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【和訳文法】John Lennon-Starting Over

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ジョン・レノンの「Starting Over」は、1980年のアルバム「Double Fantasy」からの復帰シングル。懐かしのロックンロールへのオマージュであり、新たな始まりを象徴する楽曲です。
「マツコ&有吉の怒り新党」でもよく使用されていた曲です。



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曲の解説 

 ジョン・レノンの「(Just Like) Starting Over」は、彼の音楽キャリアにおける新たな始まりを告げるシングルとして、1980年にリリースされました。この曲は、レノンが5年間の音楽業界からの休息を経て、再びクリエイティブな活動を再開する意欲を示すものでした。バミューダ諸島での休暇中に書かれたこの曲は、レノンとオノ・ヨーコのカムバック・アルバム「Double Fantasy」からの最初のシングルとして発表され、レノンの生前にリリースされた最後のシングルとなりました。

 「(Just Like) Starting Over」は、レノンが過去のロックンロールへの敬意を表しつつ、新しい音楽的方向性を模索していることを示す楽曲です。レノンはセッション中、この曲を「エルヴィス=オービソン」と呼んでおり、1950年代のロックンロールやドゥーワップに影響を受けたサウンドが特徴です。また、ビートルズ時代のポール・マッカートニーが書いた「Why Don't We Do It in the Road?」に似たフレーズが歌詞に含まれています。

 この曲のレコーディングは、ニューヨークのザ・ヒット・ファクトリーで1980年8月9日に行われ、その後レコード・プラント・スタジオでミキシングが行われました。レコーディングには、エール・スリックやヒュー・マクラッケンといった著名なミュージシャンが参加しています。

 「(Just Like) Starting Over」は、レノンの死後、全英シングルチャートとBillboard Hot 100で第1位を獲得し、彼の音楽的遺産としての地位を不動のものとしました。この曲は、レノンの音楽に対する新たな熱意と、彼の音楽キャリアの新たなスタートを象徴するものとして、多くのファンに愛され続けています。

 

 

文法の解説

Our life together is so precious together
We have grown, we have grown
Although our love is still special
Let's take a chance and fly away somewhere alone

単語:
precious: 貴重な、大切な
grown: 成長した
Although: ~だけれども
Let's: Let us の短縮形
somewhere: どこか

文法:
Our life together is so precious together: 二重の表現。
We have grown: 現在完了形。
Although our love is still special: 接続詞 "although" による従属節。
Let's take a chance and fly away somewhere alone: 命令文。

和訳:
私たちの共に過ごす人生はとても貴重です
私たちは成長しました、成長しました
私たちの愛がまだ特別であるとしても
チャンスをつかんで、どこかへ二人きりで飛び立って行きましょう。


文章全体の意訳:
この部分では、二人の関係の大切さや成長について述べ、まだ特別な愛を持っていることを認識しつつ、一緒にどこかへ冒険しに行こうと提案しています。


It's been too long since we took the time
No one's to blame, I know time flies so quickly
But when I see you, darling
It's like we both are falling in love again
It'll be just like starting over (over)
Starting over (over)

単語:
blame: 責任。
flies: fly の三人称単数形。
quickly: 速く。
both: 両方の。
falling: fall の現在分詞形。
It'll: It will の短縮形。

文法:
It's been too long since we took the time: 過去の出来事を指す。
No one's to blame: 現在の状態を指す。
But when I see you, darling: 条件節。
It'll be just like starting over: 未来を指す。

和訳:
私たちが過ごした時間はあまりにも長い
誰も責められません、時間は飛ぶように過ぎさることが分かってるから
でも、あなたに会うと、darling
私たち二人とも再び恋に落ちているかのようです
それはまるで最初からやり直すかのようになるでしょう
やり直してるかのよう


文章全体の意訳:
この部分では、長い間一緒に過ごす時間がなかったことを認識しつつ、その理由に責任はないことを認めています。しかし、お互いを見ると再び恋に落ちるような感覚があることを述べ、新たな始まりのような体験を期待しています。


Every day, we used to make it love
Why can't we be making love nice and easy?
It's time to spread our wings and fly
Don't let another day go by, my love
It'll be just like starting over (over)
Starting over (over)


単語:
used to: ~する習慣があった
spread: 広げる
wings: 翼

文法:
Every day, we used to make it love: 過去の習慣を指す。
Why can't we be making love nice and easy?: 現在の状態を指す。
It's time to spread our wings and fly: 未来の行為を指す。
Don't let another day go by, my love: 命令形。

和訳:
毎日、私たちは愛を育んでいました
なぜ私たちは素敵に簡単に愛を作ることができないのでしょうか?
今、翼を広げて飛ぶ時です
今を逃さないで、my love
それはまるで最初からやり直すかのようになるでしょう
やり直してるかのよう


文章全体の意訳:
この部分では、以前は毎日愛を育んでいたことを振り返り、なぜ今は簡単で心地よい愛を作ることができないのかと問いかけます。そして、今が新しい可能性を追求する時であり、大切な人と共に過ごす一日を無駄にしないよう促しています。


Why don't we take off alone?
Take a trip somewhere far, far away
We'll be together all alone again
Like we used to in the early days
Well, well, darling

単語:
trip: 旅行。
early: 早い、初期の。

文法:
Why don't we take off alone?: 疑問文。
We'll be together all alone again: 未来の状態を指す。

和訳:
どうして私たちは一人で飛び立てないんだ?
どこか遠くへ旅に行こう。
私たちはまた一緒になれる、一人きりになっても
初めの頃のように
Well、well、darling


文章全体の意訳:
この部分では、遠くへ旅行に出かけて、以前のように二人だけの時間を楽しもうと提案しています。


It's been too long since we took the time
No one's to blame, I know time flies so quickly
But when I see you, darling
It's like we both are falling in love again
It'll be just like starting over (over)
Starting over (over)


(Look out!)
Our life together is so precious together
We have grown, mm, we have grown
Oh, although our love still is special
Let's take a chance and fly away somewhere
(Over and over and over)
Starting over (over)
Ooh (over and over and over)
Ah! (Over), ah! (Over)
Ah! (Over), ah! (Over)
Ah, ah, ah, ah, ah, ah!
同上
 

 

 

【和訳文法】Redbone-Come And Get Your Love

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「Come And Get Your Love」は、1973年にレッドボーンがリリースした楽曲で、ビルボードHot 100で5位を記録し、ゴールドディスクに認定されました。この曲は、愛と結びつきの祝福として広く認識されています。


