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【和訳文法】Eight Days A Week-The Beatles

beatlesは気に入ってないけど好きな曲「Eight Days A Week」の和訳、文法解説をしていきます。


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  1. 曲について 

     

     「エイト・デイズ・ア・ウィーク」は、ポール・マッカートニーのアイデアをベースにジョン・レノンと2人で書いた曲です。当初は映画『ヘルプ!』の仮タイトルとして考えられていましたが、後に変更されました。曲のタイトルは、リンゴ・スターが「週に8日も仕事だなんて」と嘆いた言葉や、運転手が「週に8日も働かされてるよ」と言った言葉が元になっています 。

     この曲は、1964年10月6日と18日にEMIレコーディング・スタジオで録音されました。イントロとエンディングはフェードインとフェードアウトで、これはポップ・ソングでは初めての試みでした 。また、マッカートニーはベースで三連符を弾いています。楽器はアコースティック・ギター、エレクトリック・ギター、ベース、ドラム、ハンドクラップで構成されています。

     「エイト・デイズ・ア・ウィーク」は、イギリスではアルバム『ビートルズ・フォー・セール』に収録されましたが、アメリカではシングルとして発売されました。アメリカではビルボードチャートで2週連続第1位を獲得し、100万枚以上のセールスを記録しました 。しかし、ビートルズ自身はこの曲をあまり気に入っておらず、特にレノンは「お粗末な曲」と酷評していました。そのため、ライブで演奏することはほとんどありませんでした。2013年にマッカートニーがソロツアーで初めて演奏しました。

     この曲は、2016年にロン・ハワード監督のドキュメンタリー映画ザ・ビートルズ〜EIGHT DAYS A WEEK - The Touring Years』のタイトルにもなりました。この映画はビートルズのツアー期の様子を描いたもので、マッカートニーやスターらの協力を得て制作されました 。映画ではシェイ・スタジアムでのライブ映像も上映されました。

     「エイト・デイズ・ア・ウィーク」は、ビートルズの多忙な生活を反映したキャッチーな曲です。フェードインやフェードアウトなどの斬新な手法を用いています。アメリカでは大ヒットしましたが、ビートルズ自身はあまり気に入っていませんでした。後にドキュメンタリー映画のタイトルにもなりました。

     

    The Beatlesの和訳リストは以下

    The Beatles和訳アルバム一覧


    この曲が収録されているアルバムの和訳リストは以下

    【The Beatles】4thアルバム「Beatles For Sale」

     


     

  2. 歌詞

    Eight Days A Week
    作詞者    レノン・マッカートニー
    作曲者    レノン・マッカートニー

    Ooh, I need your love, babe
    Guess you know it's true
    Hope you need my love, babe
    Just like I need you
    Hold me, love me, Hold me, love me
    I ain't got nothing but love, babe
    Eight days a week


    Love you everyday, girl
    Always on my mind
    One thing I can say, girl
    Love you all the time
    Hold me, love me, Hold me, love me
    I ain't got nothing but love, babe
    Eight days a week


    Eight days a week
    I love you
    Eight days a week
    Is not enough to show I care


    Ooh, I need your love, babe
    Guess you know it's true
    Hope you need my love, babe
    Just like I need you
    Hold me, love me, Hold me, love me
    I ain't got nothing but love, babe
    Eight days a week


    Eight days a week
    I love you
    Eight days a week
    Is not enough to show I care


    Love you everyday, girl
    Always on my mind
    One thing I can say, girl
    Love you all the time
    Hold me, love me, Hold me, love me
    I ain't got nothing but love, babe
    Eight days a week
    Eight days a week
    Eight days a week

     

     

  3. 日本語訳

    Ooh、僕には君の愛が必要だ、babe
    君も分かってるんだろう
    君も僕の愛が必要だと願ってるよ
    僕が君を必要としているように
    Hold me, love me, Hold me, love me
    愛以外なにもない、babe
    Eight days a week

    毎日君を思っているよ、girl
    いつも僕の心の中に
    一つ言えることがある、girl
    いつでも君を愛してる
    Hold me, love me, Hold me, love me
    愛以外なにもない、babe
    Eight days a week

    Eight days a week
    君を愛してる
    Eight days a week
    こんなもんじゃ僕の気持ちを伝えられない

    Ooh、僕には君の愛が必要だ、babe
    君も分かってるんだろう
    君も僕の愛が必要だと願ってるよ
    僕が君を必要としているように
    Hold me, love me, Hold me, love me
    愛以外なにもない、babe
    Eight days a week

    Eight days a week
    君を愛してる
    Eight days a week
    こんなもんじゃ僕の気持ちを伝えられない

    毎日君を思っているよ、girl
    いつも僕の心の中に
    一つ言えることがある、girl
    いつでも君を愛してる
    Hold me, love me, Hold me, love me
    愛以外なにもない、babe
    Eight days a week
    Eight days a week
    Eight days a week

     

     

