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【和訳文法】Wonderwall-Oasis

oasisの曲「wonderwall」は、1995年にリリースされた彼らの代表作です。イギリスのロックバンドとして世界的な人気を獲得したoasisは、この曲でグラミー賞にもノミネートされました。歌詞は、恋人や友人に対する深い愛情や感謝を表現しており、多くの人に共感を呼びました。メロディーはキャッチーで印象的で、今でも多くのカバーが作られています。


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  1. 曲の解説

     「wonderwall」とは、1995年にリリースされたoasisの2枚目のアルバム「(What's the Story) Morning Glory?」に収録された楽曲です。この曲は、全英シングルチャートで2位、全米シングルチャートで8位にランクインし、oasisの代表曲となりました。また、グラミー賞の最優秀ロック楽曲賞にノミネートされるなど、世界的な評価を得ました。

     「wonderwall」というタイトルは、1968年に公開された映画「Wonderwall」から取られました。この映画は、ビートルズジョージ・ハリスンが音楽を担当したことでも知られています。oasisノエル・ギャラガーは、この映画のタイトルが気に入って、「wonderwall」という言葉を自分なりに解釈して曲にしました。
     
    この曲は、当時ノエルが付き合っていたメグ・マシューズに捧げたラブソングだと言われていました。しかし、2001年にノエルとメグが離婚した後、ノエルは「wonderwall」はメグについてではなく、「自分自身や自分の夢について歌った曲だ」と語りました。

     この曲のレコーディングでは、ストリングスやメロトロンという楽器が使われました。これは、プロデューサーのオーウェン・モリスが提案したもので、oasisサウンドに新しい要素を加えました。また、ノエルは当初アコースティックギターで弾いていたイントロをエレキギターに変えることで、よりパワフルな印象を与えました。

     

  2. 文法の解説

    Today is gonna be the day that they're gonna throw it back to you

    単語:

    gonna: 「going to」の短縮形、将来の出来事を表す
    throw it back: 何かを返す、ここでは比喩的に使われている可能性がある

    文法:

    「gonna」は非公式な会話や歌詞でよく使用される「going to」の短縮形で、未来の意図や計画を示す。
    「that」は関係代名詞で、ここでは「the day」という名詞句を修飾している。

    イディオム:

    「throw it back to you」は直訳すると「それをあなたに返す」となるが、ここでは「チャンスや責任などをあなたに戻す」などの意味で使われている可能性があり、文脈によっては「あなたに再び焦点を当てる」という意味にもなる。

    和訳:

    「今日は、彼らがそれをあなたに返す日になるでしょう」

    文章全体の意訳:

    歌詞全体では、この行は「今日は重要な日、あなたにとって何かが変わるかもしれない」という予感や期待を表しています。あるいは、「今までの経験や努力が報われる時が来た」という意味も含まれている可能性があります。


    And by now, you shoulda somehow realised what you gotta do

    単語:

    by now: 今までに、この時点で
    shoulda: 「should have」の短縮形、すべきだった
    somehow: 何とかして、どうにかして
    realised: 気づく、実現する
    what: 何を
    you: あなた
    gotta: 「got to」の短縮形、しなければならない

    文法:

    「shoulda」は「should have」の短縮形で、過去に何かをすべきだったという意味を表します。
    「gotta」は「got to」の短縮形で、義務や必要性を表します。

    イディオム:

    「you shoulda realised」は「あなたは気づくべきだった」という意味で、過去に何かを理解または行動すべきだったという後悔や期待を表しています。

    和訳:

    「そして今頃になって、あなたは何をすべきかを何とか気づくべきだった」

    文章全体の意訳:

    この行は、「今までの経験から学び、次に何をすべきかを理解すべきだった」という意味が込められています。話し手は、相手が過去に何か重要なことを見落としているか、あるいは必要な行動を取るべきだったことを示唆しています。


    I don't believe that anybody feels the way I do about you now

    単語:

    don't believe: 信じない
    that: その
    anybody: 誰でも、誰も
    feels: 感じる
    the way: 方法、やり方、ここでは「様子」や「感じ方」を指す
    I do: 私がする、私が感じる
    about: ~について

    文法:

    「I don't believe」は否定の形で、「信じない」という意味を表します。
    「that」は関係代名詞で、後に続く内容を導きます。
    「feels the way I do」は「私が感じるように感じる」という意味のフレーズです。

    イディオム:

    「feel the way I do」は直訳すると「私がするように感じる」となりますが、ここでは「私があなたに対して持っている特別な感情を他の誰も持っていない」という意味になります。

    和訳:

    「私は、今あなたに対して持っているような感情を、他の誰も持っているとは思えない」

    文章全体の意訳:

    この行では、話し手がある特定の人に対して非常に強い感情を持っていることを表現しています。そして、その感情の強さや特別さから、他の人は同じように感じることはないだろうと述べています。

     

    backbeat, the word was on the street that the fire in your heart is out

    単語:

    backbeat: バックビート、音楽のリズムに関する用語
    the word is on the street: 「街の噂」という表現。一般的に広まっている情報や噂を指す
    the fire in your heart: 「心の中の火」、情熱や愛情などの象徴
    is out: 消えてしまった

    文法:

    「the word is on the street」は一般的な情報や噂を表すイディオム的表現です。
    「that」はこの場合、前のフレーズを説明するための接続詞です。

    イディオム:

    「the word is on the street」は、「多くの人が話している」「広く知られている」という意味のイディオムです。

    和訳:

    「バックビート、街の噂ではあなたの心の火が消えてしまったと言われている」

    文章全体の意訳:

    この歌詞の行では、話し手が「街の噂」や公然とされている情報に言及しており、その情報はリスナー(または歌の対象者)の情熱や愛情がなくなったというものです。ここでの「バックビート」は、歌のリズムや情報の伝達方法を暗示している可能性があります。全体的には、リスナーがかつて持っていた情熱や愛情がなくなったということを、話し手が噂や周囲の意見を通じて知るという状況を描いています。


    I'm sure you've heard it all before, but you never really had a doubt

    単語:

    I'm sure: 私は確信している
    you've heard: あなたは聞いた(hearの過去完了形)
    it all: それ全て
    before: 以前に
    but: しかし
    you never really: あなたは本当に決して〜ない
    had a doubt: 疑いを持っていた

    文法:

    "I'm sure" は確信を表す表現です。
    "you've heard it all before" は過去完了形を使っており、過去に何度も同じようなことを聞いたことを示しています。
    "but you never really had a doubt" は、過去形の "had" を使って、過去において疑いを持っていなかったことを表しています。

    イディオム:

    "heard it all before" は、何度も同じことを聞いているという意味のイディオムです。

    和訳:

    「きっとあなたは以前にそれ全てを聞いたことがあるでしょうが、実際には決して疑っていなかった」

    文章全体の意訳:

    この歌詞では、話し手がリスナーに対して、彼らが過去に何度も同じことを聞いたにもかかわらず、実際にはそれに疑問を持っていなかったことを指摘しています。これは、リスナーが周囲の意見や噂を耳にしているが、それらに対して本当の疑念を持っていなかったことを示唆しています。話し手は、リスナーが情報に対して確信を持っているか、あるいは無意識にその情報を受け入れていることを示唆している可能性があります。


    I don't believe that anybody feels the way I do about you now
    同上

    And all the roads we have to walk are winding

    単語:

    all: 全て
    the roads: 道
    we have to walk: 私たちが歩かなければならない
    are winding: 曲がりくねっている

    文法:

    "And all the roads we have to walk" は、話し手と他の人が経験しなければならない人生の道のりを指しています。「we have to walk」は副詞的関係詞節で、「the roads」を修飾しています。
    "are winding" は、「the roads」に関する状態を表しており、道が曲がりくねっていることを意味しています。

    イディオム:

    この文は、文字通りの意味ではなく、比喩的な意味を持っています。人生の道のりが複雑で予測不可能であることを表現しています。

    和訳:

    「そして私たちが歩かなければならない全ての道は曲がりくねっている」

    文章全体の意訳:

    この歌詞は、人生の複雑さと予測不可能さを表現しています。話し手は、自分たちが直面する道のりが簡単ではないこと、そして時には予想外の方向に進むことを認めています。これは人生の旅における困難や挑戦を比喩的に表していると解釈できます。


    And all the lights that lead us there are blinding

    単語:

    all: 全て
    the lights: 光
    that lead us there: 私たちをそこへ導く
    are blinding: 目を眩ませる

    文法:

    「And all the lights」は主語です。
    「that lead us there」は関係代名詞「that」を用いた関係節で、「the lights」を修飾しています。この節は「the lights」がどのようなものかを説明しており、「私たちをある場所へ導く光」という意味になります。
    「are blinding」は述語で、これは「the lights」の状態を表しています。

    イディオム:

    ここでの「lights」は、文字通りの光ではなく、人生の道を照らす指針やヒントを指していると解釈できます。しかし、これらの指針が時には圧倒的であるか、混乱を引き起こすことを「blinding」(目を眩ませる)と表現しています。

    和訳:

    「そして私たちをそこへ導く全ての光は、目を眩ませる」

    文章全体の意訳:

    このフレーズは、人生をナビゲートする際に直面する困難と混乱を表しています。目的地へと導く「光」は、時には明確ではなく、迷いや混乱を引き起こす可能性があるということを示唆しています。この歌詞は、人生の旅における課題や不確実性を象徴的に描いています。