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曲の解説 

 Redboneの「Come And Get Your Love」は、1970年代のポップカルチャーにおいて特別な地位を占める楽曲です。この曲は、アメリカのロックバンドであるRedboneによって1973年にリリースされ、翌年にはビルボードHot 100で5位に達しました。Redboneは、パットとローリー・ヴァスケス兄弟によって結成されたバンドで、彼らはネイティブアメリカンのルーツを音楽に取り入れることで知られています。この楽曲は、ネイティブアメリカンのバンドとしては初めてトップ5に入る快挙を成し遂げました。

 「Come And Get Your Love」の制作背景には、1970年代の社会的、政治的な動きが大きく影響しています。Redboneは、困難な時代に人々を元気づけ、喜びをもたらす曲を作りたいと考えていました。この曲は、元々「Hail」という名前でプロモーション用のトラックとしてリリースされ、後に彼らの5枚目のアルバム「Wovoka」に現在の名前で収録されました。リードボーカルと作詞作曲はローリー・ヴァスケスが手掛け、バンドにとって最も成功したシングルの一つとなりました。

 この曲の特徴は、エレクトリックシタールの顕著なパートと、アルバムバージョンにおけるスローテンポのイントロと長い繰り返しのコーダです。多くのラジオ局では後者をあまり放送しませんが、シングルカットは大幅に短くされています。スポーツキャスターのジョージ・マイケルは、1974年から1979年にかけてニューヨークのWABCラジオでディスクジョッキーを務めていた際、この曲を「週末の国歌」と称して金曜日の夜のショーの始まりに定期的に使用していました。

 「Come And Get Your Love」は、2014年の映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』で使用されたことで、新たな人気を博しました。主人公ピーター・クイルのミックステープに収録されており、映画のサウンドトラックアルバムはビルボード200チャートでトップに達しました。この曲は、その後もMCUの映画『アベンジャーズ/エンドゲーム』や『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol. 3』で再び使用されました。

 Redboneの創設者たちは常に印象的なルックスを大切にしており、彼らのネイティブカルチャーをステージで披露する決断には時間がかかりました。兄弟はカリフォルニア州フレズノで育ち、母親はショショーニ族、父親はメキシコとネイティブのルーツを持っていました。ジミ・ヘンドリックスに見出された後、彼らは自分たちのルーツを受け入れ、バンドにRedboneという名前を付けました。

「Come And Get Your Love」は、その歌詞とメロディーで、愛する人に向けたポジティブなメッセージを伝えています。ナレーター(ローリー・ヴァスケス)は彼の恋人に対して、彼女がどのように完璧であるか、そして彼がどれほど彼女を愛しているかを伝えています。この曲は、聴く人々に愛と喜びを感じさせることを目的としており、今日でも多くの人々に愛され続けています。

 

 

文法の解説

Hail (hail)
What's the matter with your head? Yeah
Hail (hail)
What's the matter with your mind and your sign and-, oh
Hail (hail)
Nothing the matter with your head, baby, find it
Come on and find it
Hail with it, baby, 'cause you're fine and you're mine
And you look so divine

単語:
Hail: あいさつ。
with: ~で。
your head: あなたの頭、髪型
mind: 心、考え。
your sign: あなたのサイン、星座。
Nothing: 何も~ない。
with it: それをやる。
'cause: because の短縮形。
fine: 素晴らしい、立派な。
mine: 私のもの。
divine: 神聖な、素晴らしい。

文法:
What's the matter with your head?: この部分は疑問文で、"What's" は "What is" の省略形。
Come on and find it: 命令形の構文。
'cause you're fine and you're mine: "because" の短縮形 " 'cause" が使われ、主語 "you" の後ろに動詞 "are" が続きます。

イディオム:
What's the matter: 何か問題がある、何かが心配だ。

和訳:
Hail(hail)
その髪型どうしたの?
Hail(hail)
その仕草、気持ちどうしたの?
Hail(hail)
君の髪型には何も問題はないよ、baby、見つけて
さあ、見つけてよ
Hail、それをやって、baby、だってあなたは素晴らしくて、
私のものだし、とても素敵に見える。


文章全体の意訳:
この部分では、話者が相手の状態に関して質問し、その後で相手を称賛しています。相手には何の問題もないと説明し、彼らが素晴らしく、神聖に見えると述べています。



Come and get your love

Come and get your love
Come and get your love
Come and get your love


文法:
Come and get: "来て、取る" の命令形。

和訳:
愛を手に入れに来て
愛を手に入れに来て
愛を手に入れに来て
愛を手に入れに来て


文章全体の意訳:
この部分では、相手に向かって愛を手に入れに来るように促しています。


Hail (hail)

What's the matter? Don't you feel right?
Don't you feel right, baby?
Hail, oh yeah
Get it from the main vine, all right
I said find it, find it
Go on and love it if you like it, yeah
Hail (hail)
It's your business, if you want some, take some
Get it together, baby

単語:
vine: つる、つる植物。
go on: 続ける、やり続ける。

文法:
What's the matter?: "何が問題なのか?"という問い。
Don't you feel right?: 否定文の疑問形。
Get it from the main vine: 命令形。
I said find it: 間接話法。

和訳:
Hail(hail)、
何か問題があるのかい?気分が良くないの?
baby、大丈夫?
Hail、oh、yeah
祖先から紡いできたんだ、大丈夫
見つけて、見つけて、
愛し続けて
Hail(hail)
それはあなたの問題です、もし欲しいなら、取りなさい、
一緒にまとめなさい、baby。


文章全体の意訳:
この部分では、相手に対して自分の気持ちや欲求を表現し、彼らが自分の心の中にあるものを見つけ出し、それに対して自分自身で行動するように促しています。


Come and get your love

Come and get your love
Come and get your love
Come and get your love
Come and get your love, come and get your love
Come and get your love now
Come and get your love, come and get your love
Come and get your love now
Come and get your love, come and get your love
Come and get your love now
Come and get your love, come and get your love
Come and get your love now
Come and get your love
Come and get your love
Come and get your love
Come and get your love

Hail (hail)

What's the matter? Don't you feel right?
Don't you feel right, baby?
Hail, oh yeah
Get it from the main vine, all right
La-la-la-la-la-la-la-la-la-la
Come and get your love
La-la-la-la-la-la-la-la, whoo-hoo
Come and get your love
La-la-la-la-la-la-la-la-la-la
Come and get your love
La-la-la-la-ta-ta-ta-ta-ta, boom
Come and get your love
La-ta-ta, boom, boom, boom, ta-ba, boom, boom
Come and get your love
同上
 

 

 

Wovoka

Wovoka

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【和訳文法】The Jackson 5-I Want You Back

