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【和訳文法】Elvis Presley-The Wonder of You

エルビス・プレスリーの曲「The Wonder of You」は、彼の代表曲の一つです。この曲は、愛する人に対する感謝と敬愛の気持ちを素直に歌っています。エルビスの優しく力強い歌声が、聴く人の心に響きます。


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曲の解説 

 エルビス・プレスリーと言えば、ロックンロールの王様として世界的に有名な歌手です。彼の代表曲の一つに「The Wonder of You」という曲があります。この曲は、1970年にライブで歌われたものがシングルとして発売され、イギリスでは1位、アメリカでは9位になる大ヒットとなりました 。この曲は、もともとは1959年にレイ・ピーターソンが歌った曲で、作詞作曲はベイカー・ナイトという人物です。エルビスはこの曲をラジオで聞いて気に入り、自分のレパートリーに加えました。

 エルビスが「The Wonder of You」を初めて歌ったのは、1970年2月18日にラスベガスのインターナショナル・ホテルで行われたコンサートでした。この時の演奏は録音されており、後にシングルとして発売されることになります。この時のエルビスは、1968年のカムバック・スペシャル以来、再び人気を取り戻していました。彼はラスベガスでの長期公演を行い、多くのファンやセレブリティを魅了しました。この時期のエルビスは、声も体も絶好調で、多彩な曲を熱唱しました。

 「The Wonder of You」は、エルビスが自分の恋人やファンに感謝する気持ちを表現した曲と言えます。彼はこの曲を歌う時、観客と目を合わせたり、手を差し出したりしていました。彼は自分が愛されていることに感謝し、同時に自分も愛することを誓っていました。この曲は、エルビスの優しくて温かい人柄を反映しています。

 この曲は、エルビスのライブで何度も歌われましたが、特に有名なのは1970年6月4日にニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデンで行われたコンサートでの演奏です。この時のライブは、エルビスが初めてニューヨークで公演したもので、4日間で8万人以上の観客を動員しました。この時の「The Wonder of You」は、エルビスが観客に向かって「I love you」と言ったり、「You're beautiful」と褒めたりする場面があります。この時の演奏は、「Elvis: As Recorded at Madison Square Garden」というアルバムに収録されています。

 この曲は、エルビスだけでなく、他のアーティストにもカバーされています。例えば、ロイ・オービソンジョニー・キャッシュなどが歌っています。また、2016年には、「The Wonder of You: Elvis Presley with the Royal Philharmonic Orchestra」というアルバムが発売されました。このアルバムは、エルビスのボーカルにロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団の演奏を加えたもので、新たな魅力を生み出しています。

 

 

文法の解説

Oh oh oh

When no one else can understand me
When everything I do is wrong
You give me hope and consolation
You give me strength to carry on
And you're always there
To lend a hand in everything I do

単語:
understand: 理解する。
consolation: 慰め。
strength: 強さ、力。
carry on: 続ける。
lend a hand: 手を貸す。

文法:
When no one else can understand me: 「誰も私を理解できないとき」。whenは副詞節を導き、特定の条件や状況を示します。
You give me hope and consolation: 「あなたは私に希望と慰めを与えます」。この文は直接目的語(hopeとconsolation)を伴う動詞giveを使用しています。
You give me strength to carry on: 「あなたは私に続ける力を与えます」。to carry onは目的を示す不定詞句です。
And you're always there to lend a hand in everything I do: 「そしてあなたはいつも、私がすること全てに手を貸すためにそこにいます」。to lend a handは目的を示す不定詞句であり、in everything I doは動詞lendを修飾する前置詞句です。

和訳:
誰も私を分かってくれない時、
私がする全てのことが間違っている時、
あなたは私に希望と慰めを与え、
やり遂げる力をくれる
そしてあなたはいつもそこにいて、
私がする全てのことを支えてくれる


文章全体の意訳:
この歌詞は、周囲からの理解を得られない時や困難に直面している時に、ある人物が話者に希望、慰め、そして進み続ける力を与えてくれることを表現しています。この人物は常に支えであり、話者が取り組む全てのことにおいて支援を惜しまない存在です。この歌は、人間関係の中での支え合いと愛の力を讃えています。


That's the wonder
The wonder of you
(Wonder of you)

単語:
wonder: 不思議、驚異。

文法:
That's the wonder: 「それが不思議です」。thisは代名詞で、特定の事象や状況を指します。the wonderは「不思議」や「驚異」という意味の名詞句です。
The wonder of you: 「あなたの不思議さ」。of youは所有を示す前置詞句で、wonderを修飾しています。

和訳:
なんて素晴らしいんだ
あなたの素晴らしさだ


文章全体の意訳:
この部分は、特定の人物の素晴らしさやその人が持つ特別な魅力に対する感謝と賞賛を表現しています。歌詞全体を通じて、話者はその人物がもたらすポジティブな影響と、彼らの存在自体がどれほど素晴らしいかについて語っています。


And when you smile, the world is brighter
You touch my hand, and I'm a king
Your kiss to me is worth a fortune
Your love for me is everything
I guess I'll never know
The reason why
You love me as you do

単語:
smile: 微笑み。
brighter: より明るい。
touch: 触れる。
king: 王。
kiss: キス。
fortune: 財産、運。
love: 愛。
guess: 推測する。
reason: 理由。
as you do: あなたがするように。

文法:
And when you smile, the world is brighter: 「そしてあなたが笑うと、世界はより明るくなります」。この文では、"when" を使って時間の副詞節を作り、ある行動が他の事象に影響を与える様子を示しています。
You touch my hand, and I'm a king: 「あなたが私の手に触れると、私は王になります」。この文は、シンプルな因果関係を示すために接続詞 "and" を使用しています。
Your kiss to me is worth a fortune: 「あなたのキスは私にとって財産に値します」。"worth" を使って価値を表現しています。
I guess I'll never know: この表現は、未来についての推測を示すために "will" を使っています。

和訳:
あなたが微笑むと、世界はいつもより輝きを増す
あなたが私の手に触れると、私は全てを手に入れたように感じる
あなたのキスは高価な宝だ
あなたの愛は私にとって全てだ
私は決して理由を知ることはないでしょう。
あなたがなぜこのように私を愛してくれるのか。


文章全体の意訳:
この部分は、相手の愛の力とその愛が話者に与える影響の大きさを強調しています。相手の一つ一つの行動や表情が、話者にとってどれほど大切で価値あるものかを描写しています。また、この愛に対する理由を知りたいという願いと同時に、その理由を決して完全には理解できないかもしれないという謙虚さも示しています。この歌詞は、深い愛情と感謝の気持ちを表現しています。


That's the wonder
The wonder of you

Oh oh oh oh
Oh oh oh oh
Oh oh oh oh

I guess I'll never know the reason why
You love me as you do
That's the wonder
The wonder of you
同上