  4. 文法の解説

    Ooh, I need your love, babe
    Guess you know it's true

    Ooh: これは感嘆詞です。人々が驚き、興奮、または激しい感情を表現するときに使います。音楽の中でよく使われ、感情を強調する役割を果たします。

    I need your love: ここでは主語「I(私)」、動詞「need(必要とする)」、所有格代名詞「your(あなたの)」、そして名詞「love(愛)」が使われています。文字通り、歌手が相手の愛を必要としていることを示しています。

    babe: この単語は愛情を込めて、特に恋人や親しい人に対して使われる非公式の言葉です。ここでは、相手に対する愛情や親しみを強調するために使われています。

    Guess: この文の文脈では「思う」「仮定する」という意味です。歌手が相手がすでに何かを知っているかもしれないと予想していることを示しています。

    you know it's true: 「you(あなた)」が主語、動詞「know(知っている)」と「it's(それは)」、そして形容詞「true(真実)」が使われています。全体として、歌手は相手がその事実を知っていると信じていることを示しています。

    全体の訳として「ああ、君の愛が必要だ、ベイビー。君はそれが本当だって知ってるんだろう。」となります。

    Hope you need my love, babe
    Just like I need you

    Hope: 「希望する」という意味の動詞です。ここでは歌手がある事態や結果を期待していることを示しています。
    need: 「必要とする」という意味の動詞。相手が歌手の愛を必要としていることを強く願っています。
    Just like: この表現は「まさに〜のように」や「〜と同じくらい」という意味です。ここでは歌手が相手をどれほど必要としているかを示すための比喩として使われています。
    I need you: これは直訳すると「私はあなたが必要です」となりますが、ここでは愛情や絆の深さを表現しています。

    文章全体の和訳:
    「私の愛を必要としてほしい、ベイビー。私が君を必要としているのと同じように。」

    Hold me, love me, Hold me, love me
    I ain't got nothing but love, babe
    Eight days a week

    Hold me: 「抱きしめて」という要求です。愛や安心、または寄り添いたいという感情を表現しています。
    love me: 「愛して」という要求。これは愛や接近性を望んでいることを示しています。
    I ain't got: 「I have not got」の口語的な短縮形で、「私は持っていない」という意味です。アイントは非標準的な英語ですが、歌詞や口語でよく使われます。
    nothing but: このフレーズは「〜しかない」という意味で使われ、後に続く名詞や動詞の原形を強調します。
    Eight days a week: 週には実際には7日しかありませんが、この表現は「常に」や「絶えず」という意味で使われています。つまり、通常の期待や限界を超えていることを示しています。

    文章全体の和訳:
    「私を抱きしめて、私を愛して。私は愛しか持っていない、ベイビー。週の8日間、絶えず。」

    この歌詞は、歌手が相手に対して深い愛情を感じており、その愛情は通常の期待や制限を超えていることを示してい

    Love you everyday, girl
    Always on my mind

    Love you everyday: この文は「君を毎日愛している」という意味です。ここでは "everyday" がどれほどの頻度で彼女を愛しているかを強調しています。
    Always on my mind: 「いつも私の心の中に」という意味。これは、彼が彼女のことを常に考えていること、彼女の存在や彼女に対する感情が彼の心の中で中心的な役割を果たしていることを示しています。

    文章全体の和訳:
    「君を毎日愛しているよ、ガール。いつも私の心の中にいる。」

    この2行は、彼が彼女にどれほど深く愛情を感じているか、彼女のことをどれほど頻繁に考えているかを表現しています。彼女が彼の生活や心の中で非常に重要な存在であることが強調されています。

    One thing I can say, girl
    Love you all the time

    One thing I can say: 「私が言える一つのこと」という意味。このフレーズは、話し手が言おうとしているメッセージや感情が非常に重要、あるいは真実であることを強調するために使われることが多いです。
    Love you all the time: 「いつも君を愛している」という意味。"all the time" は「常に」や「いつも」という意味で、愛情の深さや一貫性を示しています。

    文章全体の和訳:
    「言えることが一つあるよ、ガール。それは、いつも君を愛しているということ。」

    このフレーズは、彼の彼女への愛情が変わることなく、一貫していることを強調しています。彼は、彼女に対する愛情の深さと一貫性を伝えたいと感じていることが伝わってきます。

    Eight days a week
    I love you
    Eight days a week
    Is not enough to show I care

    Eight days a week: この表現は、通常のカレンダーには存在しない「1週間に8日」という不可能な状況を示しています。このフレーズは、その感情や行動が非常に強力であること、あるいは通常の期待を超えていることを強調するために使用されます。
    Is not enough to show I care: 「(私が)気にかけていることを示すには十分ではない」という意味です。この文は前述の「Eight days a week」と結びついて、彼が彼女に対して感じている愛や気配りを示すためには、1週間に8日あっても十分ではないほど、ということを強調しています。

    文章全体の和訳:
    「1週間に8日あっても、君にどれだけ気にかけているかを示すには足りない。」