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「I Want You Back」は、ジャクソン5が1969年にリリースしたヒット曲で、モータウンの象徴的なサウンドを持つ。マイケル・ジャクソンの鮮烈なリードボーカルが特徴的。


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曲の解説 

 The Jackson 5の「I Want You Back」は、1960年代の終わりにポップ音楽の歴史において重要なマイルストーンとなった曲です。この曲は、ジャクソン5モータウンレコードと契約後にリリースした最初のシングルであり、彼らのメジャーデビュー作となりました。この曲の背後には、音楽業界の変遷、文化的な意義、そしてジャクソン家の才能が結集しています。

 「I Want You Back」は、モータウンの創設者であるベリー・ゴーディ・ジュニアを中心に、ディーク・リチャーズ、フレディー・ペレン、フォンス・マイゼルからなるザ・コーポレーションによって作詞・作曲されました。当初は「I Wanna Be Free」というタイトルでしたが、ゴーディがこの曲を聴いた際に、少年の声で歌われるべきだと感じ、「I Want You Back」というタイトルに変更されました。

 この曲は、録音当時10歳だったマイケル・ジャクソンリードボーカルを務め、その卓越した歌唱力が世界中の聴衆を魅了しました。リリースされるとすぐに、1970年にはBillboard Hot 100とR&Bチャートの両方で1位を獲得し、ジャクソン5はこの曲から4作連続で両チャートのトップに達するという快挙を成し遂げました。

 ジャクソン5の成功は、彼らがインディアナ州ゲーリーの地元の才能から全国的なスターダムに上り詰めたことを象徴しています。彼らは、1960年代半ばから地元でパフォーマンスを行い、1967年にはチトリン・サーキットでも活躍していました。また、ハーレムの有名なアポロ・シアターで開催されたコンテストで優勝し、モータウンレコードのスターであったグラディス・ナイトの目に留まりました。ナイトは彼らのためにモータウンでの契約を斡旋しましたが、当初は契約には至りませんでした。しかし、地元のレーベル、スティールタウン・レコードからリリースしたシングル「Big Boy」が地域限定ながら成功を収め、ジャクソン5の才能が認められるきっかけとなりました。

 「I Want You Back」の制作には、モータウンのソングライターであるジョニー・ブリストルも関わっており、彼はジャクソン5のパフォーマンスをフィルムに記録する手配をしました。この映像を観たベリー・ゴーディは、ジャクソン5モータウンレーベルに迎えるべきだと確信し、彼らのためにレコーディングセッションをアレンジしました。また、ダイアナ・ロスジャクソン5を発見したという触れ込みは、真実ではないものの、彼女自身とこの若いグループにとって有益なプロモーションとなりました。

 「I Want You Back」のリリースは、ジャクソン5だけでなく、モータウンレコードにとっても大きな成功をもたらしました。この曲は、人種の壁を超えて多くのファンを獲得し、音楽業界における黒人アーティストの地位向上に貢献しました。ジャクソン5の音楽は、その後のポップ音楽に多大な影響を与え、彼らの才能とモータウンのビジョンが完璧に融合した結果と言えるでしょう。

 

 

文法の解説

LUh-huh huh huhhh
Let me tell ya now
Uh-huh
(Mmhhmmm)

When I had you to myself, I didn't want you around

Those pretty faces always made you stand out in a crowd
But someone picked you from the bunch, one glance was all it took
Now it's much too late for me to take a second look


単語:
When: ~のとき。
I had you: 私があなたを持っていたとき。ここでは「持っていた」ではなく「あなたが私の側にいた」といった意味合いになります。
to myself: 自分のために、自分一人で。
I didn't want you around: あなたに周りにいて欲しくなかった。
Those pretty faces: あの美しい顔たち。
always made you: 常にあなたを~にした。
someone picked you: 誰かがあなたを選んだ。
from the bunch: グループの中から。
one glance: 一目。
was all it took: それだけで十分だった。
Now it's much too late: 今や、もう遅すぎる。
for me: 私にとって。
to take a second look: もう一度見るために。

文法:
When I had you to myself: 副詞節として「私があなたを独り占めしていたとき」という意味です。
Those pretty faces always made you stand out in a crowd: ここでは「make someone do something」の構文を使って、「あの美しい顔たちが常にあなたを人ごみの中で目立たせた」という意味になります。
Now it's much too late for me to take a second look: 「It's too late for someone to do something」の構文を使って、「今や、私にとってもう一度見るのは遅すぎる」という意味になります。

イディオム:
stand out in a crowd: 直訳で「人ごみの中で目立つ」という意味ですが、一般的には「目立つ」や「際立つ」という意味になります。
one glance was all it took: 直訳で「一目が全てだった」となりますが、一般的には「一目で十分だった」という意味になります。

和訳:
僕があなたを独り占めにしていたとき、あなたに周りにいて欲しくなかった
あの美しい顔がいつもあなたを人ごみの中で目立たせていた
でも誰かがその中からあなたを見つける、一目見ただけで全てを奪った
今やもう遅すぎる、僕はもう一度見ることはできない。


文章全体の意訳:
この歌詞は、話者が以前には相手を大切にしなかったが、他の誰かにその相手が選ばれてしまったことで、そのことを後悔している心境を描いています。


Oh baby, give me one more chance

(To show you that I love you)
Won't you please let me back in your heart
Oh darlin', I was blind to let you go
(Let you go, baby)
But now since I see you in his arms
(I want you back)

 

単語:
Oh baby: ああ、ベイビー(愛する人への呼びかけ)。
Oh darlin': ああ、ダーリン(愛する人への親しみのある呼びかけ)。

文法:
Won't you please let me back in your heart: これは丁寧な依頼の形です。
I was blind to let you go: 「blind to」の表現は「~を見逃す」という意味で使われています。

イディオム:
let me back in your heart: 「心に戻してくれ」という意味です。
I was blind to let you go: 「blind to」の表現は「~を見逃す」または「~に気づかない」という意味で使われています。

和訳:
Oh、baby、もう一度チャンスをください
(私があなたを愛していることを示すために)
どうか僕を再びあなたの心に戻してください
Oh、darlin'、あなたを手放しておくなんて馬鹿だった
しかし、彼の腕の中であなたを見た後で
(あなたを取り戻したい)


文章全体の意訳:
この部分では、話者が以前に愛する人を手放したことを後悔しており、もう一度チャンスをもらって愛していることを示したいと願っています。


Yes I do now

(I want you back)
Ooh ooh baby
(I want you back)
Yeah yeah yeah yeah
(I want you back)
Na na na na

