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【英語学習/洋楽和訳】The Beatles-Baby It's You【再】

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ビートルズの「Baby It's You」は、バカラック作曲、ディクソンとデヴィッド作詞の曲。1963年のアルバム「Please Please Me」に収録されています。

 


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曲の解説 

 The Beatlesの「Baby It's You」は、もともとアメリカの女性R&Bグループ、シュレルズによって1961年にリリースされ、Billboard Hot 100で8位にランクインするヒットとなりました。ビートルズはこの曲を彼らのステージアクトの一部として1961年から1963年にかけて演奏し、1963年2月11日にEMIレコーディング・スタジオで録音しました。このセッションはジョージ・マーティンのプロデュースのもと行われ、2月20日にはマーティンによるチェレスタのソロがオーバー・ダビングされました。

 ビートルズによる「Baby It's You」のカバーは、彼らのデビューアルバム「Please Please Me」に収録され、同アルバムにはシュレルズの別のカバー曲「Boys」も収録されています。ビートルズ版は、シュレルズのオリジナルとは異なり、1番ではなく2番の歌詞を繰り返すという構成になっています。この曲はビートルズにとっても重要な意味を持ち、彼らの初期のライブパフォーマンスで観客を魅了する要素の一つでした。

 「Baby It's You」の作曲者であるバート・バカラックは、その後も長いキャリアを通じて数多くのヒット曲を生み出しています。彼は特に、歌手ディオンヌ・ワーウィックとのコラボレーションで知られており、60年代にはヒット曲を連発しました。バカラックと作詞家ハル・デヴィッドのコンビは、その時代の音楽シーンに大きな影響を与えました。

 ビートルズによる「Baby It's You」のカバーは、後にBBCラジオの番組「Pop Go the Beatles」用に演奏されたものが1994年にリリースされた「Live at the BBC」に収録され、1995年にはシングルカットされました。このシングルは、全英シングルチャートで最高位7位、Billboard Hot 100で最高位67位を記録しました。また、ビートルズのメンバーがBBCパリ・シアターの外で踊る映像で構成されたミュージックビデオが制作され、2015年にリリースされた「The Beatles 1+」に収録されています。

 

文法の解説

Sha-la-la-la-la-la-la
Sha-la-la-la-la-la-la
Sha-la-la-la-la-la-la

Sha-la-la-la-la
It's not the way you smile that touched my heart
Sha-la-la-la-la
It's not the way you kiss that tears me apart
単語:
touch - 感動させる、触れる
apart - 離れて、分かれて
文法:"It's not the way you smile that touched my heart" では、"It's not the way..."(...の方法ではない)という形式で主語を強調しています。"that touched my heart" は関係代名詞節で、先行詞 "the way" を修飾しています。
"It's not the way you kiss that tears me apart" でも同様の構造が使われています。"that tears me apart" は関係代名詞節で、先行詞 "the way" を修飾しています。

イディオム:
tear apart - 心を引き裂く、ひどく悲しませる
和訳:
Sha-la-la-la-la
君の笑顔が僕の心を動かしたわけじゃないんだ
Sha-la-la-la-la
君のキスが僕の心を引き裂くわけじゃないんだ

 

Whoa-oh, many, many, many nights go by

I sit alone at home and I cry over you
What can I do?
Can't help myself
単語:
Whoa-oh - (感嘆詞)わあ、おお
many - たくさんの、多くの
alone - 一人で
cry - 泣く
help - 助ける、防ぐ
文法:"Whoa-oh, many, many, many nights go by" では、"many" を繰り返すことで多くの夜が過ぎていくことを強調しています。"go by" は「過ぎる」を意味します。
"I sit alone at home and I cry over you" では、"I sit alone" と "I cry over you" が "and" で結ばれ、並列の関係になっています。
"What can I do?" は疑問文で、「私は何をすべきか?」を意味します。
"Can't help myself" では "can't" が "cannot" の短縮形で、「自分を抑えられない」という意味になります。