    There are many things that I would like to say to you, but I don't know how

    単語:

    There are: あります
    many things: 多くのこと
    I would like to: 私はしたい
    say: 言う
    to you: あなたに
    but: しかし
    I don't know: 私は知らない
    how: どのように

    文法:

    「There are many things」は主語で、「多くのことがある」という意味です。
    「I would like to say to you」は「あなたに言いたい」という意味の従属節で、主語「many things」に何を言いたいかを説明しています。
    「but I don't know how」は接続詞「but」で始まる独立節で、「しかし私はどのように言えばいいかわからない」という意味です。

    イディオム:

    このフレーズには特別なイディオムは含まれていませんが、感情を表現する際の一般的な葛藤を描いています。

    和訳:

    「あなたに言いたいことがたくさんあるけど、どう言っていいかわからない」

    文章全体の意訳:

    このフレーズは、心の中にある感情や考えを相手に伝えたいという強い願望を表していますが、同時にそれをどのように表現すれば良いのか、言葉にするのが難しいというジレンマを描いています。これは多くの人が経験する感情的な葛藤を象徴しており、深い感情を持ちながらそれを適切に伝えられないという状況を表現しています。

    Because maybe
    You're gonna be the one that saves me
    And after all
    You're my wonderwall

    単語:

    Because: なぜなら
    maybe: 多分
    You're gonna: あなたは〜するでしょう
    be the one: その人になる
    that saves me: 私を救う
    And: そして
    after all: 結局のところ
    You're: あなたは
    my: 私の
    wonderwall: (この文脈では)支え、守護者

    文法:

    「Because maybe」は、理由を導く表現で、「多分」あるいは「恐らく」という意味合いを持ちます。
    「You're gonna be the one that saves me」は未来形で、「あなたが私を救う人になるでしょう」という意味です。
    「And after all, You're my wonderwall」は、「そして結局のところ、あなたは私の守護者(支え)です」という意味です。

    イディオム:

    「wonderwall」はこの歌の中で特別な意味を持ち、通常の英語ではあまり使われない言葉です。ここでは、非常に特別な存在、守護者、または重要な支えを意味しています。

    和訳:

    「なぜなら、多分あなたが私を救ってくれる人だから。そして結局、あなたは私の守護者(大切な支え)だから。」
    文章全体の意訳:

    この歌詞は、恋愛や深い絆における他者の重要性を表しています。歌詞の主人公は、相手(恋愛の対象、または非常に重要な人物)が自分にとってどれほど重要であり、その人が自分の人生において救いの存在であることを表現しています。"wonderwall"という言葉は、その人がいかに特別であり、自分を支える存在であるかを象徴しています。

    Today was gonna be the day, but they'll never throw it back to you
    And by now, you shoulda somehow realised what you're not to do
    I don't believe that anybody feels the way I do about you now

    And all the roads that lead you there were winding
    And all the lights that light the way are blinding
    There are many things that I would like to say to you, but I don't know how

    I said maybe
    You're gonna be the one that saves me
    And after all
    You're my wonderwall
    I said maybe (I said maybe)
    You're gonna be the one that saves me
    And after all
    You're my wonderwall

    I said maybe (I said maybe)
    You're gonna be the one that saves me (That saves me)
    You're gonna be the one that saves me (That saves me)
    You're gonna be the one that saves me (That saves me)

     

  3. 日本語訳

    今日はきっと君にとって大事な日だ
    今頃になって、あなたは自分が何をすべきか気づくはず
    僕と同じようにあなたに感じられる人は他にいるなんて信じられない

    backbeat、街の噂によると、あなたの心の火は消えてしまった
    あなたは知っていたはずだ、でも、あなたはまったく疑わなかった
    僕と同じようにあなたに感じられる人は他にいるなんて信じられない

    僕たちが歩む道は曲がりくねっている
    僕たちを導く光は眩しすぎる
    あなたに言いたいことがたくさんあるけれど、どう伝えたらいいかわからない

    でも多分
    あなたが僕を支えてくれる
    結局
    あなたは僕のwonderwallだ

    今日はきっと君にとって大事な日だった
    今頃になって、あなたは自分が何をすべきでないか気づくはず
    僕は、僕が今あなたに感じているように感じる人はいないと信じている

    僕たちが歩む道は曲がりくねっていた
    僕たちを導く光は眩しすぎた
    あなたに言いたいことがたくさんあるけれど、どう伝えたらいいかわからない

    でも言うよ
    あなたが僕を支えてくれる
    結局
    あなたは僕のwonderwallだ

    でも言うよ
    あなたが僕を支えてくれる
    結局
    あなたは僕のwonderwallだ