Trying to live without your love is one long sleepless night

Let me show you, girl, that I know wrong from right
Every street you walk on, I leave tear stains on the ground
Following the girl I didn't even want around
Let me tell ya now


単語:
Trying: 努力する。
live: 生きる。
without: ~なしで。
sleepless: 眠れない。
wrong: 間違った。
right: 正しい。
street: 通り。
tear: 涙。
stains: 染み。
the ground: 地面。
Following: 追いかけて。

文法:
Trying to live without your love: 分詞構文を使って、"trying" の後に "to live" が続いています。
Let me show you: これは、命令形の表現です。
Following the girl I didn't even want around: 分詞構文が使われており、"Following" の後に "the girl" が続きます。

イディオム:
one long sleepless night: 苦しい時間。
tear stains on the ground: 涙の跡。

和訳:
あなたの愛なしで生きるのは、一晩中眠れない夜だ。
君に見せたい、Girl、僕が正しいと思ってたことは間違っていたと
あなたが歩いたすべての道に、僕の涙の跡を残っている
僕はそばにいてほしくなかった女の子を追いかけているんだ


文章全体の意訳:
この部分では、話者が愛する人なしで生きることが苦しく、そのことを示したいと願っています。彼は、自分が間違いと正しいことを理解していることを示し、愛する人を追いかけていることを説明しています。


Oh baby, all I need is one more chance
(To show you that I love you)
Won't you please let me back in your heart
Oh darlin', I was blind to let you go
(Let you go, baby)
But now since I see you in his arms

All I want
All I need
All I want
All I need

Oh, just one more chance

To show you that I love you
Baby baby baby baby baby baby!
(I want you back)
Forget what happened then
(I want you back)
And let me live again!

Oh baby, I was blind to let you go

But now since I see you in his arms
(I want you back)
Spare me of this cause
(I want you back)
Give me back what I lost!

Oh baby, I need one more chance, hah

I tell you that I love you
Baby, oh! Baby, oh! Baby, oh!
I want you back!
I want you back!
同上
 

 

 

 

映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」収録曲一覧

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映画ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー(Guardians of the Galaxy)の収録曲一覧



 

 

【和訳文法】10cc-I'm Not In Love

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10ccの「I'm Not In Love」は、愛の告白を避けつつも、その真逆を歌詞で表現する革新的なバラードです。独特の多重録音ボーカルが特徴的な1975年のヒット曲です。


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曲の解説 

 1975年、イギリスのバンド10ccは、彼らの代表曲となる「I'm Not In Love」をリリースしました。この曲は、その革新的なサウンドと印象的な歌詞で、世界中の音楽ファンを魅了し続けています。

 「I'm Not In Love」は、バンドメンバーのエリック・スチュワートとグレアム・グールドマンによって書かれました。スチュワートは、妻から「愛していると言ってくれない」と指摘されたことがきっかけで、この曲を作り始めたと言われています。彼は、愛の言葉が日常的になりすぎるとその意味が薄れてしまうと考え、別の方法で愛を表現することを試みました。

 この曲の最も特徴的な要素の一つは、その壮大なバックコーラスです。10ccは、12音階の各音に対して「ahhh」という声を16回ずつ録音し、合計で48の声の「合唱」を作り上げました。これには3週間もの時間を要しましたが、この「Wall of Sound」が曲の中心的な要素となりました。

 さらに、この曲ではテープループが使用されました。各音の声を無限に続けられるようにするために、12フィートほどの長さのテープループを作成し、スタジオにあるステレオレコーダーのテープヘッドに一端を通し、もう一端をマイクスタンドの上部に固定されたキャプスタンローラーに通してテープにテンションをかけました。これにより、各テープループの継ぎ目で生じる「ブリップ」音を、バッキングトラックの中に埋もれさせることができました。

 バッキングトラックが完成した後、スチュワートがリードボーカルを、ゴドレイとクレームがバッキングボーカルを録音しました。しかし、曲が完成したにもかかわらず、ゴドレイは何か物足りなさを感じていました。そこで、録音中にクレームがグランドピアノのマイクに向かって「Be quiet, big boys don't cry」とつぶやいたことを思い出し、適切な声でこのセリフを話してもらうことになり、たまたまそのときスタジオにいた秘書のキャシー・レッドファーンが担当しました。

 「I'm Not In Love」は、全英シングルチャートで2週間にわたって1位を獲得し、アメリカではビルボードの全米シングルチャートで3週間にわたる2位が最高位でした。この曲の成功は10ccの評価を世界的に高め、彼らのキャリアにおいて重要なマイルストーンとなりました。

 

 

文法の解説

I'm not in love
So don't forget it
It's just a silly phase I'm going through

単語:
Forget: 忘れる。
Silly: 愚かな、ばかげた。
Phase: 段階、時期。

文法:
I'm not in love: 「恋をしていない」という現在進行形で、現在の感情状態を表しています。
It's just a silly phase I'm going through: 「それは私が経験しているばかげた段階に過ぎない」と述べており、現在進行形と関係代名詞を使って、一時的な状態を説明しています。

イディオム:
Going through: 経験する、通過する。何か特定の経験や困難な時期を過ごしている様子を表す表現です。

和訳:
恋をしていない、
だから、忘れないで
それは私が経験した愚かな時間


文章全体の意訳:
この歌詞は、恋愛感情を否定し、自身が経験している感情を一時的であり、深刻に受け止める必要がないと表現しています。恋愛感情が現れたとしても、それは長続きしない、一過性のものであるとの認識を示しています。


And just because
I call you up
Don't get me wrong
Don't think you've got it made

単語:
Call you up: 電話する。
Get me wrong: 誤解する。
Got it made: 成功した、楽な状態にあると思う。

文法:
Just because I call you up: 「ただ電話したからといって」という意味で、"just because"はある行動が他の事実を必然的に意味するわけではないことを強調します。
Don't get me wrong: 否定の命令形で、「私を誤解しないで」と警告しています。
Don't think you've got it made: 同じく否定の命令形で、「成功したと思わないで」と警告しています。

イディオム:
Don't get me wrong: 「誤解しないでください」というフレーズで、話者が次に言うことが誤解される可能性があることを前もってクリアにしています。
Got it made: 一般的に「すべてがうまく行っている、安定している」という意味で使われます。

和訳:
そして、ただ電話したからと言って
誤解しないで
上手くいったと思わないで


文章全体の意訳:
この歌詞は、相手に電話することが、相手が何か特別な地位や状況にあると思われがちであることに対する警告を含んでいます。ただ連絡を取ったというだけで、それが特別な関係や状況を意味するわけではないと伝えています。


