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【和訳文法】The Castells-Some Enchanted Evening

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「Some Enchanted Evening」は、The Castellsによる古典的な曲で、愛と運命の美しいメロディーを奏でます。この曲は、1949年のミュージカル「南太平洋」のナンバーであり、ロジャース&ハマースタインによって作られました。



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曲の解説 

 1950年代後半から1960年代初頭にかけて活躍したアメリカのボーカルグループ、The Castellsは、その独特のハーモニーとメロディアスなサウンドで知られています。彼らの曲「Some Enchanted Evening」は、多くの人々に愛され続けている楽曲の一つです。

 The Castellsは、カリフォルニア州サンタローザの高校で結成されました。彼らは地元のティーンエイジャー向けの「キャンティーン」で演奏する機会を得て、その際にピアニストのJeff Bushが彼らのグループ名を提案しました。この名前には特別な意味はなく、ただ単に響きが良いと思ったからです。彼らは後に名前を変更するつもりでしたが、結局そのまま定着しました。


 「Some Enchanted Evening」は、もともと1949年のブロードウェイミュージカル「South Pacific」のためにRichard RodgersとOscar Hammerstein IIによって書かれました。この曲は、恋愛と憧れを象徴するアイコニックな楽曲として、世代を超えて親しまれています。

 The Castellsがこの曲をカバーした際には、彼ら独自のライトロックとジャズの要素を取り入れたハーモニーが加わり、オリジナルの曲に新たな息吹を吹き込みました。彼らのバージョンは、リードボーカルを務めたChuck Girardの温かみのある声と、グループの調和の取れたコーラスが特徴です。

 The Castellsのメンバーは、音楽への情熱と共に、多くの挑戦と変化を経験しました。彼らはハリウッドでのドアツードアのデモ配布から始まり、Era Recordsとの契約を結ぶまでの道のりは、若きアーティストたちにとって多くの学びがあるものでした。彼らの音楽キャリアは、共演者としてJackie Wilson、Jerry Lee Lewis、Bobby Vee、Brenda Leeなどの大物アーティストとステージを共にするなど、華やかなものでした。

 「Some Enchanted Evening」の制作においても、彼らは自分たちの音楽的アイデンティティを確立しながら、クラシックな楽曲に新しい解釈を加えることに挑戦しました。彼らのバージョンは、オリジナルの感動を保ちつつ、The Castellsならではの魅力を加えたものとなっています。

 

 

文法の解説

Some enchanted evening, you may see a stranger
You may see a stranger across a crowded room
Somehow you know, you gonna know even then
Somewhere you'll see her again and again and again

単語:

enchanted: 魔法にかかった、魅了された。特定の魅力や魔法的な要素がある状態を表します。
stranger: 見知らぬ人。この文脈では、初めて会う人を指します。
crowded room: 混雑した部屋。多くの人がいる場所を示します。

文法:

「Some enchanted evening, you may see a stranger」は条件文で、未来の可能性を示しています。
「Somehow you know, you gonna know even then」は未来の確信を表現するために使用される助動詞「gonna」(going toの口語形)が使われています。
「Somewhere you'll see her again and again and again」は繰り返しを強調するために「and again」が繰り返されています。

イディオム:

Some enchanted evening: 魔法のような、特別な夜。運命的な出会いやロマンチックな瞬間を暗示しています。

和訳:
ある魔法のような夜、あなたは見知らぬ人を見かけるかもしれません
たくさんの人がいる中でで見知らぬ人を見かけるでしょう
何となく分かる、その時でさえも分かるでしょう
どこかで彼女を何度も何度も再び見ることになるでしょう


文章全体の意訳:
この歌詞は、運命的な出会いとその後の再会の可能性を描いています。ある特別な夜に見知らぬ人に出会い、その人が忘れられない存在となり、再び何度も出会う運命にあることを予感させます。この出会いは深い印象を与え、心に残るものとされています。


Some enchanted evening, someone may be laughing
You may see her laughing across a crowded room
Night after night, strange as it seems
The sound of her laughter is gonna sing in all your dreams

単語:

night after night: 夜ごとに、毎晩繰り返し。
strange: 奇妙な、不思議な。ここでは予期せぬや通常とは異なる感じを表現しています。
laughter: 笑い声。人の笑い声を指し、ここでは楽しい感情や明るい雰囲気を表しています。
gonna: (going toの口語形で、将来の意図や予定を表します)
sing: 歌う、響く。この文脈では、彼女の笑い声が心地よいメロディーのように感じられる様子を表しています。

文法:

「Night after night」は時間を示すフレーズで、ここでは「毎晩」という意味です。
「is gonna sing」は未来の予測や意図を表現するための「gonna」(going toの口語形)を使用しています。

イディオム:

このフレーズには直接的なイディオムは含まれていませんが、「sing in all your dreams」は比喩的表現で、彼女の笑い声が夢の中で楽しいメロディーのように響き渡る様子を表しています。

和訳:
ある魔法のような夜、あなたはほほ笑むかもしれません
たくさんの人がいる中ででほほ笑んでいる彼女を見かけるでしょう
夜ごとに、奇妙なことに思えるかもしれませんが、
彼女の笑う声が夢の中で聞こえることでしょう。


文章全体の意訳:
この歌詞は、ある人物の笑い声が非常に印象的で、それが聞く人の夢の中でも響き続けるほど心に残るという情景を描いています。毎晩、その人物の楽しそうな笑い声が、夢の中で美しい旋律として思い出されるというロマンチックな表現がされています。


Who can explain it? Who's gonna say why?
Fools give you reasons, all the men never try
Some enchanted evening, when you find your true love
When you feel her call you across a crowded room

単語:

explain: 説明する。
fools: 愚か者。ここでは無知または無思慮な人々を指します。
reasons: 理由。動機や説明の要素を示します。
try: 試みる。努力や試行を意味します。
enchanted: 魔法にかかったような、魅惑的な。
true love: 真実の愛。運命的な、深い愛情を表します。
call you: 呼び寄せる。ここでは心理的な呼びかけや強い引力を意味します。
crowded room: 混雑した部屋。多くの人がいる場所を指し、特定の誰かを見つけることの特別さを際立たせます。

文法:

「Who can explain it?」と「Who's gonna say why?」は疑問形で、説明や理由を求めるが答えが見つからない状況を示します。
「Fools give you reasons, all the men never try」は一般的な主張で、愚か者だけが理由を述べるが、賢明な人々はそれに挑戦すらしないと述べています。

イディオム:

「Some enchanted evening」は、特別または運命的な夜を意味する表現で、しばしばロマンチックな出会いや瞬間を暗示します。

和訳:
誰がそれを説明できるでしょうか? 誰がその理由を述べるでしょうか?
愚か者はあなたに言い訳を与えますが、誰も決して試したりしません。
ある魔法のような夜、あなたが真実の愛を見つけたとき、
あなたが彼女から混雑した部屋を越えて呼びかけを感じるとき。


文章全体の意訳:
この歌詞は、愛や人生の不思議についての説明や理由を求めることの虚しさを表現しています。愚か者だけが無意味な理由を提供し、賢明な人々はそもそもその理由を追求しません。そして、運命的な出会いが起こる魔法のような夜に、真実の愛が突然、心の呼びかけとして感じられる瞬間について語っています。


Then fly to her side, make her your own
All through your life, you gonna dream all alone
Once you have found her, never let her go
Once you have found her, never, never, never
Never let her go


単語:

fly: 飛ぶ、急いで移動する。ここでは迅速に行動する意味で使われています。
side: 側面、そば。特定の人の近くを指します。
own: 所有する。愛情の表現として、ここでは深い結びつきやコミットメントを意味します。
life: 生活、一生。長期間を指します。
dream: 夢見る。願望や希望を心に抱くこと。
found: 見つけるの過去形。重要な発見や認識を示します。
let go: 手放す。放置するか、コントロールを放棄すること。

文法:

「Then fly to her side, make her your own」は命令形で、直接的な行動を促しています。
「All through your life, you gonna dream all alone」は未来の継続的な状態を示し、長期的な孤独感を暗示しています。
「Once you have found her, never let her go」は完了形を使用し、一度重要なことが達成された後の継続的な行動を強調しています。

イディオム:

「Make her your own」は、深い愛情や結婚を通じてのパートナーシップを確立することを意味します。
「Dream all alone」は、孤独や未満足な願望を表現するフレーズです。
「Never let her go」は、重要な関係や人を決して放棄しないという強い決意を示しています。

和訳:
彼女のそばに飛んで行って、彼女をあなたのものにしてください。
あなたの一生を通じて、あなただけで夢を見続けることになるでしょう。
彼女を見つけたら、決して彼女を手放してはいけません。
彼女を見つけたら、 never, never, never 
彼女を手放してはいけません。


文章全体の意訳:
この歌詞は、一度運命の人を見つけたら、その人を大切にし、決して手放さないようにという強いメッセージを伝えています。人生を通じて真実の愛を守り続けることの重要性と、愛する人との絆を決して断ち切らないことの大切さが強調されています。


Never, never, never, never, never
Never let her go
同上