イディオム:
cry over - 〜のことで泣く
can't help oneself - 自分を抑えられない、自分の感情を制御できない
和訳:
Whoa-oh、多くの夜が過ぎていく
家で一人、君のことを思って泣いている
どうしたらいいの?
自分を抑えられないんだ
'Cause, baby, it's you (sha-la-la-la-la)
Baby, it's you (sha-la-la-la-la)
単語:
baby - 恋人への愛称
文法:"'Cause" は "because" の短縮形で、理由を示します。
"Baby, it's you" では、呼びかけの "Baby" と「それは君だ」という文が組み合わさっています。"It's you" は「君がそうだ」という意味で、主語と述語が強調されています。

和訳:
だって、baby、それは君なんだ(sha-la-la-la-la)
baby、それは君なんだ(sha-la-la-la-la)

 

Sha-la-la-la-la
You should hear what they say
About you (cheat, cheat)
Sha-la-la-la-la
They say, they say you never, never, never ever been true (cheat, cheat)
単語:
hear - 聞く
say - 言う
about - 〜について
cheat - 浮気する、騙す
true - 誠実な
文法:"You should hear what they say about you" では、"should" が「聞くべきだ」という義務を示しています。"what they say about you" は関係代名詞節で、「彼らが君について言うこと」を意味します。
"They say, they say you never, never, never ever been true" では、"they say" の繰り返しが強調され、"never, never, never ever" の強調された否定が続きます。"been true" は「誠実だった」という状態を指します。

和訳:
Sha-la-la-la-la
君は彼らが君について何を言っているか聞くべきだよ(浮気者浮気者
Sha-la-la-la-la
彼らは言っている、君は決して、決して、決して誠実だったことがないって(浮気者浮気者

 

Whoa-oh
It doesn't matter what they say
I know I'm gonna love you any old way
What can I do when it's true?
Don't want nobody, nobody
単語:
matter - 重要である
any old way - どんな方法でも
true - 本当の
nobody - 誰も
文法:"It doesn't matter what they say" では、"It doesn't matter" が「重要ではない」という意味で使われています。"what they say" は関係代名詞節で、「彼らが言うこと」を指します。
"I know I'm gonna love you any old way" では、"I know" が「私は知っている」という意味で、"I'm gonna" は "I am going to" の短縮形で「〜するつもりだ」を意味します。"any old way" は「どんな方法でも」という意味です。
"What can I do when it's true?" では、"What can I do?" は「私は何をすべきか?」を意味し、"when it's true" は「それが本当の時に」という意味になります。
"Don't want nobody, nobody" では、"Don't" が "Do not" の短縮形で、「〜を望まない」を意味します。"nobody" は「誰も」を意味し、否定の強調として繰り返されています。

イディオム:
any old way - どんな方法でも
don't want nobody - 誰も望まない(重複否定で強調)

和訳:
Whoa-oh
彼らが何を言っても重要じゃない
僕はどんな方法でも君を愛するつもりだって知っている
それが本当なら、どうしたらいい?
誰も、誰もいらない

 

'Cause baby, it's you (sha-la-la-la-la)
Baby, it's you (sha-la-la-la-la)

Whoa-oh, it doesn't matter what they say
I know I'm gonna love you any old way
What can I do when it's true?
Don't want nobody, nobody

'Cause baby, it's you (sha-la-la-la-la)
Baby, it's you (sha-la-la-la-la)
同上

 

Don't leave me all alone (sha-la-la-la-la)
Come on home (sha-la-la-la-la)
Baby, it's you
単語:
leave - 置き去りにする、離れる
alone - 一人で
come on - さあ、来る
home - 家に
文法:"Don't leave me all alone" では、"Don't" が "Do not" の短縮形で、「〜しないで」という意味になります。"leave me all alone" は「私を一人にしないで」という意味です。
"Come on home" では、"Come on" が「さあ、来る」を意味し、"home" が「家に」という目的地を示しています。
"Baby, it's you" では、呼びかけの "Baby" と「それは君だ」という文が組み合わさっています。

和訳:
僕を一人にしないで(sha-la-la-la-la)
さあ、家に帰ってきて(sha-la-la-la-la)
Baby、それは君なんだ

 

アルバム別まとめ記事

The Beatles-1stアルバム「Please Please Me」
The Beatles-2ndアルバム「With The Beatles」
The Beatles-3rdアルバム「A Hard Day’s Night」