I'm not in love
No, no
It's because
同上

I'd like to see you
But then again
That doesn't mean you mean that much to me


単語:
I'd like to see you: あなたに会いたいです。
But then again: しかし一方で。
That doesn't mean: それは意味しない。
Mean that much to me: 私にとってそれほど重要ではない。

文法:
I'd like to see you: 「会いたい」という願望を表す表現。"I would like"は敬意を表していて、柔らかい要求や希望を示します。
But then again: 話を修正するために使われる接続詞のフレーズ。前に言ったこととは異なるか追加の情報を導入します。
That doesn't mean: 「それは意味しない」という否定形式で、特定の行動から一般的に導かれる結論を否定しています。

イディオム:
But then again: 「しかし、それでもやはり」という意味で、話者が前に述べた点に追加的な視点や対照的な意見を加える際に用いられます。

和訳:
あなたに会いたいと思う
だけど、やっぱり
それがあなたが私にとってとても大切だということじゃない


文章全体の意訳:
この部分では、話者が相手に会いたいという願望を表明していますが、「しかし、それでもやはり」と付け加えることで、その願望が相手を非常に重要な存在と見なしているわけではないことを明確にしています。つまり、会いたいという感情があるが、それが深い愛情や重要な関係を意味するわけではないと強調しています。


So if I call you
Don't make a fuss
Don't tell your friends about the two of us

単語:
So if I call you: もし私があなたに電話をかけたら。
Don't make a fuss: 騒ぎを起こさないで。
Don't tell your friends: 友達に言わないで。
About the two of us: 私たち二人のことについて。

文法:
So if I call you: 条件節を導く「if」を使用して、仮定の状況を提示しています。
Don't make a fuss / Don't tell: 命令形を使って、相手に具体的な行動を取らないよう求めています。

イディオム:
Make a fuss: 大騒ぎする、大げさに反応するという意味のフレーズ。通常、些細なことに対して過剰反応する状況を指します。

和訳:
だから、もし私があなたに電話をかけたら
大騒ぎをしないで
私たち二人のことを友達に話さないで


文章全体の意訳:
この部分では、話者が相手に電話をするかもしれないが、その行為が大きな意味を持つわけではなく、周囲に知られたくないという願いを表しています。話者は、その行動が特別なものであるかのように扱われることを望んでおらず、プライベートな交流であることを強調しています。


I'm not in love
No no
It's because
同上

(Be quiet)
(Big boys don't cry)
(Big boys don't cry)
(Big boys don't cry)
(Big boys don't cry)
(Big boys don't cry)
(Big boys don't cry)
(Big boys don't cry)

単語:
Be quiet: 静かにすること。
Big boys: 大きな男の子たち、または成熟した男性を指すこともある。
Don't cry: 泣かない。

文法:
(Be quiet): 命令形で、「静かにして」という命令を表す。
(Big boys don't cry): 一般的な否定文で、「大きな男の子たちは泣かない」という状態を述べています。

イディオム:
Big boys don't cry: このフレーズは、男性が感情を表に出すこと(特に泣くこと)はしばしば否定的に見られがちであるという社会的な期待やステレオタイプを反映しています。

和訳:
静かに
大人は泣かない

文章全体の意訳:
この部分では、感情を抑制するよう求める声が反復されています。特に「大きな男の子は泣かない」というフレーズは、感情表現に対する社会的なタブー、特に男性が感情を抑えるべきだというステレオタイプを指摘しています。これは、感情を公に示すことの否定的な側面や、特に男性に対する厳しい社会的期待を強調している可能性があります。

I keep your picture
Upon the wall
It hides a nasty stain that's lying there

単語:
I keep: 保持する、維持する。
your picture: あなたの写真。
Upon: ~の上に。
the wall: 壁。
It hides: それは隠す。
a nasty stain: 醜いシミ。
that's lying there: そこにある。

文法:
I keep your picture upon the wall: 「私はあなたの写真を壁に掛けています」という現在形の文で、継続的な行動を表しています。
It hides a nasty stain that's lying there: 「それはそこにある醜いシミを隠しています」という文で、「that's lying there」は関係代名詞「that」を使って「a nasty stain」を修飾しています。

イディオム:
この歌詞には直接的なイディオムは使用されていませんが、「写真でシミを隠す」という表現は、見た目に気を使う行動や、表面上の美しさを保つための隠蔽行為を暗示しているかもしれません。

和訳:
私はあなたの写真を壁に掛けています
それはひどいシミを隠しています

文章全体の意訳:
この歌詞は、写真がただの装飾品でなく、実際には壁のシミを隠すための機能を果たしていることを表現しています。これは、物事の表面的な美しさが、実際には何かを隠していることを暗示しており、外見と実態のギャップを示唆しています。

So don't you ask me
To give it back
I know you know it doesn't mean that much to me

単語:
So: それで、だから。
don't: 「do not」の短縮形、否定。
you ask me: あなたが私に尋ねる。
To give it back: それを返すために。
I know: 私は知っている。
you know: あなたは知っている。
it doesn't mean: それは意味しない。
that much: それほど。
to me: 私にとって。

文法:
So don't you ask me to give it back: この命令文は「だから、それを返すように私に頼まないで」という意味です。否定の命令形で表現されています。
I know you know it doesn't mean that much to me: この文は「私はあなたがそれが私にとってそれほど重要ではないことを知っていることを知っています」という複雑な構造を持つ文です。主語と動詞が繰り返され、相互の認識を示しています。

イディオム:
特にイディオムは使用されていませんが、「give it back」は直訳で「それを返す」という意味ですが、一般的には「元に戻す」という意味合いも含まれます。

和訳:
だから、私に頼まないで
返してほしいと
それが私にとってそれほど重要ではないことはお互いに分かっています


文章全体の意訳:
この歌詞は、話者が何かを持っていて、それを返すように求められているが、その物が自分にとって大した価値がないことを相手も理解していると述べています。話者は、この物が形式的な価値以上の意味を持たないと感じており、それを返す必要がないと強調しています。


I'm not in love
No no
It's because
同上

Ooh, you'll wait a long time for me
Ooh, you'll wait a long time
Ooh, you'll wait a long time for me
Ooh, you'll wait a long time

I'm not in love
So don't forget it
It's just a silly phase I'm going through

And just because
I called you up
Don't get me wrong
Don't think you've got it made
Ooh
I'm not in love
I'm not in love
同上
 

 

 

 

オリジナル・サウンドトラック

オリジナル・サウンドトラック

  • アーティスト:10CC
  • ユニバーサル
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【和訳文法】Elvin Bishop-Fooled Around And Fell In Love

