、「彼女はあなたの心を引き裂くつもりだ」という意味です。

    Oh her lips are really thrilling
    「her lips」は「彼女の唇」を意味します。ここで「her」は「彼女の」を示す所有格代名詞で、「lips」は「唇」を意味する名詞です。
    「really」は副詞で、「本当に」や「非常に」という意味で使われます。何かを強調するときに使用されることが多いです。
    「thrilling」は形容詞で、「わくわくさせる」、「興奮させる」という意味です。
    全体として、この文「Oh her lips are really thrilling」は、「ああ、彼女の唇は本当にわくわくさせる」という意味になります

    I'll take my chances
    「I'll」は「I will」の短縮形です。「will」は未来形を作るのに使われる助動詞ですが、この文では「will」が意志や決意を示しています。
    「take」は「取る」の一般的な意味以外に、この文では「受け入れる」または「試みる」という意味で使われています。
    「my chances」は「私の機会」や「私の可能性」という意味です。しかし、この文では、「chances」はリスクや不確実性を含んでいる場合が多いです。
    このフレーズ「I'll take my chances」はイディオム的な表現で、「私はリスクを冒してみる」または「私はその機会を試してみる」という意味になります。

    For romance is So important to me
    「For」はこの文では、「なぜなら」や「というのも」などの意味で使われており、理由を説明するための接続詞です。
    「romance」は「ロマンス」または「恋愛」という意味です。
    「is」は、三人称単数の現在形の「be」動詞で、この文では「~である」という意味です。
    「So」は強調のために使われていて、この文では「非常に」または「とても」の意味になります。
    「important」は「重要な」を意味する形容詞です。
    「to me」は「私にとって」の意味です。
    この文「For romance is So important to me」の意味は、「なぜなら恋愛は私にとって非常に重要だから」となります。

    She'll never hurt me
    「She'll」は「She will」の短縮形で、「彼女は~するだろう」を意味します。
    「never」は「決して~ない」という否定の意味で使われます。
    「hurt」は「傷つける」や「痛む」の意味の動詞です。この文では、「傷つける」の意味で使われています。
    「me」は一人称の目的格で、「私」を意味します。
    この文「She'll never hurt me」の意味は、「彼女は決して私を傷つけないだろう」となります。

    She won't desert me
    「She won't」は「She will not」の短縮形で、「彼女は~しないだろう」を意味します。
    「desert」は「見捨てる」や「放棄する」という意味の動詞です。
    「me」は一人称の目的格で、「私」を意味します。
    この文「She won't desert me」の意味は、「彼女は私を見捨てないだろう」となります。

    She's an angel sent to me
    「an angel」は「天使」という意味で、ここでは比喩的に非常に優れた人物または愛する人物を指しています。
    「sent to me」は、「私に送られた」もしくは「私のために来た」という意味です。この部分は「sent」が動詞で、過去分詞形をとっています。「to me」は「私に」という意味です。
    この文「She's an angel sent to me」の意味は、「彼女は私に送られてきた天使だ」となります。

    No, no nay will she deceive
    「No」は否定を表す言葉で、「いいえ」または「違う」という意味です。
    「nay」は古い英語での「no」の形であり、強調するためにここで使用されています。「いいえ」や「全くそうではない」という意味で強調の表現として使われます。
    「will」は未来形を作る助動詞ですが、ここでは「will」は意志や決意を表すこともあります。
    「she」は「彼女」を意味する代名詞です。
    「deceive」は「だます」、「欺く」という意味の動詞です。
    この文「No, no nay will she deceive」の全体的な意味は、「いいえ、いいえ、彼女は絶対にだますことはない」という強い否定と信念を表しています。

    I can't believe that she'll ever ever go
    「can't」は「cannot」の短縮形で、「~できない」という否定の意味を持つモーダル助動詞です。
    「believe」は「信じる」という意味の動詞です。
    「that」は従属接続詞で、以降の文を導いています。
    「she'll」は「she will」の短縮形で、未来形を示す「will」を含んでおり、「彼女は~するだろう」という意味になります。
    「ever」は「いつでも」「この上なく」という意味の副詞で、ここでは強調のために二回繰り返されています。
    「go」は「去る」「行く」という意味の動詞です。
    この文「I can't believe that she'll ever ever go」の全体的な意味は、「彼女が去るなんて、私は全く信じられない」という意味となります。

    Not when she hugs and says she loves me so
    「Not」は否定を表す言葉で、「~ではない」または「~しない」などの意味を持ちます。
    「when」は接続詞で、特定の時間や状況を指し示します。「when」が使われると、それが起こるタイミングや条件を表すことが多いです。
    hugs」は「抱きしめる」という意味の動詞です。これは現在形で、彼女が抱きしめる行為を指しています。
    「and」は接続詞で、さらなる情報を加える役割を果たしています。
    「says」は「言う」という意味の動詞です。これも現在形で、彼女が言葉を話す行為を指しています。
    「she loves me」は「彼女は私を愛している」という意味の文です。これは現在形の動詞「loves」を使用しており、彼女の愛情を表しています。
    「so」は副詞で、この文では「非常に」や「とても」という意味で使われています。
    この文「Not when she hugs and says she loves me so」の全体的な意味は、「彼女が私を抱きしめて、とても愛していると言っているときではない」という意味となります。

    Listen can't you see
    「Listen」は「聞いて」または「注意して聞く」の意味で、この場合話し手が聞く者に注意を向けさせたいときに使います。命令形です。
    「can't」は「cannot」の短縮形で、「~できない」という否定を表します。
    「you」は二人称の主語で、「あなた」を指します。
    「see」は「見る」または「理解する」の意味の動詞です。
    この文「Listen can't you see」の全体的な意味は、「聞いて、わからないのか?」または「聞いて、それが見えないの?」といった感じです。