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Elvin Bishopのヒット曲「愛に狂って」は、1975年のアルバム「Struttin' My Stuff」に収録され、1976年にシングルとしてリリースされました。この曲はビルボードHot 100で3位に達し、ゴールドディスクを獲得。ミッキー・トーマスがリードボーカルを務めています。


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曲の解説 

 Elvin Bishopの名曲「Fooled Around And Fell In Love」は、1975年にアルバム『Struttin' My Stuff』で発表された後、1976年にシングルとしてリリースされました。この曲は、ビショップがリードボーカルを務めることなく、当時バンドのバックグラウンドシンガーだったミッキー・トーマスによって歌われました。ビショップ自身は、自分の声がこの曲には合わないと感じていたため、トーマスにリードボーカルを依頼したのです。この決断は成功を収め、曲はビルボードHot 100で最高3位に達し、ゴールドディスクに認定されるほどのヒットとなりました。

 制作背景には、ビショップとトーマスの間の会話が大きく影響しています。トーマスが自身の妻との恋愛経験をビショップに語ったところ、それが曲のインスピレーションとなったと言われています。ビショップは、トーマスの話に魅了され、そのエピソードを曲に反映させることを決めたのです。

 この曲は、その後も多くの映画で使用され、ポップカルチャーの中で愛され続けています。例えば、「Guardians of the Galaxy」(2014年)や「Boogie Nights」(1997年)など、様々な映画のサウンドトラックとして採用されています。これらの映画での使用は、曲の普遍的な魅力と、多くの人々にとっての感情的な共鳴を示しています。

 また、この曲は様々なアーティストによってカバーされており、その中にはT・G・シェパードやロッド・スチュワートなどの有名なミュージシャンも含まれています。これらのカバーバージョンは、オリジナルの持つ魅力を異なる解釈で表現しており、曲の多様性と影響力を示しています。

 

 

文法の解説

I must've been through about a million girls
I'd love 'em, and I'd leave 'em alone
I didn't care how much they cried, no sir
Their tears left me cold as a stone

単語:
Must've been through: 「経験したことがある」という過去の推定を表す。
Million: 「百万」。ここでは誇張表現として使われている。
Love 'em and leave 'em: 一時的に関係を持っては切るという行動パターンを示す。
Cried: 「泣いた」。感情の表現。
Tears: 「涙」。
Cold as a stone: 「石のように冷たい」という比喩表現で、感情が無い状態を示す。

文法:
Must've been through: 「must have been through」の短縮形で、過去に何かを経験したことの推定を示す。
I'd love 'em, and I'd leave 'em alone: 「I would」の短縮形で、繰り返される行動を表す条件形。
Didn't care: 過去の習慣的な無関心を示す。
Their tears left me cold as a stone: 涙が自分に何の感情も起こさせなかったことを表す。

イディオム:
Cold as a stone: 感情がない、無関心な態度を表す比喩。

和訳:
百万の女性と付き合ってきた
彼女たちを愛しては、離れてきた
彼女たちがどれだけ泣いても気にしなかった、本当だ
その涙は俺を石のように冷たくさせた


文章全体の意訳:
この歌詞は、過去の無数の恋愛関係を振り返る人物の話をしています。彼は多くの女性と関係を持ちながらも、それぞれの関係に深く感情を投じることはなく、彼女たちが泣いてもそれに心を動かされなかったと述べています。この歌詞は、過去の行動に対する反省や、感情的な距離を置いていた様子を表現しています。


But then I fooled around and fell in love

I fooled around and fell in love
I fooled around and fell in love
Fooled around and fell in love

単語:
Fooled around: 軽い恋愛遊びや、気軽な関係を指す。
Fell in love: 「恋に落ちる」という表現。深い感情的な関わりを示す。

文法:
But then I fooled around and fell in love: 「But then」は過去の話の転換点を示す。「I fooled around and fell in love」は単純過去時制を使用し、過去の特定の行動や変化を述べている。

イディオム:
Fooled around and fell in love: 通常、非常にカジュアルな関係が意外にも深刻な感情的な関係に発展する様子を表す。

和訳:
でもそれから、軽い気持ちで恋に落ちた
軽い気持ち恋に落ちた
軽い気持ちで恋に落ちた
軽い気持ちで恋に落ちた


文章全体の意訳:
この部分は、これまでの関係がすべて表面的で感情的に関わることが少なかった人物が、予期せず真剣な愛情を感じるようになったことを表しています。彼がこれまでに経験してこなかった本物の愛情に気づき、その変化に驚いている様子が歌詞から伝わってきます。


It used to be when I'd see a girl that I liked
I'd get out my book and write down her name
But when the grass got a little greener on the other side
I'd just tear out that page

単語:
Book: ここでは、恋愛対象となる女性の名前を記録するノートや日記を指します。
Tear out: ページを引き裂くこと。ここでは、興味を失った女性の名前をノートから削除する行動を表します。

文法:
It used to be: 過去の習慣や状態を表す表現。過去形を使って、以前はそうだったが、現在は違うことを示唆します。
I'd get out my book and write down her name: 過去の習慣を表す条件付きの表現。ここでの「I'd」は「I would」の短縮形で、過去の反復的な行動を示しています。

イディオム:
Greener on the other side: 「隣の芝は青い」ということわざから来ています。他の選択肢や状況がより魅力的に見えることを意味します。

和訳:
前は気に入った女の子がいると、
俺のノートを取り出した、彼女の名前を書き留めるために
だが、隣の芝がもっと青く見えたとき、
そのページをちぎってしまうのだった


文章全体の意訳:
この歌詞は、過去には新しい恋愛の興味があるたびに記録をつけていたが、常に「もっと良いもの」があると感じたら、その興味を捨ててしまう習慣を持っていたことを表しています。この表現は、恋愛における飽きっぽさやコミットメントを避ける傾向を示しており、より良い選択肢を求めて常に動いている様子を描いています。


But then I fooled around and fell in love

I fooled around and fell in love, since I met you, baby
I fooled around and fell in love
I fooled around and fell in love
同上

Free on my own, that's the way I used to be

But since I met you baby, love's got a hold on me


単語:
Free: 自由な、束縛されていない状態。
Hold: ここでは、影響やコントロールの意味で使用されています。

文法:
That's the way I used to be: 「それが私のかつての様子だった」という表現で、過去の状態を表します。
But since I met you baby: 「しかし、あなたに会ってから」という時間の経過を示す表現で、この出会いが変化のターニングポイントであることを示しています。

イディオム:
Love's got a hold on me: 「恋に落ちた」または「愛に囚われた」というフレーズで、恋愛感情によって強く影響されている状態を表します。

和訳:
自由だった、それがかつての俺だった
でも君に会ってから、愛が俺を囚えて離さない


文章全体の意訳:
この歌詞は、過去には自由で独立していたが、特定の人との出会いによって深く愛に捉われてしまったという心情を表しています。恋愛がもたらす心理的な変化と、それが個人の自由や行動にどのように影響を与えるかを描いています。


(Fooled around and fell in love) whoo, it's got a hold on me now, yeah

(Fooled around and fell in love) I can't let go of you, baby
(Fooled around and fell in love) I can't stop loving you now
(Fooled around and fell in love) hey, 'cause I fooled around

単語:
Whoo: 喜びや興奮を表現する音声表現。
Hold: 支配や影響。
Let go: 手放す、離れる。

文法:
It's got a hold on me now: 「今、それが私を掴んでいる」現在完了形を使用して、現在に及ぼす過去からの影響を表現。
I can't let go of you, baby: 「君を手放せないよ、ベイビー」という否定形を使って、感情の強さを強調。

イディオム:
Got a hold on me: 「私を支配している」や「心を捉えられている」という意味で、感情や状況が人の行動や感じ方に強い影響を与えていることを示す。
Can't let go: 「離れられない」愛情や執着を示す表現。

和訳:
(軽い気持ちで恋に落ちた)whoo、今は俺をしっかり掴んでる
(軽い気持ちで恋に落ちた)君を手放せないよ、baby
(軽い気持ちで恋に落ちた)今はもう君を愛さずにはいられない
(軽い気持ちで恋に落ちた)hey、俺は遊びのつもりだったのに


文章全体の意訳:
この歌詞は、愛に深く捉われている感情を表現しています。もともとは気軽な気持ちで始まった関係が、予想外に深い愛情に発展してしまい、もはやその感情から逃れることができないという状態を歌っています。愛の力がいかに強いかを、繰り返しのフレーズを使って強調しています。


(Fooled around and fell in love)
I fooled around (fooled around)
I fooled around (fooled around)
I fooled around (fooled around)
(Fooled around and fell in love)
Fooled around, fooled around, yes, I did
(Fooled around) I fooled around
(Fooled around) oh, I fooled
(Fooled around and fell in love)
I fooled around, I fell in love
(Fooled around) hey-hey
(Fool around, fool around)
同上
 

 

Struttin' My Stuff

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【和訳文法】David Bowie-Moonage Daydream

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David Bowieの「Moonage Daydream」は、1972年のアルバム「The Rise and Fall of Ziggy Stardust and the Spiders from Mars」に収録された曲です。この曲は、宇宙的な旅をテーマにしたグラムロックのクラシックで、Bowieの創造的な天才を示しています。彼の音楽は今も多くの人々に影響を与え続けています。


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曲の解説 

 David Bowieの「Moonage Daydream」は、彼の最も象徴的な曲の一つであり、1972年のアルバム「The Rise and Fall of Ziggy Stardust and the Spiders from Mars」に収録されています。この曲は、当時の音楽シーンにおけるグラムロックの影響を色濃く反映しており、Bowieの創造性と革新性が融合した作品として知られています。

 「Moonage Daydream」は元々1971年にDavid Bowieが短命に終わったバンド、Arnold Cornsのために録音された曲でした。このバンドは、ピンクフロイドの曲「Arnold Layne」にちなんで名付けられ、ギタリストのMark Carr-Pritchard、ベーシストのPeter DeSomogyi、ドラマーのTim Broadbentから成り立っていました。しかし、この初期バージョンは商業的に成功せず、Bowieは後にこの曲を再録音し、自身のバックバンドであるSpiders from Marsと共に1972年のアルバムに収録しました。

 この再録音されたバージョンは、BowieとKen Scottによってプロデュースされ、ロンドンのTrident Studiosで1971年11月に録音されました。このバージョンは、メロディックでハーモニックなフック、ヘヴィメタルに影響を受けたパーカッションとギターを特徴としています。アルバムでは、この曲が直接Ziggy Stardustというキャラクターを紹介し、彼は自分自身をバイセクシュアルなエイリアンのロックスターとして描写し、オープニングトラック「Five Years」で説明されている迫り来る災害から地球を救うと語ります。サックスはBowie自身が演奏し、ギターソロとストリングアレンジはMick Ronsonが担当しました。

 この曲の制作背景には、Bowieのアメリカでのプロモーションツアー中に書かれたという事実があります。また、Bowieはこの曲をFreddie Burettiの音楽キャリアを開始するために書いたとされています。Burettiは1971年にロンドンのゲイバーでBowieが出会い、魅了されたコスチュームデザイナーでした。

 「Moonage Daydream」の歌詞やその背後にある意味については、多くの解釈が存在します。一部の評論家は、この曲が宇宙時代の成果や月を崇拝するカルトに関する「エロティックなファンタジー」であると考えています。また、別の見方として、David Bowieの潜在意識への旅であるとも言われています。Bowie自身は、創造的な障壁に直面した時、しばしばそれを描いたり、絵にしたりすることで突破口を見つけたと述べています。この技法は、彼が「Moonage Daydream」をその他世界的な最終形態に高めるために大量に使用しました。

 

 

文法の解説

I'm an alligator
I'm a mama-papa comin' for you
I'm the space invader
I'll be a rock 'n' rollin' bitch for you

単語:
Alligator: ワニ。ここでは比喩的な意味で使われている可能性が高い。
Mama-papa comin' for you: 「ママ・パパが君のところに来る」という意味で、保護者または権威者が来ることを表している。
Space invader: 宇宙侵略者。ポップカルチャーでよく見られる表現で、外来的な存在や異質な力を指す。
Rock 'n' rollin' bitch: ロックンロールを愛する過激な人物。

文法:
I'm an alligator: 「私はワニです」と現在形を使用して自己紹介しています。
I'll be a rock 'n' rollin' bitch for you: 未来形を使用して、相手のために特定の役割を果たすと述べています。

イディオム:
Rock 'n' rollin' bitch: 通常の言葉の使い方とは異なり、ここでは自己表現や個性を大胆に示すスタイルを指しています。

和訳:
俺はワニだ
俺は君たちの親だ
俺は宇宙侵略者だ
君のためにロックンローラーになる


文章全体の意訳:
この歌詞は、自己のアイデンティティと役割を大胆に表現しています。ワニ、ママ・パパ、宇宙侵略者、ロックンロールを愛する人物としての異なる面を見せながら、聞き手(あるいは観客)に対してインパクトを与えることを意図しています。自己表現の自由と強烈な個性を前面に出したメッセージが特徴的です。


Keep your mouth shut
You're squawking like a pink monkey bird
And I'm bustin' up my brains for the words

単語:
Keep your mouth shut: 口を閉じておくこと。直訳すると「口を閉じておく」という意味ですが、話さないようにという命令的なニュアンスがあります。
Squawking: 鳴き声を上げること、特に鳥のような不快な大声。
Pink monkey bird: 文字通りにはピンク色の猿鳥と訳されますが、ここでは現実には存在しない想像上の生き物を指していて、奇妙で奇抜なイメージを想起させます。
Bustin' up my brains: 頭を悩ませる、苦労して考えること。直訳すると「私の脳を壊す」という激しい表現。

文法:
Keep your mouth shut: 命令形です。相手に直接行動を促しています。
You're squawking like a pink monkey bird: 現在進行形を使用し、相手の行動を現在進行中のものとして表現しています。
And I'm bustin' up my brains for the words: こちらも現在進行形で、自分の行動を説明しています。

イディオム:
Bustin' up my brains: 「頭を悩ます」という意味で、何かを熱心にまたは苦労して考える様子を表します。

和訳:
口を閉じて
ピンクの猿鳥のように騒ぐな
そして俺はどう言おうか考えている


文章全体の意訳:
この歌詞は、話すことをやめるよう相手に強く求め、その理由として相手の騒がしい行動が自分に混乱をもたらしていることを訴えています。相手の奇抜で騒々しい態度に対して、自分は何とか適切な言葉を見つけようと苦労していると表現しています。非日常的な比喩を使うことで、強い感情や状況の深刻さを際立たせています。


Keep your 'lectric eye on me, babe
Put your ray gun to my head
Press your space face close to mine, love
Freak out in a moonage daydream, oh yeah!

単語:
'lectric eye: スラングで電子的な監視装置やカメラを意味することがあります。
Ray gun: 科学フィクションで見られる架空の兵器。
Space face: 宇宙的、非現実的な美的特徴を持つ顔を意味する造語。
Freak out: 非常に興奮する、または制御不能な状態になること。

文法:
Keep your 'lectric eye on me, babe: 命令形を使っており、直接的な要求を表現しています。
Put your ray gun to my head: 同じく命令形で、相手に直接的なアクションを求めています。
Press your space face close to mine, love: 愛情表現を含む命令形。
Freak out in a moonage daydream, oh yeah!: この文は感嘆形を用いて強い感情を表現しています。

イディオム:
Freak out in a moonage daydream: 非現実的な、または夢のような状況で極度に興奮すること。

和訳:
俺を監視カメラしてろ、babe
光線銃を頭に向けて
お前の宇宙を俺に押し当てろ、love
moonage daydreamで大騒ぎしよう、oh yeah!


文章全体の意訳:
この歌詞は、非常に幻想的でサイバーパンク的なイメージを持ち、恋人たちが現実離れした状況で互いに独自の方法で関わる様子を描いています。技術的な要素('lectric eye、ray gun)とロマンチックな接近(space face close to mine)が融合し、彼らの関係がどれだけ非日常的かを強調しています。また、この歌詞は恋人たちが共に現実を逸脱した冒険を楽しむ様子を表しており、それが彼らの愛をより特別なものにしています。


Don't fake it baby
Lay the real thing on me
The church of man, love
Is such a holy place to be

単語:
Fake it: 偽る、本物でない振る舞いをすること。
Lay the real thing on me: 「本物を私に示して」という意味。スラング的表現で、真実や真剣な感情を求めること。
Church of man: 通常の教会とは異なり、ここでは「人間関係や愛情の深い結びつき」を聖地として捉える比喩的表現。
Holy place: 聖地、神聖な場所。

文法:
Don't fake it baby: 命令形を用いて、直接的に相手に要求しています。
Lay the real thing on me: こちらも命令形で、具体的な行動を要求しています。
The church of man, love: 独立した句を形成し、愛情を象徴的に表現しています。

イディオム:
Lay the real thing on me: 本物の感情や行動を示すよう要求する、情熱的な表現。
Church of man: 人間の感情や関係の深さを宗教的、または聖なるものとして讃える表現。

和訳:
ごまかすなよ、baby
本当の姿を見せろ
人間の聖地は、love
とても神聖な場所だ


文章全体の意訳:
この部分では、歌詞の話者は相手に対して誠実さを求めています。「ごまかさないで」というフレーズによって、偽りのない真実の関係を望んでいることが明確に表現されています。また、「人間の愛の教会」という比喩を通じて、人と人との愛情の結びつきがいかに尊いものかを讃えており、それが彼らにとってどれだけ重要なのかを感じさせます。


Make me baby
Make me know you really care
Make me jump into the air

単語:
Make: 動詞で「作る」「強制する」などの意味があります。
Care: 「気にかける」「世話をする」など、関心や愛情を示す行動。
Jump: 「跳ぶ」。ここでは、喜びや興奮の表現として使われている可能性があります。

文法:
Make me: 命令形の構造で「私を〜させて」と訳されます。相手に対して何かを行わせる強い動機づけを示しています。
Know you really care: 「あなたが本当に気にかけていることを知る」。この文は、情動を伴う状態を示しています。
Make me jump into the air: 文字通り「空中に跳ぶようにさせる」で、比喩的には非常に幸せや興奮を感じさせる行動を指します。

イディオム:
Make me jump into the air: 直訳すると「空中に跳ばせる」ですが、この文脈では「非常に興奮させる」または「大いに喜ばせる」という意味で使われていることが多いです。

和訳:
俺を喜ばせろ、baby
本当にお前が気にかけていることを教えろ
空を飛ぶほどに興奮させろ


文章全体の意訳:
この歌詞は、愛情を強く感じさせるよう相手に求めていることを表現しています。「私を喜ばせて」と繰り返し言うことで、その願望の強さが強調されています。また、「空中に跳ぶ」という表現は、その愛情が与える幸福感や興奮を強調しており、歌詞を通じて非常にポジティブなエネルギーが感じられます。


Keep your 'lectric eye on me, babe
Put your ray gun to my head
Press your space face close to mine, love
Freak out in a moonage daydream, oh yeah!

Keep your 'lectric eye on me, babe
Put your ray gun to my head
Press your space face close to mine, love
Freak out in a moonage daydream, oooh!

Keep your 'lectric eye on me, babe
Put your ray gun to my head
Press your space face close to mine, love
Freak out in a moonage daydream, oh yeah!
Freak out
Far out
In out
同上